黄色の木

黄色 黄土色 /
 レモンアンバー

ヒノキ (桧、檜)

日本人とヒノキの話」
を書こうと思ったが、話が壮大すぎて材木屋には無理~
素木 (シラキ) と被るし

伊勢神宮  正宮 皇大神宮
Youtube 伊勢神宮 式年遷宮 ‐永遠の祈り‐ ISE-JINGU

和風の黄色い木は、十中八九 ヒノキです
木材のはなし - ヒノキ
木 (シラキ) のヒノキ (無塗装) は 白い木 にも

木材会館 6階 小ホール 雛壇
木材会館 エントランス 誰がどうやって掃除しているのか?

木材会館 和室

近年よく見るヒノキといえば、首相官邸 閣僚応接室 壁面
ヒノキのおかげで、首相の話が、すーっと胃の腑に落ちる

画像クリックで、Youtube が開きます 

天婦羅屋のカウンター 、必ずヒノキというわけでもないが、たいていヒノキ
柾目で目が通っているのはシトカ スプルースだったり

揚げ物屋のカウンターは脂っぽくなる為、綺麗に洗うので、若干パサついていることが多い

日本のヒノキ (尾州、東濃、吉野、尾鷲・・・ブランドヒノキ)

ブランドヒノキは、色々あるが、問屋が卸した後は、どこの産地の物かは分からないので、材木屋に聞かないでください

尾州・木曽

尾州 (ビシュウ) は尾張国の略称なのだが、木曽の材 
木曽の山は 尾張徳川 の山だった為、取り扱いが尾張で、尾州と呼ぶ

木曽桧と言えば、木曽五木日本三大美林

明治神宮 三ノ鳥居

台桧だった 明治神宮 三の鳥居 を、2016年 木曽桧で建替

ウチのは尾州と豪語している、木場界隈では超有名な寿司屋のカウンター

消毒アルコールとアクリルの仕切りが悲しい

木の日 - 樹種当てクイズ
かつおぶし削り器

樹種当てクイズ 日本三大美林 木曽ヒノキ 解説

天然ヒノキといえば、木曽ヒノキを指す言葉
木目のつまり方が細かい
耐久性に優れ、光沢がある美しい木肌と色合いが特徴

ところで、鰹節は、押して削るって知ってました?

木の日 - 樹種当てクイズ
一升

樹種当てクイズ 木曽五木 木曽ヒノキ 解説

木目が通り緻密で清楚な色合いと香気、光沢に富み、非常に美しい
弾力性が高く、ゆがみや縮みが少ない
木材の王と呼ばれる

日本三大美林 の木曽ヒノキ、木曽五木 の木曽ヒノキ
樹種当てクイズ の問題として、同時に出されていたんですよ (もちろん答えは、どちらも 木曽ヒノキ)

木の日 - 旧々 樹種当てクイズ
一升枡 (いっしょうます) 
※木の日のチャリティーオークションに出品、写真は無い - 同じもの?

旧々 樹種当てクイズ ヒノキ (桧)  解説
日本を代表する針葉樹
高級木材住宅の柱、土台、造作に好んで使われる
樹脂には芳香があり、耐久性も抜群

東濃

美濃の東側 で、東濃 (トウノウ) 
長良川筋

ヒノキ (東濃) の内外装のパイナップルケーキ屋 (地獄組)
正確にはパインアップル  (見た目松ぼっくり =パイン + 中身リンゴ =アップル で、Pineapple) ですぞ

そろそろ グレーの木 になりそう

新木場駅構内
木材会館 6階 小ホール カウンター
カウンター 集成部材
木材会館 看板
木材会館 外壁1
木材会館 外壁2

吉野

奈良の吉野川を筏流しにより出材 (終点は和歌山)、もちろん今はトラックですが

天川は、てんかわと読む

ブランド杉は、産地の呼び名が、~スギ・~材 なのだが、ヒノキは呼び捨てが多い

呼び捨ての場合は、ヒノキのことが多い (ほとんど)
圧倒的にヒノキの勝ち?

カウンター材  L字ジョイント加工前

木の日 - 新・樹種当てクイズ

新・樹種当てクイズ ヒノキ (吉野) 解説

用途が幅広い、国産材針葉樹を代表する良材建築材の最高級品材は油分があり、仕上がりがきれいで光沢が出る
耐久性が高く、水にも強い
木目は、個体差があり、年輪は細かい
色は。心材は赤っぽい
辺材に近い付近にはピンクがかった白の筋が入っていることがあり、上品でとてもきれい
辺材はほとんど白
匂いは、ヒノキ特有の強い香りがする
用途は、建築材や社寺仏閣など、高品質な材料として使用される

磨き丸太

ヒノキの磨き丸太
もちろん吉野

皮をきれいに剥いて、甘皮を取り除いた物
背割りして丸太のまま使ったり、そこから製材したり

同じものは2本とないので、銘木か

スギの磨き丸太・絞り丸太は、白い木
スギ丸太は、グレーの木

あめ色になっちゃうと何だか?

