第3回サーキュラーでは以下のことをお知らせいたします。
2024年2月29日
第58回研究大会実施委員会で受付したすべての発表要旨、分科会趣旨説明・要旨について、2012年制定の「日本文化人類学会研究大会における研究発表に関する査読規程」に従い、研究発表査読委員会が査読しました。なお研究発表査読委員会は理事会のもとに組織されており、研究大会委員会から独立しています。
要旨登録者には要旨登録資格審査、査読の結果および発表の採択結果を個別にメール連絡します。万が一2024年3月5日(火)までに連絡の届いていない方は、研究大会事務局(jasca058@gmail.com )へお問い合わせ下さい。なお、要旨登録資格審査、査読の結果、発表採択結果の内容詳細については、お答えしかねることをご了承ください。
採否結果は以下の通りです。
1)要旨登録件数:227件(うち分科会発表73件、個人発表153件、映像上映発表1件、)
*うち辞退5件
2)要旨登録資格審査(会員資格、年会費、要旨登録料納付)222件
発表資格適格要旨:181件、不適格資格41件
3)査読要旨件数211件:個人発表要旨152件、分科会要旨59件
*分科会不成立のため、分科会から2件の要旨を個人発表に変更し査読。
査読採択件数:個人発表145件、個人発表査読不採択:7件 、分科会要旨58件採択、不採択1件
4)個人発表採択結果(要旨登録資格審査+査読)
発表採択件数:115件
5)開催される分科会
分科会申請数:15件
分科会採択、成立件数:13件、不採択件数1件、辞退1件
分科会は次の13件が予定されています。テーマと代表者は次の通りです。
(5人型分科会)
「ディタッチメントとアタッチメント:東アジア、東南アジアの高齢者の居場所」(加藤敦典)
「空間統治と『国家の介入しにくい空間』:東南アジア・アフリカにおける人類学的国家論」(下條尚志)
「トラウマ空間とアーカイヴ実践」(田中雅一)
「ポスト『ローカル・コミュニティ』時代の地域開発事業とアフリカ少数民族社会:解体と再編」(丸山淳子)
「埒外の政治-経済の人類学:同意なき共棲による場所のデザイン」(内藤直樹)
「他領域における人類学教育への関与が人類学にもたらすもの:医師・医学生向け人類学教育の実践から」(飯田淳子)
「文化人類学とは何でありうるのか?」(木村周平)
*ただし4人型分科会の時間帯で開催
(4人型分科会)
「芸術の人類学を再考する:感性と制度の多様なせめぎあいに注目して」(緒方しらべ)
「『無人地帯』に生きる:非常時とポスト非常時における人と環境の多元的かかわり」(石井美保)
「関係性から考える文化人類学」(太田好信)
「翻訳者としての外国籍・外国ルーツの行政職員: 現場にみる期待・役割・課題」(長坂格/上水流久彦)
「〈動物をえがく〉人類学」(山口未花子)
「北海道におけるアイヌ文化教育について」(百瀬響)
6)映像上映発表
映像上映発表申請1件、採択1件
プログラムは第4回サーキュラー(2024年4月26日(金)頃公開予定)でお伝えする予定です.
個人発表、分科会代表者、分科会発表者、コメンテーターは通常登録期間内での参加登録および参加費の支払いが必要です。
2024年4月5日(金)12:00~6月7日(金)23:59までが発表者を含むすべての参加者の大会参加通常登録期間となります。
なお2024年4月5日(金)12:00~5月7日(火)23:59の期間は、「早期割引(旧アーリーバード)」の参加費となります。大会参加通常登録期間を過ぎても、研究大会への参加は可能ですが、「当日参加」扱いとなり、参加費は「当日支払」の料金となることをご了承ください。当日の参加費支払いは、会場の対応のため割高になりますので、発表・参加予定の方はお早めに参加登録・参加費の支払いをお願いいたします。なお、早期割引、通常支払、当日支払の詳細については第1回サーキュラーをご覧ください。
大会の発表には参加費通常支払期間(2024年4月5日(金)~6月7日(金)23:59)に参加登録の完了(参加費の納入までを行うこと)が必要となります。参加登録と参加費の支払いが、通常支払期間までに行われない場合、発表が取り消しになることもあります。
今大会では会場での当日参加の現金支払いは原則として一切受け付けません。スマートフォンによる支払いやコンビニ支払のお支払いとなります。また、イブニングセッションの参加費は、通常支払期間(6月7日(金)23:59)までとし、その後の申し込み、あるいは当日の支払いでの参加はお受けできません。
1)参加登録の方法
今大会では、Peatixという外部サービスを用いて参加登録をおこないます。
参加登録はコチラから
(Peatixを利用する際、ご自身のアカウントでログインする必要があります。今大会からはじめてご利用の方は新規登録をしてアカウントを取得してください。)
参加登録は、発表者を含むすべての参加者がおこなう必要があります。
*非学会員であっても大会に参加するためには参加登録が必要です。
*共同発表の場合は、筆頭発表者に限らず発表者すべての方の参加登録が必要となります。なお、研究大会の会場で参加された共同発表者は参加費をお支払いいただくことが必要です。発表登録者はその旨を共同発表者にお伝えください。
*分科会のコメンテーターも参加登録が必要となります。代表者はその旨をコメンテーターにお伝えください。コメンテーターも参加費のお支払いが必要です。
*参加登録および参加費の支払いは、発表、分科会代表者、コメンテーター、共同発表を問わず、1回のみの支払となります。
*例年参加費の重複支払いをされたというお申し出があります。Peatixを利用しているため、返金手続きには手続きには少なからぬ労力と時間がかかるため、重複支払には十分にご注意ください。
通常参加登録期間は、2024年4月5日(金)12:00から6月7日(金)23:59まで(早期割引期間:4月5日(金)12:00~5月7日(火)23:59)です。以後、当日まで参加登録、参加費支払いはできますが、「当日参加」扱いになることに注意してください。
