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【満席】 IR実務担当者連絡会(立命館・大阪いばらき)[第2報] 

 【満席】 IR実務担当者連絡会(立命館・大阪いばらき)[第2報](H28.8.8)戻る



詳細な案内はこちら(PDF:188KB)をご覧ください。



                   平成28年7月4日

                   平成28年7月6日一部修正



   平成28年度第1回 IR実務担当者連絡会の開催について(第2報)


                       大学評価コンソーシアム


1.開催の主旨

IR実務担当者連絡会は、IRや評価など高等教育機関における現状把握・現状分析に携わる実務担当者が集い、事例紹介と議論を通じて評価およびIRにおける実践知の整理と体系化に向けた「経験値」の積み上げを図ることをねらいとして企画しています。評価やIR業務では、学内の核心に迫る内容であるなどの理由で取り扱いに注意しなくてはならない情報が多く、「ありのまま」の事例を報告することが難しい状況にあります。そのため、本連絡会では参加人数を限定した上で、資料を配付せずプロジェクターで示すのみの報告や、架空のデータを用いた報告も受け付けています。

本連絡会は年4回の開催を計画しており、今年度の初回となる今回は、立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)で開催いたします。まず報告希望者を募り、その後、参加者を募集します。会では、3ないし4件の事例報告と、それに対する質疑応答、総合討論を行います。質疑応答は質問・感想票を用いて行うのが本連絡会の特長で、参加者からのすべての質問に回答できるよう、質疑応答の時間を比較的長く設定しています。これまで毎回たくさんの質問が寄せられており、質疑応答で制限時間いっぱいになってしまうこともしばしばありましたが、今後は総合討論の時間も充実させていければと考えております。

なお、本連絡会で報告された事例は、この会に参加した者だけで共有するには「勿体ない」レベルのものが多くあります。そこで、各報告者には、本連絡会での議論の結果を踏まえ、学内の事情が許す範囲で情報誌「大学評価とIR」へ事例報告を投稿していただき、参加いただけなかった方を含め、我が国の評価やIRの担当者や関係者と情報を共有していけるようお願いいたします。


2.日時・会場

平成28年8月8日(月)13:00-17:00

立命館大学 大阪いばらきキャンパス

A棟3階 AS356セミナールーム

http://www.ritsumei.ac.jp/rs/r2020/campus/oic/common/file/about/floor_guide.pdf

(大阪府茨木市岩倉町 2-150)


3.対象者

IR(現状把握・現状分析)に興味があり大学評価や学務、経営企画等に関連する調査などに従事したことがある教職員やIRに関する実践事例などに興味がある方。

・現在受付中です。

・申し込みは左側の「会員専用」頁からお願いします。


4.定員

スタッフ込み30名程度


5.参加費

徴収しません。


6.注意

・「ここだけの話」的な雰囲気の確保のため、録音、撮影はご遠慮ください。

・運営スタッフが録音、撮影を行いますが、録音は報告者への提供用です。撮影した画像は報告用webページの素材として小さくトリミングして使います。

・原則として要点を記したレジュメもしくはスライド資料を配布します。


7.タイムテーブル

13:00-13:05 趣旨説明

13:05-16:55 講演&ディスカッション(○:報告者)

13:05-13:20「学生調査の際に学生番号を取得することに関する小考察」

○嶌田 敏行(茨城大学 大学戦略・IR室)

概要:茨城大学では、平成28年度の全学教育機構総合教育企画部門の設置に前後して、学生調査体系の再整備を行っている。各種学生調査において学生番号(学籍番号)を取得する際の課題と解決方法に関する話題と論点を提供し、参加者と議論したい。


13:20-13:40「確実な計画達成と自己点検・評価を支援するためのIR」

○末次 剛健志(佐賀大学 総務部企画評価課)

概要:国立大学法人では、平成28年度からの第3期中期目標・中期計画に、第2期以上に数値目標や具体的な内容が盛り込まれた中、計画達成や自己点検・評価に向け、明確な指標設定や定期的データ収集がいっそう重要になると考えられる。この観点から、IRが担うべき役割について佐賀大学の例を紹介しつつ考えたい。


13:40-14:00「早稲田大学大学総合研究センターのIR活動への取り組み」

○姉川 恭子(早稲田大学 大学総合研究センター)

○山田 晃久(早稲田大学 大学総合研究センター)

概要:1. Waseda Vision150と大学総合研究センター設立、2. 大学総合研究センターの取組、3. 各種データの収集・分析の仕組み、4. 取組事例、5. 今後の課題と展望



14:00-14:20「女子大学ベンチマークの構築プロセス:図書館の学習支援を比較対象とした試行」

○橋本 智也(京都光華女子大学 EM・IR部)

 白石 哲也(清泉女子大学 情報環境センター)

 十河 功一(九州女子大学・九州女子短期大学 教務・入試課)

下山 貴宏(大阪樟蔭女子大学 教育開発部)

概要:ベンチマーキングにより、学内データだけでは見えなかった情報を得ることができ、より充実した教育改善などが可能になる。しかし、調整の負担が大きく、実施をためらう大学は多い。そこで、報告者らが現在試行している「女子大学ベンチマーク」(同規模の数校が対象)構築の手順を報告することで、有用かつ実現可能な「ベンチマークのプロセス」について議論したい。


14:20-14:40 休憩および質問・感想票記入

・総合討論を行います。その際に、質問・感想票でのご質問をお受けします。

14:40-16:50 質疑応答・総合討論

・前半は、質問・コメント票を用いて質問への回答と簡単な議論を行います。

・後半は、前半のトピックのうち、掘り下げるべき話題について議論を深めます。

※途中で10分程度の休憩を入れる場合があります。

※前回連絡会(2016年2月開催)の質疑応答・総合討論の概要を「主要な質問と回答に関するメモ」として公開していますので、ご参考ください。

URL:http://iir.ibaraki.ac.jp/jcache/documents/2016/ir0223/h28-0223_q_a_discussion.pdf

16:50-17:00 アンケート記入


8.スタッフ

浅野茂(山形大)、大野賢一(鳥取大)、小湊卓夫(九州大)、佐藤仁(福岡大)、嶌田敏行(茨城大)、末次剛健志(佐賀大)、関隆宏(新潟大)、土橋慶章(神戸大)、藤井都百(名古屋大)、藤原将人(立命館大)、山本幸一(明治大)ほか


9.申し込み方法

参加希望は大学評価コンソーシアムのwebサイト(7/6~)からお申し込みください。

http://iir.ibaraki.ac.jp/jcache/index.php


10.問い合わせ先

茨城大学 大学戦略・IR室(7月まで)嶌田 敏行

→ 全学教育機構 総合教育企画部門(8月以降)

立命館大学 教学部 学事課 藤原 将人


11.謝辞等

○ この連絡会の開催にあたり立命館大学様には、会場のご提供などお世話になります。

○ また、IR実務担当者連絡会の開催には、以下の資金も利用しています。

・平成27年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(B)

「大学の評価・IR機能の高度化のための実践知の収集・分析とその活用に

関する研究」 (課題番号:15H03469、研究代表者:嶌田敏行)


茨城大学 嶌田敏行