御輿の 担ぎ棒 (かつぎぼう)は、檜の 磨き丸太
背割りが有ったり、無かったり

この御輿の花棒 (角材) は、漆で黒く塗っていない素木

尾鷲

日本三大人工美林

木の日 - 樹種当てクイズ
まな板

樹種当てクイズ 日本三大人工美林 尾鷲ヒノキ 解説 

年輪が緻密で油分が多く光沢がある
強度は折り紙付きで、ヒノキ特有の香りとともに、高い耐朽性、抗菌性を発揮する

木の日は、10月 8日 です
「十」と「八」を重ね合わせて「木」になることから
木の日の集い、最近は、
木と暮らしのなんたら・・・と言う

旧・樹種当てクイズ について

木の日の集いの中でも、日本三大美林、人工美林、木曽五木から、樹脂・産地を通りすがりの人に答えてもらうという、最高にハードルの高いアトラクション

ネズコはともかく、スギ・ヒノキの色の違いから始めて、ヒバ・アスナロ・ヒノキの違いなんて説明できない
スギは産地にちなんだ物 (問題) もあるが、ヒノキ系お前らはダメだ

まな板から、尾鷲は捻り出せない
木曽から、かつおぶし を連想させるなど論外でしょう

四国・高知

土佐、高知室戸のヒノキ
ほぼほぼ管理された植林材なので、枝打ちしてあり、生節

せめて、樹種当てクイズの「かつおぶし削り器」は、土佐の物にしておけば、カツオと土佐で、連想できたのに・・

そもそも、商品として土佐を謳った物が無かったのかもしれないし、樹種当てクイズは、日本三大~括りだったので、仕方がないか

茶畑と思いきや、ヒノキの二次林なのである

画像クリックで Google Map が開きます 高知県安芸郡北川村

丸節

適当な大きさの生節 (いきぶし) を表しで使えるものを、丸節と呼ぶ
もちろん同じものは、2本とないので、銘木扱い

テーブルトップ、カウンターにも使う

なんと、英語で Live Knot (ライブノット) 、まんま生節、Sound knot (健全な節) とも

ちなみに、この座卓 (テーブル) は、木曽ヒノキ (尾州) の樹齢 360年以上の物であることが、木材研究委員会・委員長 の努力によって判明しています

この画像は、なんでも、宮崎良文 名誉教授 より「樹齢は?」と聞かれ、寄贈された理事長に伺ったところ、「わからない」との返事だったので、木口を撮影しA3サイズに拡大し、数えたものだとか

誰が数えたのかは不明ながら、役員会議室の「北海道産 マカバ」の テーブル は、木材会館 施工の日建設計 によると、樹齢 約300年 だとか
共木 (?ともぎ) かどうかは不明

酒枡 (一合枡)

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 の研究で スギ・ヒノキの枡酒から漂う香りには、安らぎや美味しさ等が感じられる とか

鏡開きで乾杯する時に配られる ヒノキの 一合枡

東京マラソン財団 の、東京のヒノキのコースター (多摩産ヒノキ間伐材使用)

仕様書上では、国産天然ヒノキ となっている

間伐材

間伐材を使っていてエコですねぇ、もちろん エコロジー では無く、エコノミー です
林業家ではないので、よくわかりませんが、間伐材は、生産林を間引きしたもの
わざわざ間伐材を作っているわけではない

手入れの行き届いた山なら、程度のいい間伐材が出材されますが、あまり太くなる前に伐採するので、梱包材などに使われています、端材で、このコースターや、小物を作って付加価値を高めています (たぶん)

外国のヒノキ 
タイヒ (台桧、台湾ヒノキ)、ベイヒ (米桧、POC)、ラオスヒノキ、ベニヒ (紅桧)、メキシコヒノキ  (書きたい人いれば)・・・・・
ほとんど輸入不可能

ヒノキとは名ばかりなのが 
カナダ桧(ベイヒバ  Yellow Cedar, Cypress)、アラスカ桧(スプルース Sitka Spruce)ヨーロッパヒノキ (糸杉、サイプレス Cypress)・・・

ベイヒ (米桧)

P.O.C. (Port Orford Cedar)

西海岸の一部にだけ生えていたヒノキ
ヒノキながら呼び名が、サイプレスではなく、シダー

Port Orford Cedar
(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

まるっきり日本のヒノキと区別がつかない

20年前くらいは、出材待ちだけのために駐在員をアメリカに配置していた業者がいたが、資源枯渇、環境保護の観点より原生林からの出材は停止

未だに新木場の水面貯木場に沈んでいるかも・・・

ヒノキ科だけどサワラ寄りらしい

Lawson's Cypress (ローソン・ヒノキ) とも、こっちは、サイプレス
農水省のペーパーなどでお見受けするだけだが・・・ローソンさんが、発見したんだろう

コンビニの方は、なぜそういう名前になったのかは、不明

タイヒ (台桧、台湾ヒノキ)

台湾を、旧字で書くこと多し、檜・臺灣

ベニヒ (紅桧)

ベニヒは、タイヒに交じってやってきた赤いヒノキ
分けて売ったり、タイヒで売ったり

明治神宮 一の鳥居
明治神宮 鳥居

明治小学校の卒業生と、明治神宮に参拝に行くと、「まずは、明治小学校の卒業生であると、表明してから、名を名乗り祈念するんだよ」などと、全員が明治小学校に通っていたようなことを言い出す
明治という小学校は、明治天皇の御代から名前をいただいたという校歌だけあって、普段は富岡八幡に行くくせに明治神宮には思い入れがあるらしい このくだりボツの細道か?

