2025年03月05日(令和7年)発行
【くるみの会の総会は26日に行います】
平成12年10月に結成されたくるみの会は、今年に25年目を迎えます。
この年は帯広市社会福祉協議会のあった帯広市福祉会館(現在の道新ビル裏?)で行われたガイドヘルパー養成講座に参加した方々により、くるみの会が結成されました。
そのあとNPO法人化、ボランティアとして歩んでいくか、そしてコロナ禍という大きな波を乗り越え、今のくるみの会が、「視覚障がい者とともに歩む」という障がい者の外出支援を中心テーマに活動してきました。
「障がい者に頼られる存在」だからこそ、ここまで長く活動を続けてこられたと思っています。
また忘れてはならないのは、今は故人になられた方をはじめ、親の介護で活動を続けられなかった方、そして転勤で十勝を離れた方など、多くの方と出会いました。
25年はその人たちとの出会いの時間で、心温まる長い日々でした。
今回の総会は、25年という節目で、今後の活動を見つめなおそうということにもなります。
会員の皆様にはご多忙とは存じますが、ぜひご出席をお願いいたします。
日時 : 4月26日(土)13時30分
場所 : 帯広市グリーンプラザ会議室
なお準備の都合がありますので4月18日(金曜日)までに、ご出欠をご連絡ください。
【あしらせ体験会の実施のご案内】
「あしらせ」って何? コンパクトな機器を靴に付け(スマホのアプリと連動)、足に伝わる振動で目的地まで案内するものです。
そんなものがあれば、外出が楽になりますね。世の中にIT化が進み、障がいがあっても生活がしやすくなることは素晴らしいことですね。
まずはどんなものなのか気になりませんか。体験会は北海点字図書館を通じて実施されます。
日時 : 5月18日(日曜日)13時から
場所 : 十勝プラザ会議室
★12時30分に、十勝プラザ東側玄関にお集まりください。
当日視覚障がい者の方のガイドがあります。
軽装できる服装でご参加ください。
【帯広図書館映画会のガイドをしました】
「梅切らぬバカ」という名前の映画を帯広市図書館から正式に依頼を受け、当日参加した障がい者のガイドを行いました。身体障がい、視覚障がいの方の参加。
そしてくるみの会から、佐藤和、山口、佐藤み、福井が参加しました。ガイドの仕事は少なかったですが、「図書館より頼られた」ということは今までになかったことで、会のことが知られたと感じました。(2/24)
【視覚障害者社会学級に参加しました】
二月八日(土)に帯広市障害福祉課主催で行われる「社会学級」が行われました。視覚障がいの方にラジオ体操第一の一つ一つの動作の詳しく教えてくれました。なんとなく体を動かしているラジオ体操も、くわしく教えられたことの記憶がないので、大変興味深く参加できました。おまけとして家でもテレビを見ながらでもできる膝や足腰を強くする体操など、とてもためになりました。二月四日の大雪の後遺症で参加者は少なめでしたが、体操のあとのそば会食など、楽しい時間を過ごしました。
くるみの会から佐藤和、山口、山本、橋本、久保、鈴木さんが参加しました。みなさんお疲れさまでした。
【イオンで買い物ガイドを頼まれました】
視覚障がいの安澤さんより依頼されたイオンでの買い物のガイドを、会員の山口さんが同行してくれました。
同行援護では対応できなかったので買い物を依頼されました。
買い物に同行し、モノを選ぶのは難しいことでもあります。
服は本人の好みもあり、「これが似合う」などアドバイスは難しいですね。
普段できない買い物がいっぱいできて。ご満悦だったそうです。
とても感謝してくれ、くるみの会に寄付してくれました。
ありがとうございました。
【防災講座に参加しました】
2月16日帯広市グリーンプラザで十勝視覚障害者の会主催の「防災講座」に参加しました。講師は村田真弓さんが、防災グッズの紹介をしてくれました。
村田さんが用意してくれたものはい100円ショップで買える手頃なものばかりで、日ごろから用意しやすいものです。皆さんもいつ起こるかわからない災害に備えて防災グッズを用意しておきませんか。
講座では、皆さんが普段心掛けていることなど話してくれました。
歯磨き、手洗いなど口腔ケアは、感染症などを防ぐことになりますし、防災グッズとして水(最低三日分)・トイレ(黒ビニール袋など)、お薬手帳など意見がでました。
災害は行政担当者・警察も被災者なので、普段から近くの方に、障がいを持っていることを知ってもらうなども大切だと話し合われました。
最後にヘルプマークが意外と知られていないことも指摘されました。
困っていたらサポートすることに心がけましょう。
(文責 久保)