応募作品
※応募作品は、「デジタルによる知の組織化」部門を除き公開しております。 目録・索引 | 本の本
雑学の冒険
この作品について |
いま、なぜ、雑学なのか。
インターネットが普及し、ありあまる情報が氾濫していると言ってもいいなかで、さまざまなメディアの情報を自分なりに取捨選択していかなければ情報の浪費にしかなりません。そこで自分なりの情報を収集、整理し、今までの知の集積のうえに新たな知を発見して自分なりの世界観を創造していく必要があります。そんな作業のなかで国会図書館に未収蔵の本がある事に気づかされたのです。
雑誌渉猟日録 関西ふるほん探検
この作品について |
知られざる詩人・画人との出会いを求め、今日も古本屋へ。心踊る雑誌探検の日々を追記連発の「高橋節」でおくる蒐書エッセイ。資料編として著者が所有する貴重な古書雑誌・同人誌の目次一覧も掲載。
雑な読書
この作品について |
いま、なぜ、雑学なのか。
英米文学をはじめ多くの作品を手掛けている翻訳家・古屋美登里氏が“雑読”を旨とする幅広い選書と軽妙洒脱な文章で導く豊かな世界
THE BOOKS green
この作品について |
全国47都道府県の書店365店舗の書店員365人に、中学生・高校生に推薦する本についてアンケート取材を行い、それぞれ選ばれた365冊の本と、その本に寄せる書店員さんの手書きでの推薦コメント、そしてそしてその本の出版社、発行年、ページ数、定価、ISBN、装丁家を掲載しています。
また、アンケート取材を行わせていただいたすべての書店について、弊社の社員がひとこと紹介コメントを書いていることもあり、ブックガイドでありながら、すべての都道府県で使える書店ガイドとして楽しんでいただいてるという声も聞きます。
三人よれば楽しい読書
この作品について |
1995年から1997年にかけ、雑誌「本の話」(文藝春秋発行)に24回にわたって連 載された鼎談書評。毎回3冊の本を一人の評者が選び、他の評者とともに論じるが、笑いとともに話題は多岐にわたり、読書の楽しみを存分に味わうことができる。
思考の取引
この作品について |
「書店とは、陳列された実体としての、みずからを提示し紹介する主体としての、書物のイデアにほかならない」――ネットの普及、電子書籍の登場、減少する書店……、出版界が激変を迎える中、物質としての書物の意義を示し、書物には書店が不可欠であることを説く。現代フランス最高の哲学者が、書物と書店を根底から問い直す。
仕事と人生に活かす「名著力」 テレビマン「挫折」から「成長」への50冊
この作品について |
苦しかったとき、迷ったとき「名著を読む」という体験を通して自分と向き合い・対話し、「人生の冒険」の扉を開けてきた著者秋満氏。
「落ちこぼれ」「かなわない希望」「回り道」も実はマイナスなできごとではないことを気づかせてくれた50冊の本を紹介する。
死ぬほど読書
この作品について |
もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。
〆切本
この作品について |
夏目漱石から松本清張、村上春樹、そして西加奈子まで90人の書き手による悶絶と歓喜の〆切話94篇を収録。明治から現在にいたる書き手たちの〆切にまつわるエッセイ・手紙・日記・対談などをよりぬき集めた“しめきり症例集”とでも呼べる本です。いま何かに追われている人もそうでない人も、読んでいくうちにきっと「〆切、背中を押してくれてありがとう!」と感じるはずです。だから、本書は仕事や人生で〆切とこれから上手に付き合っていくための“しめきり参考書”でもあります。
ジャズは本棚に在り ジャズ書と名盤
この作品について |
“JAZZ JAPAN”誌の人気連載全92回をまるごと単行本化。古今東西の名著、奇書、読むべき「ジャズ書」を紹介しつつ、聴くべき「名盤」を多数追加。読むほどに聴くほどに生きたジャズが身につく極上の1冊。
19歳の読書論:図書館長からのメッセージ
この作品について |
スマホとつき合う時間は忙しく過ぎ去るが読書の時間はけっして過ぎ去らず、よみがえる記憶とともにある。読書は心の筋肉をきたえる。