首里城は1992年に再建、総タイヒ造り、弁柄色にぬってあった  (タイヒは1990年伐採禁止なので、国内在庫で作られた)
2019年に焼失、もうタイヒは無い

仮) 首里城公園 Shurijo Castle Park Official Site

ヒノキで復元、2026年完成予定 らしい

今世紀最後の台桧フリッチ 

こうなっちゃうと、樟 (?) が抜けて臭いがしないが、タイヒの香りは、ちょっとキツイ
カウンター、まな板には向かないですよ (もう無いけど)

戦艦大和の甲板はタイヒだったという話
よもやま話 - 戦艦大和の甲板
下地の上に、リノリウム 貼ってますが

材木屋の家にはたいていあったが今や CITS で売買、譲渡 禁止となっている

検品と称して台湾に行って遊んだ世代 (S15年生まれ以上) は、行けば土産物をせっせと買って配って歩いていた
その代表格が、タイマイの剥製 (べっ甲)

突然思い出した、マイタイは、ハワイのカクテル

ラオスヒノキ

ラオスは最後にやってきた、南方のヒノキ (ヒバ?サワラ系?)
突然現れ、すぐ消えてなくなってしまった

ラオス政府が、反政府組織撲滅 (盗伐されての資金化を防止) のため、先に伐採する
「森に入るときは、 AK-47 を装備した、正規軍一個小隊を出して、守ってくれた」って、華僑のひとが言ってたが、どっちもどっちでは?

ヒバ

青森ヒバ

アスナロ  (翌檜、白桧)

能登ヒバ(档 アテ)

日本三大美林 で有名な青森ヒバ
ヒバを漢字で書くと、木へんに屠 という字なのだが、漢字表にない!
しょうがない、作ってみた

木材のヒバは、こんな字です
よく 檜葉という字 を使うが、植木のヒバなのでは?

この後は、カタカナでヒバと書くことにする

木材のはなし - ヒバ

新木場駅構内

木の日 - 樹種当てクイズ
米びつ

樹種当てクイズ 日本三大美林  青森ヒバ 解説

長い年月をかけゆっくり育つため、木目が細やかで美しい
抗菌性に優れ、消臭や防虫効果もある
さわやかな香りが強い

新・樹種当てクイズ ヒバ (青森)解説

耐久性や水への強さに大変優れた性質
アスナロとその変種のアスナロヒノキを合わせてヒバの名称で流通していることがほとんど
青森県付近のアスナロヒノキは青森ヒバとして有名
材は、やや軽軟で、樹脂に殺菌性の強い精油成分を含む
木目は、年輪ははっきりとは見えない
まっすぐな木目で詰んでいる
色は、黄味がかったクリーム色
全体的に黄味が強い
匂いはヒノキチオールの匂いが強い
用途は、建築材 (土台・根太)、浴室用材、漆器素地など

木の日 - 新・樹種当てクイズ

木の日 - 樹種当てクイズ
弁当箱

樹種当てクイズ 木曽五木 アスナロ (翌桧) 解説

別名「ヒバ」とも呼ばれるが、青森ヒバや能登ヒバは変種とされる 蓄積量は少ない
独特の強い香気があり、保存性が高い

木曽五木 の、アスナロ (翌檜) 「あしたヒノキになろう」で有名なアスナロもヒバ

掛川城|静岡県掛川市
樹齢300年以上の青森ヒバを使って建設された(静岡・掛川市)(1993年08月17日) 【時事通信社】

樹種当てクイズに正解すると賞品がもらえるのだが、この箱が欲しいとか、問題用の箸が欲しいとか、旧樹種当てクイズは、結構きつかった~

青森ヒバ 木箱

これは、樹種当てクイズの問題にするためのものではなく、
木の日の道具入れに使っていたもの

能登半島には、木へんに当たるで、档 (アテ) という木があり、これは漢字を発見、能登ヒバとも (といえば、西能登 志賀町世界一長いベンチ ですな)

※2024 1月の能登半島地震の際には、たまたま工事の為外されていた (2024 3月完成予定) ので、被災を免れたが、今後どうなることやら・・・

ともに、同じ木で、淡い黄色
能登ヒバはちょっと黄色いかも、比べないとわからない

脂分がきつく、耐水性に優れ、防水・防虫性もあることから、土台・水回りの下地に使う
良材は、建具・食器などヒノキと同じ使い方
ヒノキチオール (あのヒノキの香りの成分) を抽出して、それは抗菌効果があることから化粧品などに使われる

檜葉 (庭木)

コニファー (Conifer)

カイズカイブキ (たぶん) の雌花 実は緑色

雌花 は花粉を出さないので、花粉対策には の木を植林すればいいのでは?
(街路樹のイチョウは、銀杏がならないように、 木を植えている)

学がないので さっぱり分らないが、ヒノキの葉 の様な庭木を 檜の葉と書いて 纏めて「ヒバ」と呼ぶのだと思っていた
最近では、針葉樹の庭木全般を コニファー とか

ヒノキ科 (Google image 変な雌花で球状の実) の庭木は、ヒノキ属・クロベ属・アスナロ属

そして ビャクシン属

イブキ (伊吹)・ビャクシン(柏槙)

ネズ (杜松)

これらは、梨の産地では植えてはいけない(病気を媒介する)、多摩川競艇場 周辺 (府中市是政) をぶらぶらしていると、「カイズカイブキを植えないで!」看板が立っている (多摩川対岸の稲城市とかにも・・・、新興住宅地住人への啓蒙か Google image)
協力依頼の体なので、禁止ではないのか?
ふなっしー に聞いてください

