2023月の図書便り




☆2023年9月 釧路市点字図書館制作点字図書


「不実な美女か貞淑な醜女か」 米原 万理  全5巻

 日本最強のロシア語通訳者と謳われる著者が、珍談・奇談・失敗談を交えつつ。同時通訳の内幕を初公開。言語そのものの本質に迫る、爆笑の大研究。



「日本アパッチ族」 小松 左京  全6巻

 餓死寸前でアパッチ族に助けられた木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生態と生き様について記録していく。初の長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品!



「赤い鳥、死んだ」 辻 真先   全4巻

 隣人DV男の妻を一途に愛した童謡作家が自殺した。不倫と兄の死の関りを疑い、弟は隣人の娘と共に真相解明に乗り出す。



「わかれ縁ーー狸穴屋お始末日記」 西條 奈加  全4巻

 定職にもつかず、浮気と借金を繰り返す亭主のもとを飛び出した絵乃は、ひょんなことから、離縁の調停を得意とする「狸穴屋」の手代見習いとなる。そこに舞い込んでくるのは、家族の情がこじれた難題ばかり。果たして絵乃は一人前の公事師(くじし)となり、自身の離婚も成し遂げられるのか・・・?



「虹にすわる」 瀧羽 麻子  全3巻

 椅子作りの才能がある徳井。椅子作りの情熱を持て余し、大手工房を飛び出した魚住。タイプの違う二人が、学生時代の約束のもと小さな工場を始める。不器用な彼らは、ギクシャクしながら・・・。こじらせ男子の胸アツ青春物語。



「自由は死せず (上)」 門井 慶喜  全7巻

 「土佐一の悪童」から「日本の民主主義の始祖」と言われるようになった板垣退助の物語。



「ひとでなし 304~333北海道新聞朝刊連載(2023年7月1日~31日)」

                           星野 智幸  全1巻

 北海道新聞朝刊連載小説の2023年7月分。教団「人生は夢」の袴田数樹は自殺、元同級生の鈴原弥栄子は国会議員になり、友人だった鴨城梢は女子サッカー五輪代表で活躍する。



「札幌誕生 1~北海道新聞朝刊連載(2023年7月1日~31日)」

                           門井 慶喜  全1巻

 近代札幌の成り立ちを、五つの物語から描く北海道新聞朝刊連載小説の2023年7月分。1856年(安政3年)佐賀藩士の島義勇は蝦夷地へ行くことを命じられる。函館到着後、約4カ月で蝦夷地を時計回りに1周する。



「勝利投手」 梅田 香子  全6巻

 奇想天外な実名野球小説。夏の甲子園。優勝投手のドラフトの行方から物語は始まる。



「第二の地球が見つかる日ーー太陽系外惑星への挑戦ーー」 渡部 潤一 全3巻

 宇宙研究は、「第二の地球」発見の時代へーー。宇宙探査が進歩を続ける中、天文学者が注目するのは“第二の地球”だった!



「スイート・マイホーム」 神津 凛子  全5巻

 念願の家を購入。暖かくて快適な、まさに「まほうの家」だったはずなのに。立て続けに起こる異変と、家中にに漂う誰かの気配が恐怖のふちに追い詰める。この悪夢の先に待ち受けておるものとは。



「罪の轍」 奥田 英朗  全12巻

 昭和38年10月、浅草で男児誘拐事件が発生。警視庁捜査一課の刑事落合は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になっていた。やがて警察は致命的な失敗を演じる。



「鉄道員(ぽっぽや)」 浅田 次郎  全4巻・

 珠玉の短編8作品を収録。150万人を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラー作品集。



「オフマイク」 今野 敏  全5巻

 継続捜査を担当する黒田、20年前の大学生の自殺に大物政治家が関わっているという。同じくこの事件を追う「ニュースイレブン」報道記者・布施。一方、番組キャスターの香山が突然の失踪。その背景には迂闊に手を出せない闇が―。



「いずみ 2023年7月 北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻

 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から感想・反省・思索などを述べる、エッセイ形式の女性のみの投稿文です。



「卓上四季 2023年7月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻

○長野県南部の伊那谷と呼ばれる盆地がある。中心地の飯田市にJR東海がリニア中央新幹線の駅を建設中だが、そのため住民が次々と移転を強いられている。原発1基分とも言われる大量の電力を消費してまでリニアを走らせるべきなのか。(31日) 他30編



「警視庁監察官 Q ZERO」  鈴嶺 紅也  全4巻

 アイスクイーンの異名をもつ東大2年の小田垣観月(おだがき みづき)。そんな彼女が銀座のナイトクラブのキャストとして店内の内情を探れと依頼がきた。愛してやまない甘味を提供するとの誘惑に負け・・・潜入。



「ロシアは今日も荒れ模様」 米原 万理  全4巻

 通訳・作家・エッセイストとして活躍した著者が綴る、途方もなく過激で底なしにズボラな人々の国ロシアを描いたエッセイ集。



「女の偏差値」  林 真理子   全3巻

 生活の様子、あらゆるダイエットに挑戦しつつ、食やおしゃれとの葛藤、人々との出会いなど面白おかしくワクワクと読み続け、そろそろダイエットを諦めようかなと! 最後に思わずニンマリ!!



「ひとでなし 334~363 北海道新聞朝刊連載(2023年8月1日~31日)」

                                                                              星野 智幸  全1巻

 北海道新聞朝刊連載小説の2023年8月分。鬼村樹は友人の鴨城梢の紹介でルピータと知り合う。彼女の故郷メキシコに出かけ、祭りの最中アラシ・トルメンタと名乗る日系少年と出会う。



「札幌誕生 23~48 北海道新聞朝刊連載(2023年8月1日~31日)」

                                                                                門井 慶喜    全1巻

 近代札幌の成り立ちを五つの物語から描く、北海道新聞朝刊連載小説の2023年8月分。明治2年、政府は蝦夷地開発の組織「開拓使」を設置。開拓判官・島義勇は同年9月、小樽の銭函に仮役所を定めた。



「いずみ 2023年6月 北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」  全1巻

 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から感想・反省・思索などを述べる、エッセイ形式の女性のみの投稿文です。




【寄贈点字図書】


ブッダのおしえ (点字版) 「お経」のことば 仏教伝道協会 1巻



【雑誌(点字)】


点字 厚生 第298号 日本視覚障害者団体連合 1巻


月刊 東洋療法 353号 全日本鍼灸マッサージ師会 1巻


広報誌 私たちの税金 令和5年度版 国税庁 広報広聴室 1巻


出版図書ニュース 第165号 京都ライトハウス情報製作センター 1巻


点字さっぽろ 第682号 札幌市視聴覚障がい者情報センター 1巻


自由民主 第110号 自由民主党 1巻


点字版 ほっかいどう 第293号 北海道広報広聴課 1巻


ふれあいらしんばん Vol.93 内閣府政府広報室 1巻




【自館制作デイジー図書】 


落花流水   鈴木 るりか 5:07


くるまの娘   宇佐美 りん 3:35

【雑誌(デイジー)】


私たちの税金 令和5年度版 国税庁 広報広聴課 2:20


声の広報 ほっかいどう 第233号 北海道広報広聴課


明日への声 Vol.93 内閣府政府広報室