#006-のぞいてみよう、一つ先の働き方を
Event Report
こんにちは。GEG Chikuhoリーダーの外﨑です。
先日のイベントへの参加された皆様、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
イベントを通して得た学びをいくつかシェアしていきたいと思います。
学校と民間はやっぱり○○が違う
はじめに結論からお伝えします。
紙での情報共有、やめましょう。
情報共有は、基本的に全てパソコン上で行うそうです。
特筆すべきだと感じたのは、
個々人の予定をGoogleカレンダーやOutlook(マイクロソフトのメール・カレンダーアプリ)で
社内に共有していることです。
予定を共有することによって、
抜け漏れが減ります。
また、一人ひとりの抱えている仕事が見える化されるので
管理職や各部の主任が仕事量を調整しやすくなります。
仕事が偏りがちな学校現場。
もちろん先生方の技術、経験やプライベートの状況が異なるので、多少の仕事量は異なります。
ただ、実際のところ誰がどのくらいどんな仕事を正確に把握できている人なんていないのではないでしょうか?
できるだけ手間をかけずに仕事量を把握する方法について検討していきたいと思います。
また、楽しく取り組めるようにするのも大切だということでした。
例えば、部ごとに紙の削減率を競い、優勝したところには商品が出る。
このようにして楽しみつつもペーパーレスを促すような企画を提案してみたいなと思いました。
今回のイベント終了後に外﨑は勤務校で次の3つを実践していきたいと思っています。
Slackを導入し、情報共有と起案のプロセスを簡略化
Googleカレンダーを使用して予定を共有
Officeで作成していた文章のうち、可能なものはGoogleのアプリへ移行
取り組みの中で成果や課題が出てくると思いますので、また共有しますね。
余談ですが、ペーパーレスが成功する秘訣は
プリンターを役員室に置くなど、使いにくくすることが大切らしいです。
この取り組みをした企業は100%ペーパーレスに成功したとかしなかったとか・・・笑
新しいものを組織に取り入れ、推進していくために大切な3つのこと
日々、お客様に合わせて自分たちをアップデートしていく必要のある民間の方々に次の質問をしました。
「新しいことを組織全体で取り入れる際に、新たな技術を学んだり今までのやり方を変えることに強く抵抗感を感じる人たちがいると思います。また、その人たちは組織の中で発言権をもっています。このような抵抗勢力に対し、どのようなアプローチが必要でしょうか?」
この質問に対し、たくさんの答えをいただきました。
その中から3つ紹介させていただきます。
一人ひとりに寄り添う
今回の学びの中で最も大切だと思っています。
「一番大切なのは、その人がもっと頑張りたい!」
と感じてもらうために寄り添うことが大切だという話がありました。
もう少し詳しくお伝えしますね。
はじめに、Aさんが社内で周りに貢献していることを価値づける言葉かけをします。
「いつもAさんが〜をしてくださっているので助かります〜」的な。
次に、Aさんが大切にしている考え方などを
対話の中で紐解いていきます。
また、Aさんが困り感をもっていることを手伝ったり
逆にAさんにお願いごとをしたりして信頼関係を築いていきます。
そのうえで、Aさんと
「もっと上手くいくにはどうすればいいんでしょうねぇ」
とお話をします。
コーチング的な発想です。
「Aさん、今のままじゃダメだから○○をしてください」
なんて言われたら誰だってやる気を失いますよね。
学校も民間も本質的な部分では同じなのだと感じました。
学級経営と一緒ですね。
小さな成功例をつくり、それを少しずつ広めていく
これはどういうことかと言うと
社内のメディア(オウンドメディアというらしいです)で
上手くった人を取り上げ、全体で共有することで、
他の社員たちの中から
「自分もやってみよう!」
「どうやってするのだろう?」と質問しにいく(メールも)流れが
生まれるそうです。
具体的には以下のようなサイトを使用して、
社内での情報共有を行なっているそうです。
飯塚市や筑豊教育事務所でもGIGA通信として各校の実践を広めていただいていますよね。
そのため、鯰田小における出欠連絡をフォームで効率化するための取り組みが
広がってきているのではないでしょうか?
これを各校の情報教育担当者や学校CIOである管理職が中心となって広げていけたらいいですね。
また、そのためのGEG ChikuhoのLINEオープンチャットです。
こんなこと書いたら・・・
なんて思わずにバンバン書いてください。
外部の力を借りる
社内で頑張って進めたい!と思っている人が
外部のシステムエンジニアの営業の方々と協力して推進していくための働きかけを行っていく事例が多いそうです。
今回のイベントを通して、知り合った方々がたくさんいます。
勤務校で抱えている課題を解決するために、相談させていただきたいなと思っています。
そういう意味でも今回のイベントは価値があったと感じています。
実際どうなったのか?ということに関しましても
またお伝えできたらと思います。
GEG Chikuho リーダー:外﨑
GEGChikuhoリーダー、ヨシムラです!
先日のイベント、とにかく…すごかった。。。何が凄かったって、民間の方々のキレッキレのご意見!!
そして、外崎先生の本気で現場を変えたいという思い。この人達、マジでやばい・・・。
終始、圧倒されっぱなしでしたが、イベントを通して
2つアクションプランが決まりましたので、ご報告させていただきます!
学校の先生方のゴールというものは?
民間の方の何気ない言葉に、私はひやっとしました。この話振られたらマズイ!!振らないでーーー!
ふーーっ(_ _)m。なんとか話は振られずに済みましたが、私たちのゴールはどこなのでしょう?
はて?生きる力?学力?人間関係?どれをとっても大切。ですが、正直、私はここがゴール!と言い切れるものはありませんでした。また、そのような思いも学年間、学校で共有できていませんでした。
ゴールが明確になっていないまま、手探りのまま毎日を過ごしていたことに気付かされました。
「企業おいてのゴールは事業目的を達成して収益を上げていくこと。そのことにおいて必要なことがわかれば、動き出す。」
私の初めのアクションプランが決まりました!
どんな生徒を?どんな学校を?どんな先生に・・・?
私はこの夏、ここから考えていこうと思います!
本当に、いまだに印鑑押してますの??
「もちろんです!!!」私は、ブレイクアウトルームで自慢気に答えました!
それに付け加え、「印鑑を押した後、タイムカードも押しています!!!本当に無駄ですよね(苦笑)」
「その無駄を改善しようと、管理職や委員会へ提案しましたか。」(民間)
「・・・・・・・。」
答えはノーです。何もしていなかった。むしろどうせ無理だろうと、諦めてさえいました。思考停止していた自分。
不平や不満を思っているだけで、本当に改善しようと思っていなかった。とても恥ずかしい気持ちになりました。
その後に、優しくもう一つのことを教えていただきました。
「外部の人と触れ合うだけでも、今のように、改善点やおかしさに気づくことができる。」
色々な方と触れ合うことで、新しい発想が生まれ、これからやりたいことが明確になっていく。
先生方の繋がりももちろん大切ですが、外部の方との交流も多くの気づきがあることに身を持って気づきました。
第2のアクションプランは、
「積極的に色々な方と話す機会を設ける」です!!
時には起こせよムーブメント!!まずは自分から動き出します!
夏休みはまだ始まったばかり!このタイミングでこのようなイベントができたことに感謝感謝です!
さあ、夏休みを思いっきり楽しみましょうーーー!!
最後まで、お読み頂きありがとうございます!!次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております!
GEG Chikuho共同リーダー:ヨシムラ