ネズ (Juniper ジュニパー 西洋ネズ) の実 (ジュニパーベリー) は紫黒色で、ジン (Gin 蒸留酒) の香り付けに使われる 

建築には使われないが、イブキ を見つけた・・・

こんな 木材 でした

あて (Compression Wood) 

能登ヒバを、档 (アテ) と呼ぶという話があったが、木の名前ではなく、すべての樹種 に 「あて」という木材の欠点がある
よもやま話 - 木のはなし

斜面に生え、まっすぐ立ち上がった木や、風に抗って立っている木が頑張っている証 (ある程度育ってから、地滑り、台風で倒れた後で大きくなると、根曲がり材になる)

丸太断面の片側の硬い方に あて染み ステインが入る、そう、「あて」 の部分は硬いんです

芯 (Heart Center) が、偏っている
踏ん張っている方が、木目が広く、硬い

よく聞く話で、山で遭難したとき、切り株を見て、「芯が寄っている方が北」という話がある  (そんなに都合よく切り株があるのか?)
「南側は成長がいいので目が開き、北側に芯が寄る」という話を、超ウケがいいので、講演会で必ずする宮大工がいた
講演会の質疑応答で、「あんたは、なにも分かっていない」とかみつき、説教した材木屋のオヤジを知っていますよ

陽疾 という漢字をあてるとか
反木 と書いたり するらしいですよ

硬い (色が濃い) ところと柔らかいところがあるので、まあ曲がります
こんなのをF/J にしたら大変、 酷いのはチップに
木口がアテで色が変わっているのを アテ染み と言う

根曲がり
組合月報 今月の読み物 新潟スギのアテの秘密 2402

ベイヒバ (米ヒバ)

イエローシダー (Yellow Cedar, YC,  Cypress,  Cyp)

黄色い木と言えば、真っ先に思い浮かべるのがベイヒバ
北に行くほど白っぽくなる、アラスカの材は土台用で丸太で輸入される、カナダ桧とも
木材のはなし - ベイヒバ

Yellow Cedar と日本では表記するが、アメリカでは Species (樹種) にCypress (サイプレス、Cyp) と書く

ベイヒバの Tag Detail (明細)

戦後カナダから、何とか日本で使えないかと商社経由で打診があり、誰かが  米ヒバ  と名付け、初めは丸太、のちに製材品の輸入が始まる  
「いわゆる カスタムカット (地挽) はこの樹種から始まった」って、じっちゃんが言っていた

バンドル (ワイヤーで縛ってある、いわゆるオランダ巻き) になっている丸太のまま筏で買う (水面下は見えていないのに、恐ろしい)
大径木だけ分けて、社寺仏閣用にカットしたりする

まさに氷山の一角

平安の昔から、丸い丸太を四角に製材してきた、そしてこれからも 

カナダでは、基本的に賃挽き、木取り指示の書き込みさせてくれる工場は、めったにないが、無理やりやったとしても、工場にまかせた方がいい物ができることが多いかも・・・
シフト (8時間) 150,000 BM (350m3) の製材能力のある工場で、日本の工場と同じことをしようというのだから無理がある、みんなイライラしていて、次のカットの業者が怒鳴り込んでくる
英語が分からないが雰囲気は分かる、フィー (製材賃)  はもちろん割り増し

中径木は、別の工場に

どんな丸太にも芯があって、そこは土台として使われるので、でかいのから小さいものまで売れる
おかげで、いままで米ヒバのマーケットが成り立ってきたともいえる (基本、アメリカ・カナダでは流通しない)

ヒノキの土台は、ほぼ芯持ち  (HC Heart Center)
ベイヒバは、芯去り (FOHC Free of Heart Center)も多くできるので、等級分けをしている ○印は FOHC

爺「土台あるかい?」
新人「は?どんな?」
爺「4寸に決まってんだろ!」
新人「怒んないで下さいよ~」
爺「怒ってねえよ、挨拶だろうが」
新人「で、ラフでいいですか?」
爺「いつものだよ」
新人「いつもの?」
爺「あんただれ?他の人を出せ!」

がんばれ~

現地サイズ (長さも) は、 偶数のみ (2 x 4 などはすべて偶数)、カスタムカットは、O&E (Odd and Even 偶数と奇数、加工伝票  Instruction に必ず書く)、そもそもアメリカサイズを日本サイズで  (4” = 102mm だったのを、 4-1/8" = 105mm 3寸5分 などで) 製材を頼むところから始まった
何故かインチサイズに小数を使わないおかげで、分数表記の分母 (これも偶数のみ) がデカくなった
1/2 だったのが、1/8、1/16 単位に、プレーナーは 1/32 単位まで、
40mm = 1-19/32” とか、暗算できない
玉切り (Bucking) 指示をしないと、12’ (Feet) の丸太が多くなり、当然 12’ の製品が大量に生産される 

カナダはメートル法採用なので、道路の速度表記も Km (キロ)、ガソリンも gal (ガロン) ではなく、L (リットル) なので分かりやすいが、製材業者はアメリカ依存なので、フィート・インチ、しょうがない
最近は、丸太の検尺も含め、メートル法の明細が増えてきた
※ギャルがスタンドにいるわけではない Gal はガロン

よもやま話 - 木材の単位

こんな丸太を切り刻んで平割を作る

洞 (うろ)、入皮 の多い樹種なので、板が全体の 30~40% できるが、建具用材として使われる
よもやま話 - 木のはなし

38 x 117mm RGH GRN VG Clear 

RGH (Rough):ラフ・荒木、かんな掛けしてないもの
GRN (Green):乾燥してないもの
VG (Vertical Grain):平柾のこと

厚物だけ欲しい、社寺材注文材は、台湾の工場に頼む
(本当に大きい、長い部材だけでは請けてくれませんが)

台湾のヤードの写真、雑だ、雑すぎる、この後どうする? 

