オゾンとは?
生モノである生麺を販売するために、オゾンで殺菌することにしました。
オゾンに至ったのには、他のガスや液体、紫外線による殺菌も検証しました。
美味しさを損なってしまうことが多かったり、殺菌が不十分だったりでした。
オゾンは、製麺所の製麺時でも使用していたこともあり、商品販売時の販売管理にも転用できると考えました。
オゾンの特徴は下記のとおりです。
・オゾンは食品にも安全なの?
使用後の洗浄が不要であり、食品の味を損ねにくく、クロロホルムを生成しません。食品添加物として、認められています。
・どのくらいの範囲を殺菌、消臭しますか?
オゾンは気体で、目に見えないところ、手の届かないところであっても、殺菌、消臭が可能です。虫の餌や仲間のニオイを脱臭し、ゴキブリなど虫が寄り付か無くなる忌避効果があります。ゴキブリの殺虫効果まではありません。
・高濃度オゾンは人体に悪影響では?
タイマー機能付オゾン発生装置により、定時発生と停止が可能で、自動販売機内の濃度を調整します。自動販売機は無人のため、常時オゾンが滞留し、殺菌消毒された環境を維持します。自動販売機を開閉し、商品を補充する際に、オゾン特有の匂いがするので、換気が必要です。
・オゾンは何からできてるの?
酸素原子から作られ、殺菌消毒後、酸素に戻ります。殺菌剤や消毒材の補充が必要ありません。
自動販売機の安全管理は転倒しないことが第一です。
かなりの重量があり、人に向けて倒れてしまったら、大事故につながります。
商品の衛生管理に関しては、商品補充時に清掃することが挙げられます。
運用中の自動販売機の衛生管理は、特に見当たりません。
製造者から預かった商品を購入者が手に取るまで、大切に管理したいです。
そんな時、自動販売機の中と、商品の外周の殺菌は必要です。
私は、オゾンによる殺菌消臭を常時行うことで、運用中の環境を管理したいと考えています。