【タイトル】
どこかに、あるかも・・
古い情報なので、ごめんなさい。
くるみの会は、平成12年10月26日に発足
帯広市身障協会主催のガイドヘルパー養成講習会に参加した佐藤会長を中心に結成されました。 平成14年の総会で、帯広市社会福祉協議会のボランティア登録団体となり活動するとともに、 会独自の活動に重点に置き、今まで行ってきた視覚障がい者ガイドに加え、 新たに肢体不自由者施設、老人介護施設との交流を行ってきました。
会の活動が大きな転機を迎えたのは、(とかち)視覚障害者の会と始めた 「障がい者と(とかち)の旅をしよう」などのイベントでした。
平成19年に、帯広市協働の街づくり事業に応募して 「第一回障がい者と(とかち)の旅をしよう」をすることになりましたが、 イベントを一から始めるのは大変でもありました。 障がい者、ボランティアの方が集まってくれるだろうかと不安と期待でいっぱいでしたが、 30名を超える参加者があり、また参加した障がい者の方より 「楽しかった。このイベントでいろいろなところに行ける。」との感想に、 やってよかったと充実感に満ちてきたことを忘れることができません。
この事業は帯広市の補助を受けることができるのが二年間だけで、 その後も「事業を続けたい」ということを(とかち)視覚障害者の会に相談したときに、 「共催の形で続けましょう」と言ってくれたことは、この事業が支持されていると思いました。 またこのイベントでは「足」として福祉バスをお借りできたことも事業継続に大きな力になっています。 帯広市に感謝しております。
さらに翌年(とかち)視覚障害者の会と「視覚障がい者と街の散策をしよう」を行うことになり、 まずは駅周辺を歩き、障がい者が街にでる時に、どんなバリアがあるか調べることから始めました。
この事業で、くるみの会は障がい者自身の願いを伝えるためのサポートに徹してきました。 一緒に行動して、点字ブロックが設置されたり、信号が渡りやすくなったり、 幾つかの場所で改善がありました。 帯広市も私たちの声に耳を傾けてくれたことも大きかったと思います。 この事業を通して私たちは、障がい者が「要望」を伝えることの大切さを実感することができました。
もう一つの取り組みは、全国視覚障がい者外出支援連絡会(JBOS)に加盟したことです。 全国の仲間との交流ができる。
(とかち)の視覚障がい者が行き先でガイドをうけることで、 もっと広い範囲で行動ができるという思いがありました。 その後、全国から依頼があり、(とかち)の旅を楽しんでもらえました。 旅を終えたあとにいただいた手紙には「感謝」の言葉をいただき、 (とかち)・北海道の良さを知ってもらえたことは喜びです。
14回障がい者と街の散策結果