2024年9月の図書便り
☆2024年9月 釧路市点字図書制作点字図書☆
☆2024年9月 釧路市点字図書制作点字図書☆
【自館制作点字図書】
「卓上四季 2024年6月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻
詩画作家の星野富弘さんはスポーツ万能の体育教師だった。大学を出て中学校に赴任し、体操部の部活動中、頸椎を傷めて手足の自由を失う。希望に満ちた教師生活は2か月で終わってしまう。(17日 他29編)
「果ての海」 花房 観音 全5巻
階段の下で息絶えた男。全てを知る女は姿を消した。顔を変え、新しい名前を手に入れた女は、新天地で別人としての人生を生きるはずだったが・・・。
「猿が啼くとき人が死ぬ」 西村 京太郎 全4巻
「トラベル日本」の記者・広川克樹と、旅行会社に勤める中村かおりの死体が発見された。解剖の結果、2人の死亡推定時刻には差があり、先に広川が死んだことが判明。捜査にのり出した十津川は、広川が最近取材したという日光へ行く。そこで5年前に起きた軽飛行機の墜落事故現場に出向き、猿の啼き声をきく・・・。
「フォークソング集」 野ばら社編集部 編 全4巻
1962年から1990年のフォークソングを中心に、曲が161曲掲載されています。
「ドミノ in 上海」 恩田 陸 全8巻
沢山の登場人物のそれぞれの思惑が入り乱れ、吸い込まれるように集まり、出会うはずのない人々の運命のドミノ倒し。悪賢いパンダの厳厳、霊になったイグアナのダリオ、イヌの燦燦のキャラが面白い!
「小暮写眞館 Ⅱ ーー世界の縁側ーー」 宮部 みゆき 全4巻
去年の暮れに持ち込まれた心霊写真を解決(?)した英一は、知らないうちにネット上で話題の人になっていた。そして又、学校の先輩から頼まれた写真の真相を、コゲペンこと寺内千春と調査する事になる。そんななかミス垣本の自殺行為に遭遇した英一は・・・。
「卓上四季 2024年7月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全 1巻
被爆した作家の太田洋子さんが原爆投下から6年後の広島を描いた。短冊に幼い字の願いごとを見つける。「おとうさん」「おかあさん」。両親を亡くした子だろうか。作家が書きとどめた広島の悲しみであった。せつない。 (7日 他30編)
「我が心の底の光」 貫井 徳郎 全5巻
母は死に、父は人を殺したーー。生きることに強い執着を抱きながらも、普通の人生を捨てた晄(こう)。その真っ暗な心の底に射す一筋の光とは!? 衝撃のラストが心を抉る傑作長編。
「ゴールデン・ブラッド」 内藤 了 全5巻
東京五輪プレマラソンで爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は救助活動にあたり、新開発の人工血液(ゴールデン・ブラッド)により多くの命が救われた。人工血液の開発に関わった病院で、その日、圭吾の妹が急死。輸血された患者が次々と変死し・・・。
「ブレイク ニュース」 薬丸 岳 全7巻
ユーチューブで人気のチャンネル『野依美鈴(のよりみすず)のブレイク ニュース』児童虐待、8050問題、パパ活など独自に取材し配信。彼女の真の目的は何なのか―。
「白日」 月村 了衛 全4巻
課長の秋吉は、「引きこもり・不登校対策」の新時代の高校の開校を目指す新規プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となる。事故か自殺か?組織の 倫理とは?
