「未来共創学園の開校に向けて」
築上町立椎田中学校 白川 千代
椎田中学校は福岡県の東海岸にある全校198名の学校です。令和9年4月「地域コミュニティー一体型の小中一貫校 未来共創学園」の開校に向け、準備の最終年となりました。『生徒が主人公の学校!』を学校教育目標に掲げ、めざす生徒像「夢や目標(なりたい自分)を持ち、実現のために主体的に学び続ける生徒」を、職員はもとより、生徒・家庭・地域と共有し学校教育活動を行っています。また、令和6年度から椎田中学校区の6つの小中学校で「福岡県重点課題指定・委嘱研究」を受け、STEAM教育等の研究に取り組むようになり、総合的な学習の時間を中心としたカリキュラムの研究と、教科を中心とした授業改善を両輪として、学力向上に取り組んでいます。
その中で、令和6年度のまとめとして、校内での何度かの共有・発表の場面を経て、代表4グループが2月末に築上町役場の議場において、役場幹部に対して築上町の活性化策を提案しました。3Dプリンターを使って製作した新しいマスコットや町の特産品であるスイートコーンや菊芋を使った商品、人口増加策としての町づくり案などを示し、幹部からの質問に応答し、テレビ放映もされました。
本年度は11月11日(水)に最終報告会が県内を対象にあります。皆様、生徒の頑張りをご覧いただけたらありがたいです。
また、本校は「地域学校協働活動」として『地域清掃活動』を実施しています。参加者は、校区内の築上西高校、椎田中学校、椎田小学校、PTA、CS、自治会の皆様で、本年度は5月31日(日)に、234名が集まり、駅や各学校の周辺の清掃活動を行いました。小・中・高の生徒の混合グループを作り、5つのルートに分かれ、交流しながら清掃を行いました。多くの生徒が自主的に集まってくれたことに、感動しました。そして、清掃中、高校生の一人がゴミを拾いながら言いました。「僕たちが、町の治安を守る! 僕たちが『地球防衛隊』だ」と。更に、感動しました。このような「生徒の思い」がこれからの築上町を守っていくのだと、この活動の価値を改めて実感した次第です。清掃後は、生徒全員で記念撮影をして終わりました。これからも、生徒の思い、生徒の存在が大切にされる『生徒が主人公の学校!』を皆で作っていきたいです。