会長挨拶

「国の内外、天地とも平和が達成される」と いう意味を持つ「平成」に別れを告げ、「明日の希望とともに花を咲かせることの出来る日本」万葉集より出典)の意味を持つ新元号「令和」は、夢と希望に満ち溢れ、美しく表現されています。

 誰もがこの元号に相応しい社会であることを願っていましたが、令和2年早々に、新型コロナウィルスが発生し、日常生活が一変しました。自粛を余儀なくされ、ストレスを抱えた高齢者はフレイル状況下におかれました。長生きは誰でも望むことですが、健康長寿でなければと考えます。ウィルスから身を守るため、生活様式を見直し、毎日の健康管理が肝要です。

 当町会は、コロナ禍の最中でも出来得ることを模索し、次の要領で実践を試みました。(1) 総会は令和2年と3年 そして4年も書類による決済。(2) 令和2年度は、コロナ見舞金を全会員に三千円


ずつ配布、3年度はマスク一箱(50枚入)、4年度は除菌用ウエットテッシュ2パックずつ配布。(3)会議は人員削減と時間短縮を考慮。(4) 後期高齢者への安否確認(電話と訪問)。(5) 防火・防災・防犯・交通安全のパトロル強化。いずれも感染防止対策を講じて実施しました。

 従来、町会は対面での触れ合いを大切にして、会議を実践してきましたが、残念な事態です。令和3年9月末、緊急事態宣言は解除されましたが、未だ、予断を許さない社会状況下にあり、マスク着用は暫らく続くと考えます。しかし、真夏の着用は熱中症を招く恐れもあり、外では適宜外す必要があります。新型変異株・オミクロン株の発生も人々を悩ませています。

  町内在住の皆様におかれましては、『自分の身  は自分で守る』の規範意識を持ち、日常を過ごして頂きたいと思います。健康で過ごせることは人生の幸せに繋がります。がんばりましょう!


  中島寿美・町会長