町内探検隊、ふるさと発見!(その3)
町内探検隊、ふるさと発見!(その3)
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地図出典:大田区の文化財24集 地図で見る大田区 (1) 1881年(明治14)の地図
② するがや通りの看板
④ 旧・六郷橋の親柱(六郷神社境内)
② 左は羽田道、右は古街道(旧東海道)
③ 七辻から六郷神社方面へ 一直線
① 内川橋、右奥が品川、 左手前へ進むと東海道
③ 日の出通り商店街から七辻へ
今から約400年前、徳川家康の次の二代将軍 秀忠や三代将軍 家光が上洛する時、そして、江戸に戻る時に利用した道路は、1623年(元和2)に整備され、直線コースを辿った現在の東海道(国道15号線)だったと考えられている(上図)。
では、まだ東海道が出来ていなかったそれ以前、東国と京都をつないでいた道路は? その答えが、現在の六郷神社⇒六郷小学校 東側⇒七辻⇒日の出通り商店街⇒南蒲小学校⇒旧呑川 神戸橋⇒厳正寺横⇒するがや通り⇒内川橋⇒美原通り⇒品川(上図、橙色線)を結ぶ道路で、この道を古老たちは「古街道」と呼んだ。
その、六郷小学校 東側⇒七辻⇒日の出通り商店街 のところが、当町会と接している。七辻の中心部に立って六郷神社の方を臨み、武士や商人たちが、その道路を往来したかと思うと感慨深い。
⑤ 川崎側から見た六郷橋
⑤ 六郷の渡し跡