第1回サーキュラー

日本文化人類学会第58回研究大会のご案内

(第1回サーキュラー)

日本文化人類学会第58回研究大会を次の要領で開催します。

0-1.はじめに

 日本文化人類学会第58回研究大会は、第57回大会に引き続き、対面での参加を基本とします。第58回研究大会では、発表者とコメンテーター、司会などは原則として現地参加とします。参加者についても特段の事情がある場合を除き、基本的に現地参加とします。

 感染症拡大あるいは災害等の不慮の事態のため、オンライン型に開催方式を変更せざるを得ない可能性は考慮せねばなりません。その場合には、20244月中旬までに変更を決定し、お知らせする予定です。また大会に関する情報は学会ホームページ、研究大会ホームページ、JASCA-INFOなどでお知らせします。

 なお、本研究大会では、諸般の事情により、研究大会参加費、要旨登録に関し大きな変更がございます。研究大会運営をめぐる諸般の状況の変化をご理解いただき、研究大会での発表、参加をご検討いただけましたら幸いです。

0-2.開催方式に関する注意点

0-研究大会参加費等についての重要なお知らせ 

この20年間、研究大会参加費は、概ね7,000円前後を維持して参りました。これは、会場を準備していただいた開催大学の方々のご尽力により、開催会場の施設使用料を不徴収にしていただいたおかげです。会員の発表は盛んになってきており、より多くの会場を確保せねばならないという喜ばしい状況が続いております。一方、近年学術大会の開催についても施設使用料、冷暖房費、清掃費などを多くの大学で徴収するようになり、この支出を考慮せざるを得なくなっております。加えて、研究大会をサポートしていただく学生の補助雇用人件費や各種システム利用料も高騰しております。

この問題につきまして、研究大会委員会では研究大会支援事務局(理事会)で慎重に検討を重ね、開催事務局(開催校)にも可能な限りの工夫をしていただいております。しかしながら、小規模な学会の研究大会とは異なり、参加者400名を超える規模の研究大会の運営にあたって現行の参加費では大幅な赤字が確実であり、参加費の値上げをせざるを得ないという苦渋の結論に至りました。会員の重要な学術活動の基盤である研究大会の参加費について、皆様にご負担を強いてしまうことを心よりお詫び申し上げます。

「減免対象会員」につきましては、次世代育成ならび全世代による学会活動への参加という基本方針に則り、可能な限り値上げ幅を抑える方向で検討しております。他方、このため、通常会員の皆さまにはご負担をおかけすること、どうかご理解をいただけましたら幸いです。

コロナ感染拡大以前の研究大会での通常会委員の研究大会参加費と懇親会の合計金額と比較し、イブニングセッションの導入により研究大会参加費とイブニングセッションの参加費の合計を若干低く抑えることが可能になりました。減免会員や若手のイブニングセッションへの参加が容易になり、世代を超えた会員の学術交流が盛んになることを願っております。 

また、今大会初の試みとして、個人発表・分科会・映像セッションなどの発表者から「要旨登録料」を申し受けることといたします。これについては、後の「7−4「要旨」登録料について」において、詳しく説明いたします。

1.第58回研究大会の概要

1-1.会期

2024年6月15日(土)~16日(日)

1-2.会場

北海道大学札幌キャンパス  060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目

*会場についての詳細な情報URLは第3回サーキュラーでお知らせします。

1-3.研究大会へのスケジュール

 2024年4月5日(金)12:00~5月7日(火)23:59の期間は、「早期割引(旧アーリーバード)」の参加費です。

 *6月8日以降の参加登録・参加費支払いは「当日参加」扱いとなります。

 

上記スケジュールはあくまでも目安で、数日前後する可能性があります。

2.研究大会参加登録について

2-0.今大会の参加登録に関する注意点

2-1.研究大会参加登録について

2-2.研究大会参加費について

参加費支払いの期間による価格割り振り

非学会員の要旨登録は分科会発表者、会員との連名発表の場合に限る。

※発表者としてプログラムに登録されるのは、1名あたり2回までとする。

※各カテゴリーの参加者は該当する支払方法1回のみの支払いをもって研究大会参加資格とする。

3.イブニングセッションについて

4.託児サービスの支援

5.情報保障について

 学会全体のダイバーシティ推進の一環として、参加者全員への情報保障協力の呼びかけと、障がい等に対するサポートを強化する取り組みを実施しています。

 つきましては、研究大会の参加・発表において支援が必要な方は、コチラのフォームで2023年12月8日(金)までにお申し出の手続きをしてください。男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会が窓口となり、追って研究大会での対応を調整します。なお、サポートに関するお問い合わせ等も、同じフォームから受付けます。なお、締め切り後も引き続きご要望・お問い合わせを受付けますが、タイミングによってはご希望のサポートを受けられない可能性がありますので、研究大会への参加が確定していない場合でも、可能な限りお早めのお申し出・ご相談をお願いいたします。

 情報保障に関する詳細は、今後サーキュラー、研究大会ホームページ、メーリングリスト等にて随時お知らせします。

6.その他

7.研究発表

7-1.今大会の研究発表に関する注意点

7-2.研究発表の種類と時間

7-3.要旨登録に際して

7-4.「要旨登録料」について

 今大会では、「要旨登録」の際に「要旨登録料」をお納めいただくことになりました。要旨登録料は、通常会員(非会員)3,000円、減免対象者1,500円です。参加登録(参加費支払い)とは別途に、要旨登録期間終了までにお支払いいただくことになります。また複数発表(連名発表含む)の場合、要旨登録は登録する要旨ごとにお支払いが必要です。

要旨登録料

 今回の「要旨登録料」の導入にあたっては、研究大会経費のかなりの部分が、要旨登録システム利用料、提出された要旨の整理と確認、要旨提出者への連絡・修正依頼、発表プログラム設計と作成、J-stageに掲載する作業と追加の修正依頼などに割かれており、これをサポートしていただく補助雇用学生アルバイト代も高騰しているという事情があります。

研究大会委員会としては、できるだけ多くの会員に研究成果を発表する機会を提供したいと同時に、やむを得ず「受益者負担」の原則に乗っ取ってご負担をお願いすることになりました。要旨登録料の導入は、学会、研究大会の財政が逼迫する中で、今回少しでも参加費を抑え、多くの皆さまの参加をいただくための苦渋の決断です。どうか会員の皆さんのご理解、ご協力をいただけましたら幸いです。

 なお、要旨登録料に関する詳細は、今後第2回サーキュラー、研究大会ホームページ、メーリングリストにてもお知らせします。

.研究発表の数、研究発表の可否の決定など

8.映像作品の上映

8-1.今大会の映像作品の上映に関する注意点

8-2.映像作品の上映の要領

9.研究大会委員会への問い合わせ

研究大会に関する連絡は、研究大会支援委員会事務局宛(jasca058@gmail.com)にEメールでおよせください。

2023年11月6

日本文化人類学会第58回研究大会委員長 真島 一郎