自由ゼミナール

自由ゼミナールについて

◇本研究所の所員等が提供する自主研究講座で、無料で受講いただけます。

◇講師のご都合ほか、やむを得ない事情により、休止・休講となる場合があります(補講等の代替措置はありません)、

◇各講座のお申込は、本研究所でお受付します。必ずお申込ください申込なしのご参加は固くお断りいたします)。

2024年度自由ゼミナール

自由ゼミナール一覧(PDF版)はこちらからご覧いただけます

[F241]シェイクスピア講読【道家弘一郎】《同時配信》 

火曜10:50-12:30 通年12回:5/14,5/28,6/11,6/25,7/9,7/23,10/8, 10/22, 11/12, 11/26, 12/10,1/14 

シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』を原文で精読する。シーザーの暗殺に始まり、アントニーの追悼演説に動かされて、ついに内乱に至る。このような政治の動きは、遠い昔の事とも、外国の事とも思えない迫真性がある。この作品を丹念に読むことによって政治とは何か、民衆とは何か、を考えたい。 


使用テキスト: Shakespeare, Julius Caesar. コピーを配布する。 

[F242]聖アウグスティヌス著『ヨハネ福音書講解説教』(Tractatus in Iohannis Evangelium)を学ぶ

【加藤信朗】《資料配布》 

今年度からは聖アウグスティヌス著『ヨハネ福音書講解説教』(Tractatus in Iohannis Evangelium)を学びたい。『ヨハネ福音書』は、「新約聖書」の初めに置かれる「イエス・キリスト」の「生涯」を語る福音書の一つではあるが、その冒頭箇所は、他の福音書とは異なり、神学的に独特な教説を含んでいる。アウグスティヌスがこの『ヨハネ福音書』にどのように関わっていたかの理解が今回のゼミの主題になる。


開講回数・日時 この授業は資料(講義原稿)の配布によって行われます。対面授業の実施は未定です。

[F243]聖心会修道院創立者 聖マグダレナソフィアについて【山崎渾子】《同時配信》 

月曜 13:30-15:10 通年8回:5/27, 6/24, 7/29, 10/28, 11/25, 1/27 


仏革命を背景にカトリック女子修道会を創立したマグダレナソフィアがどのような人間関係や、政治的 影響、歴史の変転の中でその目的を実現していったのか。基本文献は多くの史料を駆使し、多数の創 立者の書簡を利用して完成されています。更にそのテキストは、勝れた日本語訳本として世に紹介さ れている。ここから女性史的、教育史的、宗教史的な知識の流れをどれだけつかめるか、ゼミ生皆様の 関心の高まりに期待しています。マグダレナソフィアがどのようなカトリック修道会をたて、それがどのような役割をもっていたのかにつ いて、学び、考え、意見交換をしたいです。下記テキストを分担して読んだり、史資料を見たり、通読し たりしながら、学びます。 


使用テキスト:ライル・キルロイ、安達まみ・富原眞弓訳『マドレーヌ・ソフィー・バラーキリスト教女子教育に捧げられた燃ゆる心』2008年、みすず書房。 

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