【目次】活字との共存―本を読む経験の意味/読書へのいざない―本は精神の成長を約束する/身体を通して考える―黒田博樹・井上康生・吉田都の場合/ことばで織りあげる日常―壇密・小橋めぐみ・夏生さえり/生きることの意味―自閉症と発達障害を生きる/生きものへのまなざし―南方熊楠と柳田国男/考える力を鍛えるための方法―フランスの教育に学ぶ/成長の喜びと衰退の悲しみ―変わる・変える・変えられる/古典の森を散策してみよう(1)―アリストテレスのことば/植物と土と水―未知の世界へ〔ほか〕
出版社社長兼編集者兼作家の購書術
この作品について |
どの店で、どんな本を、どう買うか。買った本をどう置くか、どう整理するか、どう売るか。編集者にして作家かつ出版社経営者、そして読者という著者が、本の賢い「買い方」を詳述する。
出版と流通
この作品について |
識字と書字、商業出版の成立から読書と生活習慣、教育装置、歴史意識まで、書籍文化を生み、書籍文化が生んだ環境を、多様な視角から描く。近世から近代にいたる、読書環境の諸相を読み解く一冊。
出版の冒険者たち。
この作品について |
標題の書は、個性的な出版を目指し継続したポプラ社・二玄社・大修館・小学館・冨山房・暮しの手帖社などの創業の経緯、その後の活動などをつぶさに記した。著者数十年の研究を凝縮したものである。ただし、本書はこれに先立つ2冊とのシリーズになっている。「本は世につれ。」(2009年3月)、「雑誌は見ていた。」(同年11月)と併せた3部作で、ベストセラー史の第1作、戦後ジャーナリズムの興亡を著した第2作と併読いただくと、日本の出版界の動きが概観できる作となっていることを注記しておきたい。
出版文化史の東西
この作品について |
時代によって変わりゆく書物に刻み込まれた歴史を読み解くおもしろさを、日本、イギリス、スペインの中世から近代までの出版文化史としてたどる。2013〜2014年に慶應義塾大学で開講された特別講座をもとに書籍化。
首都圏大学図書館ガイド オトナの知的空間案内
この作品について |
懐かしい本の匂いと現代的な建築センス、少し背筋が伸びるような静謐さと心地よい椅子、展示や蔵書から見えるこだわりと専門性…。アカデミックな書籍探しだけではない大学図書館の魅力満載のガイドブックです。開館日・時間などのデータのほか各館で異なる利用内容や利用資格利用カード作成に必要な書類などの詳細データもわかりやすく紹介します。
情報リテラシーのための図書館
この作品について |
「書物自体は一貫して重要視されていた日本で社会的機関としての図書館の評価が低かったのはなぜか」 この問いに答えるために、江戸時代に遡って本の読み方の歴史を検討し、明治政府の知のアクセスの仕方を検討することで、日本人の知的活動が近代において大きな制約を受けていたことを明かにし、この制約をはずすために、一人一人が情報リテラシーをもつための教育改革を提唱する。
書影の森 筑摩書房の装幀 1940-2014
この作品について |
出版界のロールモデルとしての「筑摩本」の装幀の魅力に迫る。
用紙選定、レイアウト、装幀、造本など全編にわたって故・吉岡実へのオマージュとなっている。
職業としての「編集者」
この作品について |
こんにちの「ビジネス書」というカテゴリーをつくりあげた著者が、「ビジネス書編集者」の立ち位置から語り尽くした"本づくりの原点"。企画、構成、目次・見出の作り方から、著者・協力者との付き合い方、前書き、図解、装丁…といった本づくりの全てを、具体的かつ丁寧・簡潔に解説する類書の無い"編集者本"です。
書籍の宇宙
この作品について |
海の向こうから輸入され、木の活字を使い、京の書籍のまねをして町の読み物として、お上の教諭のために…。近世から近代へとその存在を主張した、さまざまな目的と出来方の書物・印刷物の多様な世界を読み解く。
書籍文化とその基底
この作品について |
識字と書字、商業出版の成立から読書と生活習慣、教育装置、歴史意識まで、書籍文化を生み、書籍文化が生んだ環境を、多様な視角から描く。近世から近代にいたる、読書環境の諸相を読み解く一冊。
書店員の仕事
この作品について |
書店とはどういう空間なのか。書店員とはどういう仕事なのか――。
真摯に本に向き合い、読者に向き合い続ける59人の店頭からの声。
書店人のはんせい
この作品について |
