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IR実務担当者連絡会(パイロット事業)の開催[於:神戸大学] 

 IR実務担当者連絡会(パイロット事業)の開催[於:神戸大学](H26.10.7)戻る




下記の日時・開場で、IR実務担当者連絡会としまして、IR実務に携わる方同士での事例紹介、情報交換を行う勉強会を設定させていただきます。


[日時・会場]

平成26年10月7日(火)13:30~16:45

神戸大学 六甲台キャンパス 百年記念館 講義室A

(神戸市灘区六甲台1-1)

http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html の57



[勉強会の内容とタイムテーブル]

13:00 受付開始

13:30-13:35 趣旨説明

13:35-14:35 発表と議論(第一部:3名)

14:40-15:40 発表と議論(第二部:3名)

15:50-16:40 討論「分析方法等の共有のために」

16:40-16:45 アンケート記入


[内容の概要]

 いくつの大学で事例を持ち寄り、その手法や技術を共有するわけですが(6大学を予定)、今回は、パイロット版ということで、1)今後このような勉強会をどのように展開すればよいのか(とくに学内情報の持ち出し等)、2)事例の積み上げと共有のために大学評価コンソーシアムで電子ジャーナル※(2ページから4ページ程度の手法や技術レポート集)の発行を目指しているので、

それらの運営などに関する議論や相談が比較的大きなウエイトを占めます。

 今後の我が国の評価やIR業務による意思決定支援の高度化・迅速化を踏まえ、実務者のお立場でいろいろ考えて行きたい方のご参加をお待ちしております。(事例報告は必須ではありません。)


※IRだけでなく評価手法、評価技術もカバーする。


[発表タイトルと概要]


「GPA運用見直しにおけるデータ活用と政策形成支援」(小湊卓夫・九州大)

GPA運用についての課題を解消すべく、新たな運用の仕組みを構築するためWGで議論を行った。その際、学部におけるGPAの運用ならびに成績分布を調査した。さらに留学におけるGPA運用が今後も求められることから、米国との比較も行い、新たな運用の提案を行った。データがどのように使われ、学内政策形成につながったかを中心に報告を行う。

「佐賀大学版IRの取組と機能」(末次剛健志・佐賀大)

佐賀大学では平成24年7月にIR室を設置し,IRを大学改革のツールと位置づけて情報提供機能と影響機能を重視した取組を展開している。

今回はその中から,データを提示していくことで改善につなげる取組事例を報告する。

「執行部と学内関係者のデータに対する感度を向上するためのデータ集作成」(NIAD-UE・浅野、神戸大・土橋)

IRの重要な役割のひとつに「データ・オーソリティ」がある。

たしかに、この役割を確立すれば、効果的なデータ収集・分析作業が推進しやすくなるが、その結果が実際に活用されるとは限らない。

この問題意識の下、神戸大学において作成したデータ集を事例に、どのようにして執行部や学内関係者のデータに対する感度の向上を図っているのかについて報告する。td>

「ファクトブック作成に向けた大学概要の活用」(嶌田敏行・茨城大学)

米国の大学ではIRオフィスがファクトブックを作成しているが、我が国ではまだ事例は少ない。現状把握に可視化は有効な手段だが、なにをどのように始めればよいのか、とっつきにくいところもある。しかし、学内に存在する既存の公開されているデータを可視化することで十分「それっぽい」データの可視化が可能となることを示唆したい。




[申し込みについて]

・定員: 20名程度

・参加費は徴収しません。

・左側の会員専用ページからお申し込みください。

・申し込みは、平成26年9月22日(月)13時から開始します。


[問い合わせ先]

茨城大学評価室 嶌田 敏行