直接法には現在形と過去形があり、それぞれ能動態と受動態の形を持ちます。
能動態
能動態は動詞の原形に接尾辞を付けて表します。
現在形
現在形は動詞の原形に-elを付けて表されます。id動詞は-idを外して、-elを付けます。
jid→ jel コピュラ、~である kóm→kómel 来る jet→jetel 食べる
過去形
過去形は-áを付けて表されます。id動詞は-idを外して、-áを付けます。また、最後の母音が"o"である場合は、"o"が"é"に変化し、"ó"の場合は、"ý"に変化します。
jid→já コピュラ、~であった kóm→kýma 来た jet→jetá 食べた so̞s→sésa 言う、話す
受動態
受動態は動詞の受動形容形を用いて表します。
現在形
現在形は、受動形容形の語尾-eを外し、-ésを付けて表されます。最後の母音が"o"である動詞は、"o̞"が"é"に変化する形と"o̞"のままの形両方を持ちます。
jet →jettés vo̞lk →vélikkés/volikkés
過去形
過去形は、受動形容詞の語尾-eを外し、-ásを付けて表されます。最後の母音が"o"である動詞は、"o̞"が"é"に変化する形と"o̞"のままの形両方を持ちます。
jet →jettás vo̞lk →vélikkás/vo̞likkás