「最後の一色 242~271 北海道新聞朝刊連載(2024年7月1日~31日)」 全1巻
丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年7月分。五郎と長岡家の娘・ 伊也(いや)の婚儀が無事終わったのもつかの間、ついに長岡家による丹後全域の検地が始まる。
「札幌誕生 292~316 北海道新聞朝刊連載(2024年7月2日~31日)」 門井 慶喜 全1巻
近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年7月分。有島武郎の「相互扶助」を理念とする農場がついに動き出す。第5話ショートカットは「札幌へ海から船を入れる」構想に携わった吉崎文吉の物語。
「『いずみ』と『ひだまり』 2024年7月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻
自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。
「開かせていただき光栄です —DILATED TO MEET YOU—」 皆川 博子 全8巻
18世紀ロンドン。解剖学が最先端であり偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが、おかしくも哀しい不可能犯罪に挑む。本格ミステリ大賞受賞作。
「COLD ー―警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花ー―」 内藤 了 全5巻
過去の資料から見つかった、首に奇妙な痣を持つ複数の凍死体。事故は北海道、岩手、福島で3年以内に発生している。連続殺人を疑う清花たちは酷寒の地への潜入捜査を開始する。すべての現場で目撃された気味な「雪女」の姿。明らかにされる凍死者たちの意外な過去。一連の事件は祟りか、それとも罰か。
「高校事変 20」 松岡 圭祐 全5巻
マスコミを弾圧した日登美(ひとみ)達は夢莉匡太(ゆうりきょうた)への批判を封じた。瑠那、伊桜里、凜香の3人はとある無人島に隔離される。3人のもとに予期せぬ来訪者が-。突如として開催された林間学校。国家を揺るがす激しい戦闘が幕を開ける。
「歯周病、口臭、むし歯を防ぐ 1分間「殺菌ベロ回し」」 坂本 紗有美 全2巻
ベロ(舌)を鍛え、唾液の分泌を促し、口の雑菌を撃退して、美しい口と健康な体を手に入れましょう。
「卓上四季 2024年8月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻
原爆投下から間もない広島。傷ついた人々が、壊れたビルの地下室に身を寄せていた。そこにささやきが「赤ん坊が生まれる」。明かりも何も無い。さっきまでうめいていた重傷者が「私は産婆です。私が生ませましょう」。新しい生命が誕生し、救い手は夜明けを待たず亡くなった。(他30編)
【自館制作デイジー図書】
「AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか」 川村秀憲・大塚凱 5:30
人はなぜ俳句を詠むのか? 俳句を媒介として人工知能「一茶くん」の開発者川村と気鋭の若手俳人大塚が探求する”知能の深淵”。目的は人口知能の研究、さらには知能とは何かを探求することであり、俳句はその切口であると。違う分野にいながら同じ断面を見ている人との議論は有意義に続く。
「だからダスティンは死んだ」 ピーター・スワンソン 14:45
ボストン郊外に越してきたヘンとロイドは隣の夫婦の家で、2年半前に起きた殺人事件で被害者宅から持ち去ったとされる置物を目にする。複数視点で進む物語は読者を幻惑し「これが真相か!」と思ってからがこのミステリの真骨頂。
【寄贈点字図書】
「第91回 2023(令和5)年度 全国盲学校弁論大会 全国大会 弁論集」 毎日新聞社 点字毎日
【他館製作点字図書の蔵書】
製作:日本点字図書館 「人間臨終図鑑 上巻」 山田 風太郎 全11巻
製作:日本点字図書館 「人間臨終図鑑 下巻」 山田 風太郎 全12巻
【雑誌(点字)】
「協会だより No.35」 全国盲ろう者協会 全1巻
「月刊東洋療法 362号」 全日本針灸マッサージ師会 全1巻
「点字広報誌 私たちの税金 令和6年度版」 国税庁広報広聴課 全1巻
「出版図書ニュース 第171号」 京都ライトハウス情報製作センター 全1巻
「点字さっぽろ 第694号」 札幌視聴覚障がい者情報センター 全1巻
「点字版 ほっかいどう 第299号」 北海道広報広聴課 全1巻
「ふれあいらしんばん Vol.99」 政府広報室 全1巻
【雑誌(デイジー)】
「声の広報 厚生 第290号」 日本視覚障害者団体連合
「私たちの税金 令和6年度版」 国税庁広報広聴課 2:21
「声の広報ほっかいどう 第239号」 北海道広報広聴課
「明日への声 Vol.99」 内閣府政府広報室