生粋の本好きが、自らの読書遍歴、都内書店に44年勤めた「半生」とその「反省」をまじえ、「本を読むこと」の愉楽の真髄を縦横に綴る。
書店・図書館で働く人たち
この作品について |
書店や図書館ではどのような仕事や仕組みでなりたっているのかを、豊富なイラストとインタビューで解説し、仕事の現場を読みながら体験することができる。
書物學 15
この作品について |
古今東西の知の宝庫に分け入り、読書の楽しさを満喫する! 15は、「金属活字と近代」を特集。石崎康子「ウィリアム・ギャンブルと横浜」等の論考を掲載する。ほか、書物学ことはじめなどを収録。
書物史への扉
この作品について |
ときには熱狂し、ときには美しさに見とれ、ときには別世界に思いを馳せる。本を読み/書くという行為を通じて、人々は生き、この社会をつくりあげてきたのではないだろうか。西洋中世の豪華写本から越中富山の薬袋まで、書物と文字文化に関する愉快かつ深いお話を満載。書物史研究の第一人者による、カラー版書物文化史案内。『図書』連載の単行本化。
書物と権力
この作品について |
印刷技術が未発達な中世において、人は書物をどう入手していたのか。連歌師の流通への関与、伏見宮家から足利将軍への「風雅集」贈与など、書物の伝播・普及と権力との結びつきを解明し、古典的書物を持つことの意味に迫る。
書物と製本術
この作品について |
フランスの伝統的な手かがり製本ルリユールについて、製本職人による本づくりの世界を明らかにし、一枚の紙を折り、折丁を束ねて一冊の本にする工程の技術的発展を分析。「本とは何か」の根本を問う。
書物のある風景
この作品について |
読書をする子たち、いろんな姿でいろんな場所で読みふける大人たち、しかめ面で読む者、本を手に遠くをながめる者…。世界各地の美術館やコレクションから、古今東西の書物のある風景を描いた300点超の芸術作品を収録する。
書物の文化史 メディアの変遷と知の枠組み
この作品について |
モノとしての書物(メディア)を通して、「文献文化」および「知の枠組み」を考察するテキスト。世界の各地域・時代において、文献はどのような媒体(メディア)に載せられ、どのように読まれてきたかについて、図版も豊富に交えながら解説する。具体的には、「媒体(メディア)の制約と文献の仕組み」「媒体(メディア)の特性と知の枠組み」という切り口から「書物」にまつわる様々な現象を読み解く。
書物の夢、印刷の旅――ルネサンス期出版文化の富と虚
この作品について |
出版文化と印刷技術の創成期、そこに生きる職人たちはどのような仕事をし、どのような冨と栄光、 そして屈辱の中に生きていたのか。 とある伝説の書の出版企画を皮切りに、公用語の統一、海賊版拡散の阻止、活版印刷技術から、 美しい造本の計画まで話が及ぶ。 世界初の編集者や校正者と共に、ルネサンス期のヴェネツィアを旅する。 出版文化史を紐解くという動機のみならず、 ノンフィクションの歴史小説としても読める書物の文明開化を知る瞠目の書。
知られざる出版「裏面」史 元木昌彦インタヴューズ
この作品について |
元週刊現代編集長、元フライデー編集長の元木昌彦によるインタビュー集。出版の黄金時代を支えた男たちの決定的な真実が今明らかにされる。これはオーラルヒストリーの成果だ!編集部に寄せられる絶賛の声。
花田紀凱(『月刊Hanada』編集長)、櫻井秀勲(元『女性自身』編集長)、小板橋二郎(ジャーナリスト)、平林猛(ボス代表取締役・元『週刊現代』記者)、末井昭(元『ウイークエンドスーパー』『写真時代』編集長)、二木啓孝(元『日刊ゲンダイ』ニュース編集部長)、古屋信吾(ミリオンセラー編集者・さくら舎代表取締役)、徳島高義(元『群像』編集長)、長澤潔(元『エスクァイア日本版』編集長)、斎藤禎(元『諸君!』『クレア』編集長)、鈴木富夫(元『週刊現代』『ヤングレディ』編集長)、鈴木雄介(元『週刊ポスト』編集長)、井家上隆幸(書評家・文芸評論家・コラムニスト)
人生を面白くする 本物の教養
この作品について |
本物の教養はどうしたら身につけられるのか。 60歳にして戦後初の独立系生保を開業した起業家であり、ビジネス界きっての教養人でもある著者が、 読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、 知的生産の方法のすべてを明かす!
