6:30:カトマンズ空港発(ヘリコプター)
7:20:ルクラ空港着
8:00:ルクラ発(2840m)
13:50:モンジョ着(2835m)
6:30:カトマンズ-ルクラ直行便が無いとの情報を得たので、往路は人生初のヘリコプターを選択。
乗客は自分の他にインド人1名とアメリカ人カップル2名。みんなほぼ同じルートと日程なので、この後何度か顔を合わせて会話する仲となった。
8:00:ルクラ空港でガイドと落ち合い、そのままトレッキング開始。
ルクラを出てすぐの所でツーリスト登録をし、入園料を支払う。すべてガイドがやってくれた。
ルクラから一旦 300mほど下る。トレッキングルートは地元民の生活道路でもあるので、割と整備されていて歩きやすい。
この辺りは森林があって日本の山道と雰囲気が似ている。ストゥーパやマニ車が時たま現れて、ネパールに来たと実感させられる。
自動車やバイクは通れないので、ロバやヤクが貴重な輸送手段となる。基本的にはおとなしいが、角があるのですれ違う時にはちょっとビビってしまう。
川沿いの道を歩き、所々で吊り橋を渡る。
チベット仏教の経典を描いたマニ石やマニ車が至る所にある。
11:00:当初の目的地だったパクディンに到着。まだ11時だし余力は十分あるので、昼食を取った後、次の村 モンジョを目指すことにした。昼食はフライドライス、割と美味しいが日本の1.5倍はあってお腹一杯になる。
ルクラからしばらくは下り道だったが、パクディンの辺りから上り道が始まる。日が当たると暖かく、Tシャツ一枚でも汗ばむほど。
13:50:モンジョのロッジに到着。ロッジの選択・交渉はガイドにお任せ。
トイレ・シャワー付きの2ベッドルームという比較的高級なロッジだった。その分値段も少々お高め。
高度:2834m、気圧:721 hPa
夕飯は卵と野菜が入ったネパール式ヌードルスープのトゥクパ、630ルピー。あっさりとした癖のない味で食べやすい。
夕食後はやることもないので8時過ぎに就寝、割と厚めの布団を2枚かけて寝た。
夜中に目が覚めてトイレに行ったら下痢だった。カトマンズで食べたサンドイッチの生野菜が怪しい。
7:50:モンジョ発(2835m)
11:30:ナムチェ着(3440m)
7:50:モンジョを出発してすぐにチェックポイントがある。ガイドが手続きしてくれた。
モンジョから先は何度も吊り橋を渡ったりしながら上り坂が続く。
途中の休憩ポイントでエベレストがチラ見できた、人生初エベレスト!!
11:30:最後のきつい上り坂を上り切って、ようやくナムチェに到着。多方面への道が集まる要所だけに、とても大きな村だ。
ロッジでランチを取った後、裏山に軽くハイキング。ヒラリー卿と共にエベレスト初登頂を果たした地元の英雄テンジンの銅像が建っていた。今年(2023年)は初登頂からちょうど70周年だそうな。
ナムチェの村に戻り、下痢止めの薬を買いに薬局へ。薬局のおばちゃんに言われるがまま、3種類の薬を購入した。ついでに高山病の薬 Diamoxも購入。
夕飯時にお湯を注文して、部屋で紅茶を飲むのが慣例となった。高山病予防のため、夜中に目が覚めた時にも白湯を飲むようにしていた。余ったお湯は、翌朝ボトルに詰めて行動時の飲み水となる。
8:00:ナムチェ発(3440m)
10:00:クムジュン着(3780m)
14:00:ヒラリービューポイント(4040m)
15:00:ナムチェ着
8:00:高度順応のため、クムジュン/クンデ村に向かう。
9:30:途中、日本人が経営するHotel Everest Viewに立ち寄る。標高 3880m、ついに富士山を超え、わが人生未踏の領域に到達。
Hotel Everest Viewの名の通り、ここのテラスからはエベレスト、ローツェ、アマダブラムが一望できる。これからあの麓まで歩いていくのだと思うと気持ちが高ぶってくる。
10:00:クムジュン村に到着。景観のため屋根の色を緑に統一しているのだそうだ。
アマダブラムをバックにヤクの群れが通り過ぎる。通りの石塀にヤクの糞を貼り付け、乾燥させてストーブの燃料にする。
ヒラリー卿が建てた小学校を訪れた。金ピカの銅像が建っていた。
クムジュンのゴンパ(僧院)にも立ち寄る。日本の仏像とはだいぶ趣が異なる。
そしてここのハイライトは何と言ってもイエティ(雪男)の頭皮! やたら尖がってるねとか、なんで頭皮だけ残ってるのとかツッコミどころはいろいろあるけど、とりあえず映えるからオッケー。
14:00:その後、クンデ村を経由してヒラリービューポイントへ登り、ついに 4000mを超える。午後遅くなるとガスや風が出てきて寒くなる。凍えながらナムチェまで下って行った。
夕飯はネパールの郷土料理ダルバート。高地では冷蔵庫がないため肉が保存できず、ほぼ野菜だけの精進料理に近い。ただしお替り自由で、ライスやスープや惣菜をあれよあれよと追加されて、気が付くとお腹がパンパンになるので要注意である。