■いくらかかる?導入コストと、ランニングコストは?
自社商品を販売するために、自動販売機が必要なります。
自動販売機メーカーに問い合わせすると、最寄りの販売店を紹介してくれます。
直接自動販売機メーカーが販売することはありません。
メーカーが販売してしまうと、地域の販売店が販売しなくなってしまうからです。
日本の自動販売機メーカーは2つあり、どちらかの選択となります。
富士電機とサンデンです。
販売店の説明を受けて、販売と管理のしやすいほうを選ぶといいと思います。
現金一括で支払うか、5年の月賦払いにするか選べます。
例えば120万円の自動販売機の場合、
120万円に消費税12万円がかかります。
5年払いにすると、約25,000円の60回払いです。
銀行の融資で支払い、銀行に月々払う場合、少し安くなります。
補助金で50万円が戻る方法もあります。
補助金に関しては、最寄りの商工会や商工会議所に相談してください。
小規模事業者持続化補助金やモノづくり補助金が該当します。
2020年、新型コロナ対策のため、非対面販売の切り替えを目的として、
自動販売機を導入することができます。
補助金の申請は、時間がかかりますので、早めに申請し、
融資の相談を進めていくのがいいと思います。
導入コスト
自動販売機 の参考価格 70万円~300万円(税抜)で、
サイズや機能により価格が変わります。
オゾン発生装置 参考価格 1~8万円(税抜)
サイズや機能により価格が変わります。
オゾンによる衛生管理のライセンス契約料 5万円(税抜)/1台
ほかに、監視用カメラを設置すると、自動販売機のエラーがあった時、欠品があった時、
沿革にいても、早い対応ができます。
お客様の言動からマーケティングのヒントにもなります。
納品する商品アイテムの仕入れ代もはじめはかなりのコストになります。
私の自動販売機で、最大59列、1列あたり10アイテム置くことも可能です。
商品のレイアウトは、自動販売機の大きさと確認しながら決めましょう。
ほかには、オプションとして、
電子決済機能 20万円(税抜)
ラッピング(外部装飾) 7~10万円(税抜)
おおよその価格です。
購入費を抑えるには、
・補助金を利用できる場合があります。
小規模事業持続化補助金であれば、75万円越につき50万円の補助があります。
例えば、6月の手続きで、8月から翌年1月までに購入する場合、適用されます。
詳しくは、商工会議所、くわしくは商工会にご相談の上、お手続きください。
・中古品を買う
オークションサイトなどで、購入できます。
自動販売機の初期設定、レイアウト変更、トラブル時のメーカー保証がついてません。
・ベンダーに依頼する
ベンダーなら、電気代のみの負担で設置できるケースが多いです。
現段階では、オゾン内臓自動販売機は対応していません。
自分で購入し、商品管理する自動販売機を対象としています。
・アルバイトを1年間雇用すると、割り切る
時給800円×24時間×365日=700万8000円の人件費(×使用年数)に相当します
ランニングコスト
電気代として、自動販売機(新品の場合)、オゾン発生装置に約2,000~3,000円かかります。
(富士電機パンフより)
冷却構造、風周りの改善、断熱構造の最適化、庫内照明のLED採用などにより電気代削減
従来機の30%の省エネを実現しています。
販売のためのスタッフを平日8時間の3交代で5日間、休日8時間の3交代で2日間で、6人雇用し、
雇用保険などの手続きも含めた人件費、求人活動のもろもろと同等の価値があります。