コロナ禍が明けて初めての総会が、水産クラスターのお世話で愛媛大学校友会館にて開催されました。次第はこちら。
総会に先立ち、第10回講演会として中山一郎先生(国立研究開発法人水産研究・教育機構 理事長;水産学部S59卒)をお招きし、「水産大国日本の復活へ~フロンティアスピリットと北大出身者の貢献~」と題してお話しいただきました。養殖といえば「海に生け簀」と思っていましたが、日本人の好みに合ったサーモンが外国資本で大規模に陸上養殖されていることに感銘を受けました。中山先生の口調からも、題名にある熱いスピリットが伝わってきました。また、北大以外のかたも聴講に来ていただいており、今後も講演会は広く開かれたものにしていければいいと思います。
総会後は1階のレストランに移動し、各種制約のない久しぶりの「シン・懇親会」に花を咲かせました。料理には、水産クラスターの三浦先生が取り組んでいる「昆虫餌で養殖した真鯛」が供されました。九大同窓会からも、加藤会長、宇都宮幹事長をはじめ4名の方の参加をいただき、レストランにはエルム会旗と九大旗が並んで飾られました。2時間は本当にあっという間に過ぎ、最後は「都ぞ弥生」を厳かなCDの音色に合わせて口ずさみ閉会となりました。
全体の参加者は、コロナ禍前と同じくらいの30名以上、また新規会員として若手が3名、さらには徳島、八幡浜、愛南など遠方からの来ていただいた人も多数おりました。本当に久しぶりに顔を合わせた人も多く、故・淀川長治さんではないですが「いや~、同窓会って本当にいいもんですね」としみじみ感じました。
水産クラスターの皆さんは、お世話お疲れ様でした。冬の拡大幹事会兼忘年会は文系クラスターの担当です。
当日の写真集はこちら。(文責・幹事長 渡辺誠也)