R2:IR担当者の知識、スキルに関するセッション
IR担当者の知識、スキルについては、平成30年7月の会員調査により、ルーブリックを策定しています。この調査は3年ごとに実施しており、次回は今年の7月に実施予定です。
このセッションでは、IR担当者に必要な知識とスキルが必要なのか、それをどのように涵養すればよいか、ということについて解説を行います。
実際に参加者のみなさんに知識、スキルの状況をお伺いし、2年半前の調査結果をもとにご自身のIRの知識やスキルがどのような位置にあるのかを把握していただきました。(場合に依っては知識・スキルの向上のために行ったこと、上がった要因などもお伺いする予定です。)
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日時:令和3年2月26日(金)15:00-17:00
出席者:58名(うちスタッフ11名)
セッションのタイプ:講演、質疑応答、webアンケート参加(事前and/or当日)
当日の進行
15:00 趣旨説明
<参考資料> H30.7月の版ルーブリック調査結果
[ 改訂版・IR人材の要素別段階別能力表(H30.7.18版)(PDF:297KB)]
[ 我が国のIR担当者の現状について(報告)(PDF:1.29MB)]
15:10~15:35 「大学評価・IR担当者がもつ素養の醸成に影響を及ぼす要因の推定」(PDF:1.2MB)
藤井都百(九州大学 インスティテューショナル・リサーチ室)
概要:わが国のIR担当者の特徴ともいえる「専従」「兼務」の違い、すなわちエフォート率の違いが、学生調査、データ整理、集計、作図など「実働部隊」で必要な素養における能力段階の差異に影響を及ぼすと推測されることを、平成30年度の大学評価コンソーシアム会員に対する調査結果から報告する。
15:35~15:55「大学評価・IR担当者がもつ素養の醸成に影響を及ぼす要因の推定:設置形態・規模の観点からの追加分析」(PDF:549KB) 資料編(PDF:435KB)
橋本智也(大阪市立大学 高等教育研究院 大学教育研究センター[IR室兼務])
概要:藤井報告の結果を踏まえて、設置形態・規模の観点から追加で分析を行った。設置形態・規模によって異なっていた点、各設置形態・規模に共通していた点について報告する。
15:55~16:00 (休憩)
16:00~16:55 ワーク&レビュー「自分のスキルを知る・学ぶ」
概要:「論点整理」「データ所在把握」「可視化」などIR固有系スキルを中心に、その場で知識やスキルの段階およびどのようにしてその能力を向上させたのか(向上できない理由)を回答いただきます。それらをリアルタイムで共有し、話題提供者およびコメンテーターによる解説を行います。 進行:嶌田敏行(茨城大学 全学教育機構/IT基盤センター)
解説者:話題提供者、小湊卓夫(九州大学 基幹教育院)、浅野茂(山形大学 学術研究院)
15:55~16:00 まとめ・アンケート記入
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スタッフ
浅野茂(山形大)、大野賢一(鳥取大)、岡部康成(帯広畜産大)、小湊卓夫(九州大)、嶌田敏行(茨城大)、末次剛健志(有明高専)、関隆宏(新潟大)、土橋慶章(神戸大)、橋本智也(大阪市立大)、藤井都百(九州大)、藤原将人(APU)ほか
[アンケート結果]
<注意事項>
すべてのセッションにおいて、録画、録音はご遠慮ください。(なお、主催者が記録用に録画・録音を行う場合がありますので、あらかじめご承知おきください。)
原則的に、連絡事項は、会員向けメーリングリストを用いて行います。
<昨年度の実施状況>
昨年度は、九州大学基幹教育院 次世代型大学教育開発センターの主催で開始しました。様子、成果(報告書)については、こちらのサイトにお進みください。
https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/~cfde/activities_prev/report20200124/index.html
また、それ以前の開催状況については、左側の「活動記録」をご覧ください。
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