だがしかし、おばちゃんが昼飯にあやしいチャーハンを作ってくれる

社寺仏閣のでっかい部材から何からは米ヒバ

旅館の風呂は、たいていベイヒバ、白っぽいのは桧

ビッグサイトでの展示会にて

脂分がきつく、薪にするとパチパチとはぜるが、おかげで耐水性に優れ、さらに、いわゆる  ヒノキチオール (あのヒノキの香りの成分)  がきつく防虫性もある
おかげで工場の中は製材中鼻が曲がる
「人工乾燥をかけたら有用成分が抜けてしまうのでは?」って青森の人が言ってた

北米では、米杉 (WRC) の代用で、外構材にベイヒバも流通し始めた
施工当初は黄色だが、銀鼠に色が抜けると、ほぼ同じ 

東京メトロ 新木場駅 改札内コンコース
銘鈑には ヒバ とだけ記載

建具、中途半端な掃除でムラムラに

吊り込んで15年、あめ色に

塗装しようとすると、はじく
プロに頼むが、「超カンナより粗目のサンダー仕上げなら良かったのに」と言われる DIYで塗装するのは、やめた方がいいかも

何故か表面だけに茶色のステインが、ラフ・フリッチ につく、工場のチェーンに当たってそうなるのか?油?
カンナ掛けでとれるのであまり問題にならないが、謎

イゲム (Igem)・南洋ヒバ 

あったな~ イゲム  (フィリピン)
最近見ませんね~

Podocarpus (ポドカルプス) が学属名らしく、カルプスから、カルピスウッドと呼ばれたことがあったとか (うっすら聞いたことがあるレベル)
ヒドイ・・・

(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

コウスギ (香杉)

(ラオス?カンボジア?) なんだったのか?
メコン川にダムを造るので森を切り払いたいって話と供にやってきて、それっきり サンプルしか見たことがない

フッケンスギ (福建杉)

なんか聞いたことがある
何なの?

マツ (松)

ジマツ(地松)

いわゆる松茸が取れる山の赤松、海っぺりの防砂林・三保の松原のが黒松、どちらも地松らしいなのだが、径級からいっても赤松がほとんど?
共に、松葉 (マツバ)  の様子から、二葉松

梱包材や、曲がった材をタイコ割りして梁にして使う
木材のはなし - アカマツ

単純に アカマツ  (赤松) と言ったら、オウシュウアカマツ (欧州赤松) の事がほとんど

日本の赤松・黒松は、地松 (ジマツ) という

ただ、マツ とだけだと、何なのか判らない (その場その時で判断する)、日本でのパイン (Pine) も同様

マツ科 の木は、なんでも ~松と書かれることが多いが、いわゆる パイン は、マツ属のみ
マツ属以外は、パインではない

米松はトガサワラ (ファー)、エゾ松・ドイツ松 はスプルース、トド松はモミ、カラ松は ラーチ など、パインではない ~松 が多数存在する

この標本は、ロシアのアカマツ? 橙色の木

二葉松 の他に、五葉松 (橙色の木) がある、三葉松ってのもあるらしいが、調べても、知らない名前ばかりだった
木材利用はしない松なのか?

タイコ梁
[Unicode U+229C] の二本線が伸びてる記号を使って伝票を書く

こんな記号

210 は、末口 210mm 、厚さが135mm って意味
厚みは、135mm  のみ

材積計算は
長さ 4,000 x 210 を、4m x 0.21 x 0.21 で計算
一丁、0.176 m3  (角物は通常4桁だが、3桁で計算)
厚さは加味しない

やばい!どうだったか忘れた
合っていましたよ~

パソコンで表記出来ないので、外字を作ったり、最近では Φ (ファイ) で済ましたり
わざわざ曲がっているものを使う (プレストレスってやつ)

問屋組合 木材のはなし より
仮) kokusan_03_photo_02
問屋組合 木材のはなし より  梁、敷居
仮) kokusan_03_photo_02
元画像が小さすぎてこれが精いっぱい

写真はないが、化粧垂木など すぐに青が入るので、化粧材は難しい

ヤニ松

コエ松  (肥松、カンボジア松)

ポン松 (ポンデローサパイン Ponderosa Pine )

地松は白 こえ松 ひらがなでないとカッコ悪い?

