1986年 慶應義塾大学商学部卒業
1988年 慶應義塾大学商学研究科修士課程修了 商学修士
1992年 慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程 単位取得退学
1992年 慶應義塾大学商学部助手
1996年 慶應義塾大学商学部助教授
1997年~1999年 エクセター大学客員研究員
2005年 慶應義塾大学商学部教授
経営史、産業史、消費社会論
近・現代日本の経済および経営の発展過程と、それらを規定した諸要因 (政策、制度、社会組織、文化様式など) の関係について解明することを研究課題としている。
具体的な研究テーマは、経済団体の通商情報活動、産業調査の政策思想的文脈、小売業の発展と消費文化の変容との関係など。
社会経済史学会、経営史学会
「岩橋謹次郎 : 北海道開拓から百貨店経営者へ」『福沢手帖』189号、2021年。
「創成期百貨店の慶應義塾出身経営者たち」『経営史学』54巻4号、2020年。
「創成期百貨店の慶應義塾出身経営者たち」『近代日本研究』37、2020年。
「小林一三 : 大衆消費社会の創造者」『福沢諭吉年鑑』45号、2018年。
「慶應義塾大学商学部の創設とカリキュラムの成立」(金子隆と共著)『三田商学研究』60巻5号、2017年。
「福澤諭吉と門下生の企業家たち : 尚商立国の思想と士流学者」『大倉山論集』2017年。
「商学の成立と向井鹿松」池田幸弘・小室正紀編『近代日本と経済学』慶應義塾出版会,2015年。
「植民地下の京城における『中小商業問題』の展開」柳沢遊・木村健二・浅田進史『日本帝国勢力圏の東アジア都市経済』慶應義塾大学出版会、2013年。
「福澤諭吉の実業思想と門下生の企業者活動」『福沢諭吉年鑑』40号、2013年。
「福沢諭吉の経営思想・近代企業論」「福沢諭吉と『福沢山脈』の経営者」小室正紀編『近代日本と福沢諭吉』慶應義塾出版会、2013年。
『福沢諭吉事典』(分担執筆)慶應義塾、2011年。
「『日本的経営』の歴史的形成に関する議論の変遷―歴史把握と現状認識の関係―」『三田商学研究』54巻5号、2011年。
「戦前期地方商業会議所の組織と情報活動ー小樽商業会議所の事例 ー」 『三田商学研究』51巻6号,2009年。
『慶應義塾史事典』(共編著)慶應義塾、2008年。
「戦前期日本におけるチェーンストアの初期的発展と限界」『三田商学研究』50巻6号、2008年。
「日本における小売業態の変遷と消費社会の変容」『三田商学研究』48巻5号、2006年。
「書簡に見る福澤人物誌(第19回)高橋義雄・日比翁助―日本最初のデパートの創始者―」『三田評論』2005年12月号。
「イギリスにおける百貨店の起源と初期発展パターン:日本との比較」『三田商学研究』48巻2号、2005年。
「戦前期における日本百貨店の植民地進出:京城(現・ソウル)の事例を中心に」『法学研究』77巻1号、2004年。
「Retailing in urban Japan, 1868-1945」『Urban History』26巻3号、1999年。
「百貨店の地方進出と中小商店」山本武利・西沢保編『百貨店の文化史―日本の消費革命―』世界思想社、1999年。
『近代日本社会学者小伝:書誌的考察』(分担執筆)勁草書房、1998年。
『明治日本とイギリスー出会い・技術移転・ネットワークの形成ー』(共訳)法政大学出版局、1996年。
「商業」(宮本又郎と共著)西川俊作・尾高煌之助・斎藤修編『日本経済の200年』日本評論社、1996年。
「『東京市臨時商業調査』と昭和戦前期の中小商業政策:1929-37」川合隆男編『近代日本社会調査史(III)』慶應通信、1994年。
『尾道商工会議所百年史』(分担執筆)尾道商工会議所、1992年。
「大正期の民衆余暇・娯楽調査」-『浅草調査』と『『余暇生活の研究』調査』-」川合隆男編『近代日本社会調査史(Ⅱ)』慶應通信、1991年。
「明治期東京における財界の形成とその性格ー東京商法会議所・商工会の活動ー」『近代日本研究』6巻、1989年。
「明治期における産業調査ー『農商務通信規則』『農商務統計報告規定』調査を中心にー」川合隆男編『近代日本社会調査史(Ⅰ)』慶應通信、1989年。