2023年2月の図書便り
☆ 2023年2月 釧路市点字図書館制作点字図書
「密室に向かって撃て!」 東川 篤哉 全5巻
ドジな二人の警察官の失態で拾われた拳銃により引き起こされた殺人事件。花婿候補の身上調査を行っていた《名探偵》鵜飼が、《弟子》の流平と共に密室の謎に挑む。ふんだんのギャグに織り込ま
れた周到な伏線。「お笑い本格ミステリー」の最高峰!
「君がいないと小説は書けない」 白石 一文 全9巻
最愛の女性ことりと4匹の猫と生活している私。ことりの母親の病気がきっかけで、私達は別居生活に・・・そしてある日を境に、ことりへの疑惑が生じ・・・自伝的小説。
「死と砂時計」 鳥飼 否宇 全6巻
死刑執行前夜に密室で起きた殺人事件、満月の夜を選んで脱獄を決行した囚人。世界各国から集められた死刑囚を収容する、特殊な監獄で起きる特殊な犯罪を解き明かすふたりの囚人。
「若旦那のひざまくら」 坂井 希久子 全4巻
長谷川芹は百貨店に勤めるアラフォー。彼女が惚れたのは、一回りも下の、板倉織物の御曹司だった! 結婚を目指すも、両親に拒まれ、若く美しきライバルに翻弄される。それでも彼と一緒になるためなら、「イケズなあいつらになんて負けない!」と誓う。京都・西陣を舞台に織りなされる愛と着物の感動物語!
「破れ星、流れた」 倉本 聰 全5巻
切ないまでの家族の愛情を受けて、昭和を逞しく生き抜いた脚本家の自伝エッセイ。
「隠蔽人類」 鳥飼 否宇 全4巻
アマゾンの奥地に調査に向かった日本の研究者達が、未知の人類を発見した。彼らのDNAはホモサピエンスと大きく異なるものだった。別種の人類発見に沸く調査団だったが、研究者の一人が殺される事件をきっかけに・・・。
「ステップファザー・ステップ 新装版」 宮部 みゆき 全5巻
屋根から落ちて大ケガをした大泥棒が、その家に住む双子の兄弟の父親となるハメに。次々とおこる7つの事件の鍵と、ユーモアあふれる会話が彩る大傑作!
「クレインズ今昔物語 101 釧路新聞連載(2022年12月9日~12月28日)」
會田俊実 他 共著 全1巻
北海道釧路市の地方紙「釧路新聞」掲載の、70年の歴史を持つアイスホッケーチームの記事。今回は、最終回となった今昔物語に加え、アジアリーグの様子と3連覇をかけて戦った全日本選手権の
記事です。
「玄鳥さりて」 葉室 麟 全4巻
藩内で出世を遂げる三浦圭吾。その陰で、遠島を引き受けてまで彼を守ろうとする剣客・樋口六郎兵衛。十年後、剣を交えざるを得なくなる二人にとって、真に大切なものとは。(ろくろべえ)
「ひとでなし 99~128 北海道新聞朝刊連載(2022年12月1日~31日)」
星野 智幸 全1巻
北海道新聞朝刊連載小説の2022年12月分。中学生の鬼村樹は財田将人とも仲たがいをし、同級生との交友関係を失った。1981年進学した高校で、男ながら女子バスケ部に入ろうとして孤立
してしまう。
「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続」 宮部 みゆき 全8巻
江戸は神田の袋物屋・三島屋で行われている風変わりな百物語。二代目の聞き手となった富次郎は、語られた話を墨絵に封じ込めることで聞き捨てとしていた。胸の内には納めておけぬこの世の業を語るため、人は黒白の間を訪れる。
「新装版 眠る盃」 向田 邦子 全3巻
向田邦子2冊目の随筆集。題の「眠る盃」は、「荒城の月」の一節「めぐる盃」を間違えて覚えてしまったという小文の題を使ったもの。直木賞受賞の翌年、飛行機事故によって彼女は他界するが、
名人芸である文章が、彼女の人生そのものを語っているエッセイ集となっている。
「逃亡小説集」 吉田 修一 全3巻
「もう逮捕でもなんでもしてくれ」。年老いた母親と出口のない日々を送る秀明は、一方通行違反で警察に捕まった時、ついに何かがあふれ逃走を始めた。職を失った男、教師と元教え子、転落した
芸能人、失踪した郵便配達人など。日常からの逸脱を描く4つの物語。
「前略、高座からーー。」 柳谷 三三 全2巻
少年時代の思い出、噺家になり小三治師匠の下での下積時代。そんな中で、思わずクスッと笑ってしまう様な噺家仲間との出来事。普段語られない柳谷三三の素の姿が赤裸々に綴られたエッセイ集。
「罪と祈り」 貫井 徳郎 全8巻
