米国IR-BSU/NTC(H25.11.12)

勉強会「米国におけるIR実践を通して考える日本型IR」


日時:平成25年11月12日(木)13:30~16:50

会場:立命館大学朱雀キャンパス1F 多目的室

参加者:27名 [参加者について(PDF:301KB)]

IR勉強会実施報告書(PDF:4.56MB)] 

13:30-13:35 趣旨説明

日本では、どうしても大きな大学や、アメリカで有名な取組をしているところの紹介はなされますが、 一般的に、ベースとしての活動はどういうものかというのは、なかなか見えにくい部分もあります。 ですので、IRに対する理解を深める一方で、基本的・定常的な取組の中から、 自分たちの大学の意思決定支援活動への手がかりになるような、そういう勉強会を目指しました。


実施概要(PDF:156KB)]  [趣旨説明・小湊(PDF:97.1KB)] 

13:30-15:47 ミネソタ州立大学機構ベミジ州立大学におけるIR業務とその背景について

 ミネソタ州立大学機構・ベミジ州立大学:IR・IEオフィスのIR担当者である藤原宏司氏をお招きし、 「IRって何?-こんなことやっていたり、思ったりしています-」というタイトルで これまであまり日本で紹介されてこなかった米国のIRの日常業務について、実際のデータを用いて、 内容とその背景を解説していただきました。

1.はじめに

2.ミネソタ州ベミジ市(Bemidji, MN)

3.ベミジ州立大学(BSU)、ノースウエスト技術短期大学(NTC)、ミネソタ州立大学機構(MnSCU)

4.ISRSデータベース

5.BSU/NTCでのIR活動

 □5.1 通年的な活動

□ 5.2 秋学期(8月-12月)

□ 5.3 春学期(1月-5月)

□ 5.4 夏学期(6月-7月)

6.IR活動を円滑に行うために

7.IR(Institutional Research)って何でしょう?

・今回は米国で一般的な、リアルタイム質疑応答・補足スタイルで実施します。また、ハンドアウトの事前配布は行いませんでした。(レジュメの配布のみ行いました。)

・小湊(九州大)が司会となり、先日ベミジ州立大学に訪問調査に伺った浅野(NIAD-UE)、大野(鳥取大)、嶌田(茨城大)が随時、補足説明を行いました。

・参加者の方からのご質問や、掘り下げたほうがよさそうな話題が出てきた場合、小規模なディスカッションを行いました。

藤原講演(PDF:2.02MB)]  [資料(PDF:1.89MB)]

レジュメ(PDF:127KB)]  [スライド(PDF:1.96MB)]

15:55-16:48 質疑応答

・質問・感想紙にご質問やコメントをご記入いただき、ほぼすべてのご質問にお答えした。

・藤原氏の27問の質問・コメントへの応答の中で、それぞれの大学が抱える課題に対してそれぞれヒントをお持ち帰りいただきつつ、参加者間でも共有を図った。

質疑応答結果(PDF:352KB)]


16:48-16:55 情報交換タイム

・感想を周りの方とお話しいただいたり、みんなの前で質問しづらかったことなどを講演者に ご質問いただく時間として、本来はもう少し確保してあったが、質疑応答に振り替えました。  

まとめ(日本型IRの構築に向けて)

今回の勉強会での学習した内容について、主催者を代表して小湊(九州大学)によるまとめを行いました。

※本来は勉強会のテーマなので当日まとめるべき話でしたが、時間の関係で後日こちらに掲載させていただきました。

日本型IRの構築に向けて(PDF:91.7KB)] 

○ アンケート結果

参加されたみなさまにお願いしましたアンケート結果はこちらからご覧ください。

アンケート結果(PDF:206KB)]

○PDF版報告書のダウンロード

今回の勉強会の成果はこちらからPDF版としてダウンロードいただけます。

IR勉強会実施報告書(PDF:1.00MB)]

◆ この勉強会の開催には、平成24年度科学研究費補助金(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))) 「IRマインドを涵養する評価人材の育成プログラムの構築に関する研究」(課題番号:24530988、研究代表者:嶌田敏行)を用いました。

○ 当日のスタッフ

淺野 昭人*(立命館大学 学生部)、浅野 茂*(大学評価・学位授与機構 研究開発部)、大野 賢一*(鳥取大学 大学評価室)、小湊 卓夫*(九州大学 基幹教育院)、 嶌田 敏行*(茨城大学 評価室)、関 隆宏*(新潟大学 企画戦略本部評価センター)、難波 輝吉*(名城大学 薬学部・薬学研究科事務室)、 藤原 宏司(ミネソタ州立大学機構・ベミジ州立大学 IR・IEオフィス リサーチアナリスト)、藤原 将人(立命館大学 教学部学事課)


この分科会の実施、成果のとりまとめ、報告書作成にあたり、参加された18名すべての方に感謝申し上げます。

また、会場を提供いただいた立命館大学にも記して謝意を示します。


[*は大学評価コンソーシアム幹事]

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