地縁法人について

 

 

 同じ地域に住んでいることを「縁」にして組織した町会が、区役所に申請を行い、要件が整っていれば、「地縁法人」と いう権利を取得することができる。平成3年(改正)地方自治法


町内会館などの不動産は、①法人でない任意団体だと代表者個人名義で登記することになり、一般家庭で支払う税金と同様に不動産税が発生するが、②法人だと法人名義で問題なく登記でき不動産税は皆無となる。


地縁法人は任意団体に比べ社会的信用が著しく高く、行政が認めた町会の事業に対し助成が受けられるという大きなメリットがある。一方、任意団体は縛られる法律がないので自由に運営できるが、信用度が低いため、行政や外部との契約が結べない可能性がある。


大田区内の町会・自治会219団体のうち、地縁法人の権利を取得したのは現在まで67団体。平成5年、当町会は区内で最も早く取得し「地縁法人東六郷一丁目町会」と制定された。