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の作品

1 / 48  Airco DH.2 (Eduard Stripdown kit)

 2020年12月にエデュアルド社の倉庫が火災になったときに、できることで応援しようとこのキットを作って、完成写真を手紙と一緒に送ったという思い出深い作品です。私は間違って同じ側の翼を4枚も作ってしまい、気づいてから反対側に曲げ直したのですが、多くのパーツが落ちて、それをシアノンDW瞬着で修復しましたが、汚くなってしまったのが心残りです。もう1回挑戦したい素晴らしいキットです。

エデュアルドの公式オンラインストアで購入することができます。

https://www.eduard.com/Eduard/Plastic-kits/Limited-edition/Aircraft/1-48/DH-2-STRIPDOWN-1-48.html

New Stripdown line opened the Eduard 2014 series related to the 100th Anniversary of the WWI.

This is the 1/48 scale DH-2. This kit uses classic plastic kit parts, also as new tool (small one) plastic sprue and brand new (3D design) photo-etched parts.

1 / 72  Gotha GL.Ⅶ with Ukraine version (Bat Project kit)

実機そのもののスケールダウンではありません。1918年にドイツ敗戦後、戦利品としてチェコからウクライナにわたり、ウクライナ・ソビエト戦に出撃したウクライナ人民共和国のOlenaを模してはいますが、もとのドイツ仕様のキットを使っているので、エンジンが違っていたりといろいろ考証的には問題もあります。でも、ともあれ今の時期にウクライナを支援しようという気持ちで作った作品です。ローゼンジ・パターンも付属のデカールを使っています。

1 / 48  Macchi M. (Fly kit)

ずっと前に模型友達から譲り受けていたキットをようやく作りました。2008年初版のキットです。何回か箱替えで再販されています。上翼を正しい位置に乗せるのが難しいスタイル。先に翼間支柱を立ててから胴体支柱を立てるという、いつもと逆の手順で上翼をのせています。支柱類は、すべて金属やカーボンフラットロッドで作り替えています。頑丈に作らないと輸送時に壊れやすいから。

1 / 48  Voisin 10 LAR "Night Bomber (High-Tech kit)

 非常に苦労しました。フランスのハイテック社の複合素材のキットですが、組立図も不十分だし、実機の図面も少なく、すでにメーカーとしては終了していたハイテック社の社長に偶然フェイスブックで見つけてもらって、キットについてのやりとりをした思い出もあります。世界的にも完成品をほとんど見たことがなく、自分の中では納得感のある作品です。

1 / 72  Cuetiss H-16 (Roden kit)

 このボックスアートを描いたValery Grigorenkoさんを悼んで、作りました。色味をボックスアートに寄せています。

  プラ素材が柔らかく、経年変化で翼が垂れてくると作ったメンバーから聞いていたので、支柱をカーボン素材に替えてガチガチに固めました。上下翼の間にあるエンジンを正しい位置につけることができずに、一度載せたのにバラして付け替えています。今見ても、エンジンはもう少し前にあるべきだと思いますが、妥協しました。

 1/72スケールと私にしては小さなスケールですが、できる限り全てのラインを再現しています。ストレッチリギングの0.6号ではコントロールワイヤーはオーバースケールで、0.3号ぐらいのストレッチリギングを切望しています。


1 / 32  Caudron G.Ⅳ ( Copper State Model)

 ウイングナット・ウイグスが解散してしまった今、1 /32の複葉機の新作を発表してくれるコッパー・ステイツ・モデルは複葉機モデラーとして応援しないといけないメーカーで、私はプレオーダーで購入して、大切に作りました。

  すばらしいモールドのキットですが、いかんせん、細いパーツは弱い。どこ程度、カーボンや金属素材に置き換えるかは考えものでしたが、最小限にしています。その代わり、スポーク車輪を自作しました。

 例によって、フィギュアを乗せていますが、前座席にはICMの女性パイロット、後部にはエアフィックスのイギリス兵を改造して乗せています。


1 / 32  Albatros B. ( Wingnut Wings)

 ウイングナット・ウイグスのキットを初めて作りました。精度の高いプラモデルパーツを組み立て図通りに組み上げると、だれでも美しい複葉機が完成するという感じのキットでした。

  私はこのころから、ラッカー系のMr.カラーによる塗装をやめて、水性アクリル絵具への塗装に切り替えています。ターナー社のガッシュとU-35を使っています。

1 / 32  Jeannin Stahltaube ( Wingnut Wings)

 ものすごく欲しかったウイングナット・ウイグスのキットをやっと手に入れたので、いそいそと作りました。精度が高いキットなのですが、その分、パーツの強度が不足していて、このキットでも細くて折れそうな支柱関係は真鍮パイプなどに交換しています。水性アクリル絵具の筆塗りにもかなり慣れてきて、いい感じでリネン布の表現ができたと思っています。また久しぶりにデカールを使いましたが、カルトデカールの品質は素晴らしく、手で描くより何倍も美しく仕上げることができることに今さらながら気づきました。これからはすべて手塗りにこだわることなく、デカールも使っていこうと思いました。