計画立案意見交換(H27.12.2)
第三期中期目標・計画に関する実務担当者のための情報交換会
平成27年12月2日(水)13:00-16:23(17:00)
神戸大学 六甲台キャンパス 神戸大学百年記念館 会議室A・B・C
(神戸市灘区六甲台町1-1)
参加者:23名(スタッフ7名を含む)
※情報交換を目的とした会なので、報告書は原則的に作成しません。
13:20-14:35 情報交換・ラウンド1
各参加者は、5班に分かれて、中期目標・計画策定上の現状と課題について話し合いました。
□
策定プロセスを活かした計画の具体化をどうするか:中心となる方がいて中期目標・計画の策定を 行ったなら、その方を中心に具体化した方がおそらくスムーズで、例えば、ボトムアップ型で 進めたなら、具体化もそのプロセスを踏襲した方がよい?
どのように評価するか?:指標を設定しておいてモニタリングするだけでなく、 担当を割り当てておくことが重要。指標で説明できる計画になっているのかのチェックも必要。
14:50-16:15 情報交換・ラウンド2
事前にどの大学と同じ班になるのかを示し、予習をした上で、情報交換に臨んでもらいました。□
リソース配分をどうするか:予算の裏打ちがない中でリソース配分は計画できない。 精緻に具体的な年次進行計画などを立てようとすれば、ある程度の資金計画は必要。 それがないので、どうしても計画が曖昧になる。ただ、大学が非営利なので、 あまりガチガチにリソースと計画が一致した事業計画は立てていないのでは無いか。
相手のある計画はどうするか:必ずしも学内だけで解決するわけではない。 学外の方が絡む計画は、達成のためのプロセスが複雑になりがち。大学の努力が ストレートに計画の達成につながらないので。
16:18-16:21 まとめ
○結局どうすればよいのか:評価やIRの担当者の本務は現状把握。数量的にどうなっているのか、 定性的にどうなっているのか。それらを詳らかにしていくことで「みんなをその気にさせる」 ような情報をしかるべき方に提供できるのかどうかではないか。→ 現状を数字で示す。経年で 示す。他大学との比較。など
○ 報告書の作成予定はありません。
◆この勉強会の開催には、以下の科学研究費補助金を用いました。
平成24年度科学研究費補助金(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))) 「IRマインドを涵養する評価人材の育成プログラムの構築に関する研究」(課題番号:24530988、研究代表者:嶌田敏行)
平成25年度科学研究費補助金(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))) 「教学マネジメントにおける大学の有効性の研究」(課題番号:25381083、研究代表者:小湊卓夫)
平成25年度科学研究費補助金(学術研究助成基金助成金(挑戦的萌芽研究)) 「日本の大学経営におけるデータに裏付けされた意思決定支援の適応可能性に関する研究」 (課題番号:25590223、研究代表者:浅野茂)
○ 当日のスタッフ
浅野茂*(山形大)、大野賢一*(鳥取大)、小湊卓夫*(九州大)、嶌田敏行*(茨城大)、末次剛健志*(佐賀大)、 関隆宏*(新潟大)、土橋慶章*(神戸大)
勉強会の開催にあたり神戸大学様には、会場の提供などお世話になりました。
また、この連絡会の参加されたすべての方に感謝申し上げます。
[*は大学評価コンソーシアム幹事]
[ ホーム にもどる ]