S-4
ゲーミング・シュミレーションで語る
「公立校的な学び」
日下 真緒*, 加藤 文俊**
(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 *, 慶應義塾大学 環境情報学部**)
日下 真緒*, 加藤 文俊**
(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 *, 慶應義塾大学 環境情報学部**)
発表概要集原稿:J-stage掲載ページ
南大阪の公立校で9年間育ってきた発表者にとって、自分がいた学習環境を社会的な指標において「社会的・経済的に不利な立場におかれた学校」や「ヤンキー校」と表されることは当たり前だった。昨今では、「公立離れ」「公立不信」という言葉があるように学力や経済力偏重の定量的な指標のもとで学校は評価されがちである。公立校に通い育つなかで、そういった語られ方に矛盾を感じてきた発表者は、本研究を通して、公立校へ通うことの意味を探ると同時に公立校の語り方を再考したいと考えた。
発表者は、公立小学校や学習支援施設において、「学習支援ボランティア」や「学生ボランティア」 の立場でフィールドに参与し、観察・記録をしながら調査を行なった。それらの現場でうまれた出来事のなかで、何がどのように生起しているのかを考察し、「公立校のポジティブな側面」の言語化、形式化を試みた。
「公立校的な学び」の新たな探求方法についてや、より多様な人々とともに語りを再考するための対話を誘発する研究方法について、お話しできればと思います。よろしくお願いいたします。