人生を狂わす名著50
この作品について |
知らない本が知れる。知っている本は、もっとおもしろくなる!ノーベル文学賞を受賞された カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』の書評も収録されています!
著者は23歳。現役の京大院生。文学研究をするかたわら、京都天狼院で書店員として働く文学マニアの女の子。この本は、『京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」 と思う本ベスト20 を選んでみた。《リーディング・ハイ》』というタイトルで「天狼院書店」のウェブサイトに掲載され、2016年、年間はてなブックマーク数ランキングで第2位となり、本好きのSNSの間で大反響を呼んだ記事をもとに書かれたブックガイドです。外国文学から日本文学、漫画、人文書まで、人生を狂わされる本を50冊選書。その一つひとつに確かな紹介文が書かれています。加えて「文学研究」の視点で、50冊それぞれに「その次」に読みたい本を3冊ずつ紹介。本書には合計200冊の名著が紹介されています。
信の哲学(上・下)
この作品について |
『新約聖書』中の、使徒パウロが書いた「ローマ書」は、根幹部(3章22節)のラテン語訳から始まった誤訳により、その後のヨーロッパにおける神学そして哲学の諸論争、さらには政治的な争いの歴史の一因となりました。本書はアリストテレス哲学を共約性規準、共通尺度として立て、その言語哲学により意味論的分析を行い、和解案となる、ローマ書の新訳を提示します。「ロゴスとエルゴン(理論と実践)」の相補性、書簡の無矛盾性、心魂における信の根源性、さらに、現代に至る諸問題への解答を既にパウロが示していたこと等を論じます。
須賀敦子の本棚
この作品について |
没後20年を迎える須賀敦子を彼女が愛した本や作家からとらえかえす。未刊の翻訳など収録、池澤夏樹、松山巌、湯川豊、若松英輔他。
鈴木成一デザイン室
この作品について |
人気ブックデザイナーの鈴木成一が、初期に手掛けたものから最近の作品まで約150冊をランダムに振り返りながら、制作の舞台裏やデザインについて思うことなどを語る。ウェブ・マガジン『マトグロッソ』連載をもとに書籍化。
図説 医学の歴史
この作品について |
解剖学者であり医史学研究の泰斗である著者が、以下に示す特長を活かして、新しい医学の歴史を重層的に描き出した書籍です(B5判・656頁・4色刷)。
■本書の特長
・比較検討をもとに記述した「証拠に基づく医学史」である。
・特定の時代・領域を掘り下げる各論的医学史ではなく、幅広い視野から現代の高度な医学・医療が生み出された理由を明らかにする「比較医学史」である。
・現代医学のルーツやパラダイムの変換点を探し求める遡及的医学史ではなく、知見が積み重ねられて発展する過程として描かれる「進化論的医学史」である。
・古今東西の書籍書影を含む650点を超す図版を収載している。
・多数の一次文献リストを収載している。
図説 世界を変えた書物
この作品について |
コペルニクス、ニュートン、アインシュタイン…。100冊に及ぶ叡智の結晶へのいざない。科学・工学の発展に大きく寄与した書籍のうち、15世紀以降に印刷・出版された貴重な初版本をセレクト。豊富な写真とともに紹介する。
すべての赤ちゃんに絵本を
この作品について |
1992年にイギリスで始まり、2001年に日本、その後世界に広がった「ブックスタート」。 赤ちゃんと保護者に、絵本をひらく「体験」と「絵本」を贈るこの活動を発案したウェンディ・クーリング氏が、2016年7月に来日しました。本書はその際に行われた講演と、佐々木宏子氏(鳴門教育大学名誉教授)との対談をもとした記録集です。