元警察官の辰司が、墨田川で死んだ。息子の亮輔と幼馴染の賢剛は死の謎を追い。賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが・・・。
「卓上四季 2022年12月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻
*脱獄しては捕まるを繰り返した受刑者がいた。自分に特に厳しい看守が当直の夜に牢を破り、以前世話になった刑務官宅に自首した。改正刑法が懲役と禁固の刑を廃止して、拘禁刑に一本化になった。(19日 他30編)
「パンチパーマの猫」 群 ようこ 全3巻
「猫の世話を通じて親の苦労を知る私」等・・・。身の回りのとほほな出来事や、勘違いな人々に心を惑わされつつも、先人の知恵をかみしめ、今日も前向きに生きていく。思わず笑いがこぼれる、
共感必至のエッセイ集。
「愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集」 野呂 邦暢 全6巻
夭折の芥川賞作家「小説の名手」による作品集。表題作「愛についてのデッサン」は、古本屋の若き店主啓介が謎めいた恋や、絡み合う人間模様を古書を通して解き明かす。
「卓上四季 2023年1月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻
忌野清志郎さんのパンク風「君が代」が物議を醸した時、評価したのが民族派団体一水会の元代表鈴木邦男さんだった。国の愛し方は一つではない、強制して一つの型にはめる方が危ういと言ってい
た。(31日 他30編)
「残穢」 小野 不由美 全5巻
何の変哲もないマンションで起きる怪異現象。怨みを伴う死は「穢れ(けがれ)」となり、感染は拡大するというのだがーー。山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
2023年2月 釧路点字図書館制作デイジー図書
「海に願いを風に祈りを そして君に誓いを」 汐見 夏衛 7:41
「弘兼流 「老春時代」を愉快に生きる」 弘兼 憲史 4:20
「サチコさんのドレス」 桜木 紫乃 0:11
【厚生省委託点字図書】
「社会法」 総務省e-Gov法令検索 他 13巻
「令和3年版 少子化社会対策白書(概要版)」 内閣府子ども・子育て本部 編 1巻
「令和3年版 高齢社会白書(概要版)」
内閣府政策統括官(政策調整担当)付高齢社会政策担当 編 1巻
「令和3年版 交通安全白書(概要版)」 内閣府政策統括官(政策調整担当) 編 1巻
「令和3年版 自殺対策白書(概要版)」 国家公安委員会、警察庁 編 3巻
「令和3年版 食育白書(概要版)」
厚生労働省政策統括官付参事官付 行政報告統計室 編 1巻
【寄贈デイジー図書】
「Arc ベスト・オブ・ケン・リュウ」 ケン・リュウ 8:32
「ビンティ 調和師の旅立ち」 ンネディ・オコラフォー 15:11
「三体」 劉 慈欣 18:18
「ストーンサークルの殺人」 M.W.クレイヴン 15:13
「ブラックサマーの殺人」 M.W.クレイヴン 13:17
「12歳のロボット ぼくとエマの希望の旅」 リー・ベーコン 7:58
「最悪の予感 パンデミックとの戦い」 マイケル・ルイス 13:21
「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂 冬馬 16:12
「探偵は追憶を描かない」 森 晶麿 7:28
「風巻 伊豆春嵐譜」 鳴神 響一 8:27
「わたしに効くハーブ大全」 小早川 愛 4:11
「接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物」
ぐるなび「接待の手土産」編集室 編 9:25
「円山応挙」 新潮日本美術文庫 13 星野 鈴 2:21
「デュフィ」 新潮美術文庫 41 高橋 英郎 1:57
「ピカソ」 新潮美術文庫 42 粟津 則雄 2:00
「わたしはオオカミ 仲間と手をつなぎ、やりたいことをやり、なりたい自分になる」
アビー・ワンバック 1:48
【雑誌(デイジー)】
「東京くらしねっと 198号」 東京都消費生活総合センター
【雑誌(点字)】
「月刊 東洋療法 346号」 全日本鍼灸マッサージ師会 1巻
「点字さっぽろ 第675号」 札幌市視聴覚障がい者情報センター 1巻
「点字 厚生 第294号」 日本視覚障害者団体連合 1巻