公式の図鑑によると、カンボジア産 メルクシパインを、カンボジア松というらしい
木材のはなし - メルクシパイン 

肥松?まあ黄色ではないが、時間と共にあめ色に

ポンデローサパイン (Ponderosa Pine) は、アメリカ アイダホ (Idaho, ID)  の ボイジ (Boise) の材しか見たことが無い
ボイジ は、オレゴンの東の内陸、ロッキー山脈南端にあり、オレゴンのオールドグロス製材品とともにやって来ていた、そして来なくなった
理由? 察してください

サザンイエローパイン (Southern Yellow Pine, SYP)

Southern (南)はサザン、Thousand (千) はサウザン
ドレッシングは Thousand Islands (千の島・サウザンアイランド)

何なのこのターンテーブル
自分でコントロールしてるから目は回らないらしい

ディメンション材 としての生産がメイン

クリアー材

SYP サザンイエローパイン は、2X4 (ディメンション) で主に使われるが、SPF の Pine ではない

Loblolly pine (テーダマツ)

Longleaf pine (ダイオウマツ)

Shortleaf pine (エキナタマツ)

Slash pine (スラッシュパイン)

サザンイエローパインは、テキサス州東部からバージニア州まで米国南部全域に生育している
Longleaf pine (ダイオウマツ), Shortleaf pine (エキナタマツ), Slash pine (スラッシュパイン), Loblolly pine (テーダマツ) などの 総称

日本に植えたらサザンイエローパインを名乗れない

ロッジポールパイン (Lodge Pole Pine, LPP)

ディメンション材にしかならない 
たまにクリア材のオファーがあるが、幅が狭いので (89mm) お断りしている

ロッジの柱 (ロッジポール) といわれてもイメージがわかない、インディアンのテントの支柱に使っていたといわれているが・・・

テントのイメージ (某製材工場のロゴです)

SPF の P (Pine パイン) の一角
SPF, ディメンションランバーは、白い木 参照

21世紀となり、産地であるカナダ BC州でマウンテン・パイン・ビートル (MPB) が大発生、ロッジポール・パインの枯損被害が拡大する
傷んだ丸太は梱包材となり、加熱防虫処理をしないと、パレット・梱包材は、植物検疫措置 を施さないと全樹種 国境をまたげなくなった

梱包材・パレット・仕組み材 - グレーの木

ラディアーターパイン (Radiata Pine)

アコヤ (Accoya)

アメリカ産のラディアーターパインは、日本に来ているのだろうか?大半はオセアニア・南米産のようだが・・・

黄色い椅子でパイン材となっているのは、アコヤ Accoya
ラディアータ―パイン のアセチル化木材
庭に置くチェアーとかベンチとかデッキに
温泉旅館の宴会場の仕切りがラディア―ターの障子だった、アコヤだったのかも

パッケージング (梱包用途) は、グレーの木

ニュージーランドのサプライヤーからは、ラディアータ―パインは、アメリカのサザンイエローパインの苗を移植したものと聞いていたが、どうなの?混じりなの?インボイスは、Radiata Pine

南米の楽器 Cabasa (カバサ)、使っている木材は決まっていない (プラでも何でもいい) が、この カバサ 何らかのパインだろうと思ったら、New Zealand Pine (Pinus radiata) 

アコヤ の薬剤は、秘密のレシピなので、トリートメントされたものが輸入される

日本で注入させてくれない

そもそも商品名で、樹種名ではない

ありがちなパネル、Solid なので、たぶん
Radiata Pine

メルクシパイン (Merkus Pine)

英語で Merkus Pne なのだが、学名が Merkusii なので、メルクシパイン
木材のはなし - メルクシパイン

Merkus は、ドイツ語読みで マルクス!
マルクスさんが発見したんだろう 

通販で、自分で組み立てる本棚などは、ほとんどメルクシのC-Grade (Blue) で、青が入っている (B-Grade?)
材木屋以外まったく気にしていない

よもやま話 -フィンガージョイントランバー

月報 -「南洋材・中国材」 

ラディアーターパインに似ているので、てっきり同じ樹種 (アメリカから導入) と思っていたが、ネシアの固有種らしい

なんとなく、南洋材針葉樹とは呼ばない

メルクシパインE/G 工場
組合月報 「集成材フリー板の作り方」
読めない・・・何語?
どこに樹種が書いてあるのか?ただのパイン?雑木?

タモ (梻)

中国東北部から輸入されていたものは、中国の木材伐採・輸出禁止により、壊滅状態
ロシア産のタモはCITS の付属書III に記載され、輸出入が管理されている
北海道産を含め、丸太を国内で製材したものを、タモと称する (同じ木)
木材のはなし - タモ

ロシア挽きは、産地の名前だけで、リトガとか言ったりもするが、最近聞かないなぁ

たいていは、木へんに仏です
この後は、カタカナでタモと書くことにする

は旧字、 この字は21世紀になって、初めて見た人、多数

新木場駅構内
木材会館 檜舞台  玄関ドア

とにかく、化粧合板用単板としてあまりにもポピュラー
フラッシュドア、など黄色っぽいのは、ほぼタモだと思っていい

階段材、フラッシュドアの化粧単板などに

パネル部分の化粧合板 (当然柾目)で、 11枚はぎ

 ロシアのタモは、CITES III に指定されるまでは、E/G (フリー板) が結構な量輸入されていた

これがタモ?何とも言えません

トネリコ (梣)

梣、これは読めない
ヤチダモ (谷地梻) のことらしい、知らなかった
そもそも、ヤチダモ=タモ ?