ブックスタートの始まりの話や、読書において子どもの個性を尊重する大切さ、赤ちゃんとの絵本の時間はシェアブックス(share books=絵本をひらく楽しいひとときを共にすること)であることなどについて語った内容をまとめました。
スリップの技法
この作品について |
失われつつある「書店員の発想法」を詳細に解説した書。著者は元あゆみブックス小石川店店長(現・Pebbles Books 店長)。実際にレジを通った60セット113枚のスリップを使い、POSデータだけではわからない購読者の思考を読み解き、次の仕入れや棚づくりへと繋げていく具体の方法を提案する。言語化して伝承されることがなかった「書店員の仕事」を初めて詳述した1冊。当初の刊行目的であった「書店員向け実技書」の域を超え、本好き、本屋好き、さらには本書にヒントを得た新興IT企業による「社内本棚づくり」にも活用されている。本書刊行と前後して経費削減を目的とした出版社による「スリップ廃止」が相次ぎ、書店の現場における「思考の道具」が失われていく中、本書は期せずして問題提起の書ともなっている。
政治学者が実践する流されない読書
この作品について |
現代は情報が過剰ともいうべき時代です。マスメディアだけでなく、SNSを通じて、膨大な情報が我々の手に届きます。こうした情報を活用するのは結構ですが、多くの人が情報に踊らされているようにも思えてなりません。容易に流されることなく、自分自身で一つ一つの情報を吟味していくためには、読書によって培われた「思想的軸」が重要となってきます。新進気鋭の政治学者が説く、自分らしく生きるための読書論です。
生命の灯となる49冊の本
この作品について |
時代もジャンルも異なるいくつもの本が、私の「先生」だった。38億年の生命の歴史を紐解く「生命誌」が選ぶ49冊を、一緒に覗いてみませんか。競争と不寛容の時代に必要な「叡智」が、ここにあります。
世界で最も美しい12の写本――『ケルズの書』から『カルミナ・ブラーナ』まで
この作品について |
まったく新しいトラベローグ&ビブリオスリラー! 有名な12の写本を第一人者が美麗かつ豊富な図版とともに解説。その来歴やまつわる謎を業界ゴシップも交えながらスリリングに解き明かす。
世界図書館遺産
この作品について |
フランスの建築写真の第一人者が、ヨーロッパを中心に世界12カ国、計23の由緒ある図書館を巡り、絢爛豪華な空間・意匠を約200点の美しい写真に収める。それぞれの図書館の成り立ちや歴史をひもとく解説も収録。
世界の美しい図書館
この作品について |
紀元前の遺跡から、最新鋭の名建築まで知の遺産100館を巡る旅
本書では、ユネスコの世界遺産としても登録されている歴史的な図書館や、巨匠による最新鋭の名建築など、世界各国の豪華な図書館やユニークな施設を100館掲載。人類の英知を体現する建築物を、各国の地域性とあわせてお楽しみいただけます。またコラムにて紀元前からはじまる図書館の歴史について、豊富な写真・図版付きで解説します。
世界の美しい本
この作品について |
美しい「紙の本」の壮大な歴史と物語
世界一美しい本といわれるケルトの装飾写本『ケルズの書』、手彩色の豪華本全盛期の中世の装飾写本、ウィリアム・モリスが定義した「美しい本」、世紀末のギフト・ブックからアール・ヌーヴォー、デコ期のデザイン書籍まで、解説付きで紹介する贅沢な1冊。
世界のしおり・ブックマーク意外史
この作品について |
