新会長挨拶 

19期、遠藤 將光 

昨年9月の総会で金澤前会長から本職を引き継ぎました新米会長の遠藤です、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、1月1日に発災した能登半島地震で被害に遭われた皆様方へお見舞い申し上げます。志賀町富来にある私の妻の実家も被災しましたが、僅かに傾く程度で何とか倒壊は免れました。しかし、家の中はぐちゃぐちゃで3月現在も毎週片付けに行っています。また、私は三日間と短い期間でしたが、輪島・門前に診療支援にも入りました。復興にはまだまだ時間がかかると思いますが、一歩ずつでも粘り強く前に進んでいくしかないと思っています。

 テニスの話に戻りますが、昨年からお願いしておりました北部コートの改修に対し50人以上の方々から300万円に上る多額のご寄付をいただきました。お陰様で2面がプレイゾーンで改修されます、従来の継ぎ接ぎでは直ぐに継ぎ目が剥がれてしまいましたが、プレイゾーンの改修であれば何年かは期待できると思います。貴重なご支援をいただきました皆様方にはこの場をお借りして御礼申し上げます。特に大学事務サイドと緊密な連絡を取っていただき2面の改修に結び付けて下さいました顧問の芝口先生にはお礼の言葉もありません、誠にありがとうございました。しかし、残された4面も決して良い状態ではありません。特に共用室(部室)から一番遠い1,2番コートは劣悪です。これらについては更に大学と相談していかなければならないと思います。

 今回は会長として初めての投稿なので、本来であればここに新しい方針を列挙できればいいのですが、まずは従来の活動を大事にしつつ、皆様方からいろいろなご要望、ご提案をいただき発展につなげられればと考えています、多数のご意見をお願い致します。そんな中でも一点だけ、若い方々と女性にもう少し白楊庭球会に積極的に参加していただければと思います。役職とか関係なく、ほんの少しでも皆さんが手を差し伸べていただけると助かります。2年後の2026年には今後の一大イベントである70周年記念があります。この準備もそろそろ始めないと間に合いません、「ほんの少しのお手伝い」を頭の片隅に置いていただければと思います。また、会費納入はその第一歩でもあります、会の運営は皆様からの会費・ご寄付が無ければ継続できません、よろしくお願いいたします。

白楊庭球会の会員は既に500名を超えていますが、種々の理由で会報を発送しているのは450名余りです。また、メーリングリスト(ML)登録者は220名程です。以前は印刷した会報を郵送していましたが、今回は会報の目次・会費納入のお願い・会からのご案内だけをお送りしました。皆様、ご感想は如何でしょうか、MLで発信していただけると嬉しいです。また、このネット時代ですから、可能であれば今後はこの案内もメールに置き換えたいと考えております。これについても皆様のご意見をお願いいたします。MLに未登録の方は是非ご登録をお願いいたします。尚、HPやMLの管理をはじめネット関係の一切を取り仕切って下さっている18期浅野さんには改めてここの場を借りて御礼申し上げます、いつもありがとうございます。

 最後になりましたが、白楊庭球会に対する思いには各人温度差があって当然だと思います。しかし、時々は学生時代に真っ黒に日焼けしながらラケットを振り回したことを思い出してみましょう、するとちょっと体温が上がりませんか⁈そしたらOB/OG戦に来て懐かしい顔や現役部員に会いに来て下さい。白楊庭球会では各期のつながりは強いようですが、縦のつながりがもう一つの様に見受けられます。中島みゆきの名曲「糸」には「縦の糸はあなた 横の糸は私」とありますが、白楊庭球会では縦も横も会員皆様です。皆様がテニスを楽しんで、テニスを通じて繋がり、会を盛り上げていただければ幸いです、よろしくお願いいたします。