シャベル・スコップの柄、野球のバット など

しょうがない、標本でごまかす

ヒッコリー  (Hickory)
ピーカン (Pecan Nut)

ゴルフクラブ の シャフト やら、ステッキなど棒として使われることが多い、ヒッコリー

ヒッコリーシャフトのパターが行方不明だったが、ドラムスティック をふと見るとヒッコリーだった

見た目で、勝手に Ash系 だと思っていたが、ヒッコリーは クルミ系だとか
Pecan (ピーカンナッツのピーカン) などもヒッコリーに分類というか、丸太 (丸太) では実質的に互いに区別がつかないため、製材所で加工され、混合して販売される (よくあるやつ)

American Hickory Drum sticks
スティックの先端のこの形は、エーコン(Acorn = どんぐり) と呼ばれる

アッシュ (Ash)

ベイタモ (米タモ米梻)

アッシュというと、最近では、灰色の意味、特に髪をアッシュに染め出してからは、若い人は髪の毛の色としての認識
バブルの頃、カフェバーの灰皿をアッシュトレイ (Ashtray) と呼びだして、「アッシュ とは 灰 のことである」と世間が認識する
もちろん英語圏では初めからアシュトレイ

材木屋は、「米タモ (ベイタモ) は、アッシュのことである」という認識だったが、ほぼほぼ ベイタモ は死語になりつつある

アッシュの語源は、灰と木材で、全く別、
アッシュを薪にして燃やした灰ではない
古い言語では 綴りが違う wiktionary.org

White Ash 8/4

ホワイトアッシュ (White Ash)

ブラックアッシュ (Black Ash)

主に流通しているのは、ホワイトアッシュ (White Ash)
木材のはなし - ホワイトアッシュ

他に、ブラックアッシュ (Black Ash) など

Black Ash 6/4 どこがブラックなのか?

一説によると、ブラックアッシュは、スワンポアッシュの事だとか・・学名ではないのでサッパリ分かたない

ブラックアッシュとは、全く関係ないかもしれませんが

ブラックコーヒー は、ミルク・クリームが入っていない コーヒー色 の物だと思っている人がいますが、もちろん砂糖も入っていない、素のコーヒーのこと
紅茶も、何も入っていないものを「ブラックで」といいます

ブラック (Black) は、混じりけのない的な意味 (Pure ピュア の事) で使われることが多いので、頭の片隅にでも・・

色が違うところを、ハートステインと捉えると、同じもので揃えられないので、欠点扱いされることがある

それって、どうなの?

鴨居、敷居

その他 ドア枠、カーテンボックスなど
エルムみたいだけどアッシュです

スワンプアッシュ (Swamp Ash)

グリーンアッシュ (Green Ash)

ライトアッシュ (Light Ash)

楽器用材に使う目粗のアッシュ、白いケヤキみたい

個人的には、「木目が目粗ではっきりしているので、見た目で個体差が大きい、音は良いらしいが、結局は見た目でしょ」などと思っている

低地に生えてるらしくて、開発で枯渇、プレミアがついているらしいですぞ (タモはヤチダモっていうくらいだからこれがベイタモ?)

Wikipedia 8/4 Swamp Ash (Southern White Ash)
Gibson  Les Paul
pinterest.jp/pin/789959590858452606/

別名 グリーンアッシュ (Green Ash) 目粗で軽いので野球のバット、ゴルフのドライバーヘッドに使うらしい
別に 生木のアッシュの事を言う訳ではない

ところで、これ、アオダモのこと?詳しい人教えて

2005年ハリケーン・カトリーナが、ミシシッピ流域を襲い、スワンプ (沼地の) アッシュの資源が大打撃を受け、楽器メーカーやらが植林を進めた
2021年またしても大型ハリケーンがミシシッピを襲ったが、大丈夫だったのだろうか?

ライトアッシュは、軽いアッシュの事
よくわからない

シオジ (塩地)

建材のカタログでしかお目にかからない 

シオジ (塩地)(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood
しょうがない、標本でごまかす

標本によると、モクセイ科、産地は関東以南の様です
モクセイ科といえば、金木犀などはともかく、オリーブ  が超有名なのだが、全く違いますな
調べたら、モクセイ科トネリコ属、 タモ近縁なら納得

よく図鑑で、分類階級 [ 目・科・連 (族)・属  ] の 科 までの記載の物があるが、巨大なグループもあるし、CITES などの絡みもあるので、記載ルールを考えてほしい

信用しないで!
ここは、よもやま図鑑 という名の読み物 なので、ネタになりそうな時だけ、記載してます

最近急激に使われるようになった ボタニカル (Botanical 植物) など、Botany で植物学, Botanist で植物学者 なんだけど

セン (栓)

タモの近縁のころっとした木だと思っていたら、ウコギ科 (何ですかそれは?)
木材として以外では ハリギリ と呼ばれる
というか「ハリギリを木材としては、センと呼ぶ」か

タモの代わりに柾目突板のドア、枠に使われるので、タモ近縁かと、これが勘違いの元? 建材的にはOK

なんでコロッとしていると思ったのかというと、丸太を2つ割りしたテーブル  (目積みで直材)  を何度か見たことがあり、「何ですかの木、タモですか?」「フフフ、センだよ」と、毎回言われるもので・・
木材のはなし - セン

問屋組合 木材のはなし より
仮) kokusan_19_photo_01
こんな大きい丸太あるんだなぁ

ラミン (Ramin)

ワシントン条約附属書II ながら、完全に輸入が止まった

そこにある鳶口の柄もラミンだと思いますよ
手に持ってざらざらしているのは、何か他の木

固いので丸棒加工で仕上がりがきれい、ボート の オール とか スコップ の柄 など使われてい

タモとは全くの別物 ジンチョウゲ科
タモは、モクセイ科

※ジンチョウゲ (沈丁花 )?チンチョウゲ じゃないのか? 