日本で初めての「しおり・ブックマーク」の通史。しおりのコレクターである著者が、2000年に及ぶ書物と読書の変遷とともに辿った、しおりの歴史を「意外な…」エピソードとともに紹介します。読書の歴史をしおり・ブックマーク史から読み解いた本でもあります。「しおりギャラリー」のコーナーでは、著者のコレクションである古今東西のしおり・ブックマークを330点掲載。図版合計430点掲載。
巻末の「しおり・ブックマーク」参考図書・資料リストは、本の分野別、目的別に分けてあり、それぞれのジャンルの中で、メインタイトルを基本として50音順に並べてあります。
世界の不思議な図書館
この作品について |
ラクダ、ボート、電話ボックス、駅、ホテル、個人宅、庭、公園、海辺…。本さえあれば、そこは図書館になる! バラエティあふれる世界の個性派ライブラリーを写真で紹介する。
世界の図書館
この作品について |
古代メソポタミアから現代日本まで5400年にわたる歴史的にも貴重な世界の図書館188館を総覧。多彩な図書館のタイプを時代背景とともに詳述し、地域によって変遷してきた意匠と、様々な本の形体や読書の形を解説する。
世界の図書館から
この作品について |
アジア各地の実情や歴史などを調査・研究するときに役立つ、膨大な蔵書や貴重なコレクションを有する代表的な45館を、世界各地から精選し紹介する。蔵書、閲覧手続き、アクセス、周辺の耳寄り情報も収録。
世界を変えた本
この作品について |
「死者の書」「兵法」「源氏物語」「星の王子さま」「アンネの日記」などの人類史に刻まれた名著80冊以上を美しいビジュアルで解説。内容だけではなく、装丁やデザインなど(物)としての面にも焦点を当てながら、壮大な知の遺産をたどる。
世界を読み解く一冊の本
この作品について |
古今東西の辞典、神学書、哲学書、歴史書といった書物を各専門家が一冊ずつ選び、その内容と時代背景と造本について濃密に論じる11篇の論考集。平成25年に慶應義塾大学文学部で行われた講座をもとに書籍化。
全国旅をしてでも行きたい街の本屋さん
この作品について |
全国の個性ある街の本屋さんを185軒紹介。日本の書店巡りのガイド書
戦前期外地活動図書館職員人名辞書
この作品について |
戦前期外地の図書館職員の活動を明らかにした人名辞書。可能な限りすべての人物を取り上げている。図書館職員としての活動のほか、彼らの外地における文化活動についても記載している。
戦前反戦発言大全/戦前不敬発言大全
この作品について |
特高月報などより収集された、戦前(1937~1945)の不敬・反戦発言記録。2巻。
戦争と図書館
この作品について |
英国4大日本語コレクションのうちの2大コレクションに当たるケンブリッジ大学図書館とロンドン大学東洋アフリカ学院図書館が、日本との戦争を契機に近代日本語コレクションを確立した経緯を明らかにする。
占領下の児童出版物とGHQの検閲―ゴードン W. プランゲ文庫に探る
この作品について |
「空白期」と言われてきた占領下の児童文学・文化が「空白」ではなかったことを二つの一次資料を読み解き検証した。調査・収集したのは検閲済み児童出版物を所蔵するメリーランド大学プランゲ文庫の児童出版物と、米国国立公文書館所蔵のGHQの検閲文書である。児童出版物の研究では、「検閲する側」「検閲される側」に何が起きてきたかを解明し、検閲の諸相について考察した。その際、童話を所収した児童出版の軌跡を辿る調査を行った。またGHQの児童出版物没収にも言及した。あわせて北海道におけるGHQ検閲の特殊性、戦後北海道の出版ブームと児童出版物についても明らかにした。
蔵書一代 ―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか
