H28.11.29 収集編
※ファイルサイズが***のものは、編集中もしくは作成中です。
主催:茨城大学(AP事業)・九州大学(基幹教育院次世代型大学教育開発センター)・大学評価コンソーシアム
平成28年度第1回IR初級人材研修会(パイロット事業)[初級編]
平成28年11月29日(火)9:30-16:20(16:55)
キャンパス・イノベーションセンター東京(田町駅前)多目的室1
(東京都港区芝浦3-3-6)
参加者:25名(スタッフを含む) [参加者について(PDF:167KB)]
○ 初級編について
目的:本研修では、IR初級者(活動経験が1年程度)が直面する課題に関し、重要と思われる知識や観点を整理する中で、課題解決に向けたきっかけを得ることを目的としました。
対象者:大学等でIR部署等に所属して業務を行っており、IRに関するデータ収集業務において、評価・IR人材ルーブリックの「初級」に至りつつある方(概ね半年から1年程度の業務経験がある方)
※今回はパイロット版のため、これらのレベルは超えているが知識・技能を再整理したい方や、フィードバックにご協力いただける中級、上級者の方も受講いただけることとしました。
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[開催案内〔入門編と共通〕(PDF:244KB)]
○ ルーブリックにおける目標
知識・能力等 初級水準
活動の設計 IR 収集/分析の目的や活動の設計の内容を理解できる。必要なデータとその分析手順について理解できる。
収集 所在把握と入手 誰に依頼すれば、もしくはDBのどこにアクセスすれば必要なデータが得られるのか概ね把握しており、それらを入手できる。
整理 入手したデータをオフィス内で再利用可能な形で整理して保管することができる。
○ 時間割と進行について
進め方:最初にIRの設計と収集に関する講義を行い、その後、質疑応答をします。午後の演習ではIRの設計及びデータ収集に関係するテーマを設定し、そのテーマに対してワールド・カフェを用いたワークショップを行います。
時限 科目 担当 内容
1(9:30-10:20) 講義:概論1 小湊 IRが必要とされる背景とIR室の設計を踏まえたIRの概略についてあつかう。
2(10:35-11:25) 講義2:収集 大野 IR活動を行う上で必要な一般的なデータ収集についての具体的な課題と対応策について述べる。
3(11:45-12:20) 質疑応答 小湊・大野
4(13:30-16:20) 演習:収集 小湊・大野・藤井・藤原 ワールド・カフェなどを用いて収集の課題について解決のヒントを探り、参加者で共有する。
○ このセミナーのコンセプトと基本構造
[コンセプト]
・このセミナーは、高等教育機関にもとめられる継続的改善に向け、そのキーワードの1つになりつつある「質保証」の考え方や実践を学ぶ場、考える場として計画しています。
・どのように大学評価やIRなどの質改善に係る取組を高度化し、何を加えていけば質保証システムが設計、運用できるのか、ということを積み上げ、発信し、共有することも目的の1つです。
・日本だけでなく、米国の「Institutional Effectiveness」、ヨーロッパの「Quality Assurance/Enhancement」)からも、いろいろと学んでいくことができれば、と考えています。
[フォーマット]
・各セッションでは、事例報告が2件(各25分程度・質疑応答5分)、みなさんからお寄せいただいた質問、課題、コメントから作成したQ&Aの報告と解説(45分程度)およびグループワーク(60分程度)があります。
・各コーナーの時間配分やグループワークのテーマはみなさんからお寄せいただいたご質問等の分析結果により調整します。
・グループワークは、ワークを通した講義編の内容整理、情報交換やお持ちの課題のヒントの収集を目的とするもので、原則的に事前準備の必要がないようなものを設計していく予定です。
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11:25-11:45 休憩および質問・感想票記入
12:20-13:30 休憩
13:45-16:47 [3]:立上げ期にあるIRオフィスの課題セッション
・近年、IRオフィスの設置が進んでいますが、「立ち上げて見たものの...」という課題はよく耳にします。
・そこで、帯広畜産大学、福岡大学の事例から立ち上げ時に何をすればよいのか、どのような点を考えればよいのか、ということを考えていきました。
[HTMLでご覧いただく(小さい写真付き)] [報告書(PDF:*.**MB)]
(16:15-16:20 アンケート記入)
○アンケート
アンケート結果はこちらからご覧ください。
[アンケート結果と概要(PDF:375KB)]
○ PDF版報告書のダウンロード
今回の勉強会の成果はこちらからPDF版としてダウンロードいただけます。
[報告書(PDF:***MB)]
◆ この勉強会の開催には、以下の資金の援助を受けています。
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平成28年度大学教育再生加速プログラム(AP)「高大接続改革推進事業」テーマ5 卒業時における質保証の取組の強化(取組実施校:茨城大学)
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教育関係共同利用拠点 次世代型教育開発拠点(九州大学 基幹教育院 次世代型教育開発センター)
教材の一部は、平成27年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(B) 「大学の評価・IR機能の高度化のための実践知の収集・分析とその活用に 関する研究」 (課題番号:15H03469、研究代表者:嶌田敏行) も利用しています。
また、この連絡会の参加されたすべての方に感謝申し上げます。
○ 講師、進行担当スタッフ(入門編のみ)
小湊卓夫*(九州大学 基幹教育院)
大野賢一*(鳥取大学 大学評価室/学長室IRセクション 学長特別補佐(IR担当))
藤井都百*(名古屋大学 評価企画室)
藤原将人*(立命館大学 教学部 学事課)
[*は大学評価コンソーシアム幹事・監査人]
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