【研究大会の取材、写真撮影】
会場建物外での報道関係の取材はしていただいて問題ありません。
会場建物内での取材、発表会場での各種発表や分科会などへの参加をご希望される場合は、以下の点をお含みおきください。
「報道・メディア関係者取材」の登録がない取材(飛び込みの取材)は、一切お断りします。個人情報保護、人権保護、肖像権、研究成果の著作権の保護の関係上、会員に対しても発表会場での写真、映像撮影を厳しく制限しております。事前に取材申し込みがあった「報道・メディア関係者」の方のみ撮影を許可しております。
事前登録がない方、制限されている場所で写真撮影や録画、取材を行った方は記録媒体を一時的にお預かりさせていただき、確認の上で、即時退場していただきます。
登録のないメディア関係者、報道関係者の撮影による写真や録画が各種媒体、SNSなどに掲載された場合は法的手段も含め、厳しく対処させていただきます。
「非会員」の資格で参加登録をしていただくとともに、参加費のお支払いをお願いします。参加費支払いはPeatixを通してしていただきます。Peatixから領収書も発行可能です。受付での現金での受付はしておりません。
取材の前に、受付で「報道・メディア関係者取材」の登録と腕章(もしくは名札)を受け取る手続き(取材申請)を必ずお願いします。その際に、参加登録、参加費支払いをされたか確認させていただきます。取材中は、腕章(もしくは名札)をかならず身に着けてくださるようお願いします。
撮影やインタビューに際しては、発表を控えた参加者もおり、ご配慮をお願いします。
日本文化人類学会は、「学会の情報保障に関わる方針」を受け、研究大会ではより多様な人に開かれた豊かな学問的議論の場となるよう、十分な情報保障の実現を目指しています。今大会においては、一部会場で遠隔手話通訳を導入いたします。個人情報の保護、手話通訳の二次利用制限の理由から、手話通訳など情報保障関連の場面の撮影はご遠慮ください。
発表された記事などは、事後に必ずお送りくださるよう、お願い致します。
【アイヌ文化関連の企画】
開催校(北海道大学)独自の「開催校企画:先住民族の文化を知る総合ワークショップ:北海道でアイヌと歩く・食べる・語る」を実施します。
本企画は、アイヌ民族の歴史や文化などについて文化人類学会会員の理解を深めようという趣旨です。学会員の関心も高く、「北海道でアイヌと食べる」を除いては、すでに募集定員に達しております。各企画の詳細は、下記ウェブページをご参照ください。
開催校企画に関する取材、写真撮影などについては、各企画の実施形態および目的に鑑み、下記とさせていただきます。本企画は、研究大会の一環として開催されるものですので、本企画のみの取材はお控えください。なお、取材可能な場合においても、各自で取材の対象となる方から事前に許諾を得るなど適切な配慮をお願いいたします。
「アイヌと歩く」:少人数での対話型ツアーであるため、ツアーへの同行取材は、3回目(6月16日:7:30~8:30)のみ2名(社)までとさせていただきます。同行取材を希望の方は、下記の「問合わせ先」まで事前にご連絡ください。また、その際に写真撮影をおこなう場合は、北大キャンパス内のみでお願いいたします。(キャンパス外での撮影はご遠慮ください)。
「アイヌと食べる」:お弁当のお渡しは、各日の昼休みにクラーク会館3階(B・C会場)にておこないます。本企画については両日とも取材可能ですが、お弁当の受け渡し等に支障がないようにお願いします。
「アイヌと語る」:本ワークショップでは個人史などが語られることが予定されており、安全な対話とプライバシーを確保するためにも取材は受けることはできません。
本研究大会では、アイヌ関連の個人発表や分科会発表もありますが、広くは先住民問題に関わる発表が多く予定されています。
ただし、分科会、個人発表の内容は、学会としての見解ではありません。学会の方針や姿勢とは必ずしも一致しない場合もありますことに、十分にご留意ください。
文化人類学会は、その学問的な特徴から多様性の重視、異なる立場や見解の尊重を旨に、研究大会を文化人類学会会員の自由な学術発表と議論を提供する場と位置付けております。
【日本文化人類学会学会声明について】
研究大会の準備や各種企画は、4月に学会声明が出される1年前から進められており、学会声明と今回の研究大会のプログラムとは、直接の関連はございません。アイヌ文化を始めとした先住民文化の尊重は、声明とは別に、日本文化人類学会の基本的な方針であり、これに沿って今回の研究大会が企画されました。
学会声明との関連では、研究大会の前の日程で(2024年6月6日木曜日)学会員向けのワークショップを実施しました。これはアイヌ民族研究の歴史の批判的振り返りや当事者の方々に伺った声、教育現場で起こりうる「調査地被害」などを踏まえ、大学での教育を念頭に置いた副読本作りの一環として行われたものです。
なにかご不明の点やご要望がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
日本文化人類学会第58回研究大会委員会
研究大会支援事務局主任・研究大会担当理事:岡田浩樹
問合せ先(E-mail):jasca058@gmail.com