この作品について |
やむをえない事情から約3万冊の蔵書を手放した著者。自らの半身をもぎとられたような痛恨の蔵書処分を契機に、「蔵書とは何か」という問題に改めて取り組んだ。近代日本の出版史・読書文化を振り返りながら、「蔵書」の意義と可能性、その限界を探った書籍。
漱石全集物語
この作品について |
国民的作家・夏目漱石の死の翌年から現在まで、40種類ほどにわたって刊行された漱石全集。なぜこのように多種多様な全集が生まれ続けたのか?漱石独特の言葉遣いをどう校訂していくのか?出版権をめぐる各版元の争いとは? 全集づくりに関わる人びとの熱い思いにせまり、出版史のなかでの個人全集の成立過程を明らかにする。
漱石と「學鐙」「學鐙」創刊120周年記念出版
この作品について |
夏目漱石は、1867年2月9日に生まれ、1916年12月9日に他界。生誕から150年、没後100年の歳月が流れた。漱石の作品の数々は、明治末期から大正時代にかけて発表され、今日まで多くの人々に影響を与えた日本文学の古典である。代表作『こころ』で「私は半日を丸善の二階で潰す覚悟でいた。私は自分に関係の深い部門の書籍棚の前に立って、隅から隅まで一冊ずつ点検して行った」という一文があるように、創業1869年の丸善と漱石も少なからず縁がある。2017年は、「學鐙」の創刊120周年でもあり、漱石にちなむ出版として、過去「學鐙」に載った漱石関連のエッセイの中から、現在にも通じる、興味深い25本を再録して刊行。編者による解説をガイドとして、英文学者で教師の夏目金之助、作家の夏目漱石の素顔が垣間見える。
装丁、あれこれ
この作品について |
雄松堂出版の編集担当だったときに、著者の希望で装丁を本書の著者、桂川潤さんにお願いしたことがあった。専門書なんだから丈夫なボール箱でいいじゃない、と思いながらしぶしぶお願いをしたところ、桂川さんは、芸術家ぶったところがない方で、少予算の小出版社からの依頼を気持ち良く受けてくださって、印刷費用の心配までしてくださった。
そんなご縁で手に取ったこの本は、本をめぐるさまざまな話題への目配りが気持ちよく、書物文化、出版産業まで見据えた眼差しを感じる本だった。私のすきな製本の話、デザイナーとしての印刷に関するアナログなこだわり、装丁者の立場からの意見もよく理解できた。
内容は元々は『出版ニュース』2012年―17年の連載文を中心としたエッセイ集である。2012年といえば、「電子書籍元年」が喧伝されたころであるが、それから7年経って、電子書籍と紙の本をめぐる状況はどうなっただろう。有識者の予想はあたらなかったが、紙の書籍は身の周りから確実に遠ざかっている。その『出版ニュース』はこの3月で休刊してしまった。
続・本棚の漫歩計
この作品について |
対象を文庫に絞り、本の内容と著者の思いを重ねながら、一遍々々ていねいにつづられた珠玉の書評群。時代、季節、分野を問わず、縦横におよぶ作品の数々と、時に鋭く、時に愛情あふれる著者の解説。本は思い出を彩り、思い出はまた作品を味わい深くする--。そんな読書の深い楽しみを再認識させてくれる1冊。
祖父江慎+コズフィッシュ
この作品について |
祖父江デザインのすべてが詰まった作品集、ついに完成!
ブックデザイナー・祖父江慎の主立った仕事を「コミックス」「読み物」「ビジュアル」「コズフィッシュ以前」の4カテゴリーに分けて祖父江自らによる解説とともに一挙掲載。加えて本文フォーマットや造本の設定書なども多数収録、巻末にはコズフィッシュ以前から2016年現在までの全仕事を網羅したブックリストも併録。祖父江慎+コズフィッシュのすべてがわかる408ページです!