会場校での受付は、Peatixの登録データを用いておこないます。事前にスマートフォン等でPeatixのアプリをインストールしておくと受付がスムーズになります。
2)参加登録の手順、および領収書の発行方法
Peatixによる参加登録の手順、および領収書の発行方法の詳細については、4月初旬までを目処に、別途大会HPに掲載します。準備が整い次第、JASCA-INFOにてお知らせをいたします。
第1回サーキュラーのとおり日本文化人類学会第58回研究大会は「対面型」で開催する方針としました。ただし、万が一、感染症拡大や災害など、今後の状況に大きな変化があった場合、オンライン型に開催方式を変更せざるを得ない場合も想定されます。その場合には2024年4月上旬までに変更を決定し、お知らせする予定です。
人類学関連学会協議会は、日本人類学会、日本生理人類学会、日本文化人類学会、日本民俗学会、日本霊長類学会(五十音順)の5学会によって構成される組織です。2006年以来、5学会の持ち回りで、年1回のシンポジウムを開催してきました。2024年は日本文化人類学会が担当学会となり、本研究大会のプログラムの一部として以下の通り、第19回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウムを開催します。
日時:2024年6月15日(土)学会賞授賞式および記念講演会終了後、同会場
テーマ:死と向き合う
登壇者(報告予定順):
海部 陽介(日本人類学会)
豊田 有(日本霊長類学会)
早野 順一郎(日本生理人類学会)
鈴木 岩弓(日本民俗学会)
ボレー セバスチャン(日本文化人類学会)
シンポジウムの趣旨、詳しいプログラム、登壇者のプロフィールなどについては、追ってCARAサブページに掲載しますので、そちらをご覧ください。
なお、このシンポジウムに限り、一般公開・参加無料・申込不要となります。
日本文化人類学会第58回研究大会では、開催校(北海道大学)企画として、「先住民族の文化を知る総合ワークショップ:北海道でアイヌと歩く・食べる・語る」を実施します。各日、ウォーキングツアー、ワークショップ等をおこないます(いずれも定員あり・事前申込制・先着順)。日程の詳細とお申し込み方法については、プログラム公開(2024年4月26日(金)予定)後に改めてご案内いたします。
応募期間(予定):2024年5月14日(火)~2024年5月31日(金)
WEB・問い合わせ先:第4回サーキュラー公開にあわせて研究大会ホームページ内の「開催校企画」ページにてお伝えします。
第2回サーキュラーでお知らせしたとおり、会期中に託児室を設けます。
この第3回サーキュラーでは、託児希望人数を把握し、託児料金の目安をたてるため、託児希望調査を実施します。
託託児希望の方のみ、下の託児希望調査項目について、以下のフォーム
https://forms.gle/nzpEdib6eTKs7ijc6
よりご回答ください。
託児希望調査の締切: 2024年3月22日(金)17:00まで
託児対象:対象となるのは月齢6か月~12歳までのお子様です。
託児時間:大会1日目 2024年6月15日(土)8:30-18:30、大会2日目 2024年6月16日(日)8:30-18:00の予定です。プログラムによって前後する可能性があります。1時間単位で託児できます。イブニングセッションでは託児室を設けませんが、イブニングセッションにお子様をお連れいただくことは問題ございません。
託児料:学会からの補助もありますが、託児室利用者の方にも一部負担をお願いしています。現時点では、お子様1人1時間あたり1,500円を目安にお考えください(※過去の大会での運用実績から見積もっていますが、諸事情により、受け入れ人数や託児料金に変更が生じる可能性があります)。
第4回サーキュラーで大会プログラムが公開されたあと、託児の正式申し込みを実施します。託児正式申し込みの詳細情報は第4回サーキュラー公開と同時期にあらためてお知らせします。
日本文化人類学会「学会の情報保障に関わる方針」を受け、各研究大会でより多様な人に開かれた豊かな学問的議論の場となるよう、十分な情報保障の実現を目指しています。そのためには、すべての学会参加者一人ひとりの情報保障についての理解と協力が不可欠となります。大会HP「研究発表に関するアクセシビリティ・ガイドライン」のページに、学会での口頭発表および司会進行に関する留意事項をまとめています。学会発表を予定されている方、座長をする予定のある方は、これらの内容を事前に確認いただき、十分に考慮しながら資料作成などの準備を行い、また当日の発表も行っていただけるよう、ご協力をお願いいたします。
なお、発表予定の方は、上記大会HP「研究発表に関するアクセシビリティ・ガイドライン」のページ上で「発表ガイドライン」を必ずご覧ください。
第57回研究大会に引き続き、イブニングセッションを開催します。会員、参加者の学術的交流の機会として、皆さま奮ってご参加ください。
イブニングセッションは新型コロナウィルス感染拡大以前の懇親会とは異なります。飲食についてはソフトドリンクと茶菓子を用意する程度です。時間も1時間半程度を考えております。
参加費は、通常会員2,000円、減免会員1,000円、学部生•高校生500円です。学会参加費と合わせて参加費支払い期間にPeatixでお支払いください。ただし、早期割引および当日支払いはありません。
ご参加される会員におかれまして、上記の形式であることをご承知おきください。
2024年2月29日
日本文化人類学会第58回研究大会
委員長:真島一郎(学会長)
研究大会委員会:加藤博文(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
山崎幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
岡田浩樹(理事)
川田牧人(理事)