サクラ (桜) 

さくら 桜と言えば、ソメイヨシノとか、河津、大島桜などの花が咲く木のイメージなのだが、
材料となる 色の白い日本の桜は、山桜 (やまざくら) ・本桜・地桜 などと呼ばれている

山桜フローリング で貼ってあった画像が
サクラではなかったので、取り下げました
施主・納材・施工 全員他界しており、
真偽のほどはわからない
(設計図書の仕様を信じてはいけないって事)

ただ、サクラと呼ばれているのは、カバ (樺)
北米産は、チェリー (Cherry) である、カバは、バーチ (Birch) 

サクラ (無節)、フローリング
サクラ (節)、フローリング

これが、本桜、間違いない

気持ちピンク色

ヤマザクラ

新木場駅構内 カバでは?カバでしょ

木の日 - 樹種当てクイズ
お椀

樹種当てクイズ 北海道産広葉樹 サクラ (ヤマザクラ) 解説

加工、着色性に優れ、磨くと光沢が出る
楽器、彫刻材などに使用される他、香りの強い燻煙材として人気が高い

旧・樹種当てクイズの
サクラ・クリ・ナラ の、お椀シリーズは、激ムズ

ナラは、斑があって何とかわかるが、
サクラ・クリについては違いを説明できない・・・
匂いもしないし、ほんのりピンクっぽいのがサクラなどと言って、ごまかしてきた

2021 全国木材産業振興大会 北海道大会
アイヌ文様コースター蝦夷山桜 
みなかみ町観光協会
https://www.enjoy-minakami.jp/

2022. 12月 日経 のカスタネット職人の記事によると、カスタネット は ヤマザクラ で作られている

最近は、おなじみの青と赤の組み合わせの他に、木地のモノも流通しているとか

=みなかみ町は日本のカスタネット発祥の地。一度は生産を終了しましたが、森を持続的に管理する取り組みの一環として、地域の森の木からできたカスタネットが復活。= 

チェリー (Cherry)

これは、アメリカのサクラで、ブラックチェリー (濃い色の木 American Black Cherry ) の省略名称

木材のはなし - チェリー
日本では、サクラとカバはごっちゃになっている
普通、桜がチェリーなのだが、バーチをサクラ、チェリーはチェリー と分けて呼ばれる (ちょっと、何を言っているのかわからない)

家具用材として使われることが多い

一般的な木製家具は、

の4種類

カバ (樺、樺桜)

Wikipedia  に、こんなことを書かれてしまった

木材としてはしばしばカバザクラ(樺桜)、あるいは単にサクラ(桜)とも呼ぶ。サクラの方がイメージが良いのと、カバがバカに聞こえるから、カバザクラと材木商が言い出したのが始まりとされる。カバザクラと言う名称は、木材商の悪しき習慣とされている。 だって

樺桜 (カバザクラ=さくら) 茶色というより黄土色
木材のはなし - マカンバ  

カバ 全般は、硬い部類の木材と言われている

ザツカバ  (雑樺)

マカバ 以外のカバ? ダケカンバとか?

ミズメザクラ (水目桜)

ミズメ?一枚ものカウンターテーブル
これは濃い色だなぁ

この長さ、もちろん継いであります
だったら 一枚もの じゃないんじゃない
なんとなく、幅接ぎ (はぎ) してなければ、一枚ものって認識
結構 斑 (ふ) がきつく出るので、水目?
ちがうか・・・

斧折樺 オノオレカンバ ?カバ?

斧が折れるほど硬い ことからついた名前らしいが、斧で切り倒したことがないので体感的にはわからない、木材は硬いほど仕上がりが奇麗なことは知っている

カバ なのか、カンバなのかどっち?
語呂で決まってたりして (ありがち)

どこかの旅館で (忘失)

バーチ (Birch)

バーチは、カバ (樺) と訳される
白樺は、ホワイトバーチ、もう仕様書を信じるしかない

Top: Finland birch sliced-veneer stuck / Oil finish
Side: Russia birch plywood / Oil finish

バーチ合板の、カホン (Cajon)
最近箱をたたいているパーカッションを見ると思いますが、それがカホン
ビーチ合板の カホン もあって、結構ごっちゃになっている (売り手は、わかっているが、買った人はわからなくなっている) こと多し

よもやま話 - 飛行機と木材
どちらかというと、スプルース寄りの話

バーチ合板 (クリア) 目がわかりにくい

ビーチ (Beech、ブナ 橅) は白い木
カバーチ だったらビーチと間違えないのに

さらに!

オヤジ「パーチ ある?」

若者「バーチ?」

オヤジ「パーチクルボードだっつーの!」

若者「ああ、パーティクルボード・・・
うちはやってません」

オヤジ「ガチャッ」

ウッドショックのバカヤロ~💢 

マルース バーチ という杢 (フィギュア) の入った バーチは、白い木の Figure(フィギュア)

イエローバーチ (Yellow Birch)

シラカバ (ホワイトバーチ white Birch) と区別して、北米のカバは、イエローバーチ (Yellow Birch) と表記

通常、赤身 (心材) が好まれる樹種が多いが、バーチは、白 (辺材) が好まれる

また短尺の材しが使えない (暴れる) ないので、家具、雑貨・ピクチャーフレーム材料として使われることが多い

メルサワ (Mersawa)

ニヤトー (Nyatoh)

南洋桜

メルサワは黄色だけど、ニヤトー・モアビは黄土色

カバに見た目が似ているので、南洋桜
すぐに、東京ドイツ村(千葉県) 的な名前にしちゃう

メルサワ 敷居
ニヤトー (Nyatoh)
(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

ナトー (Nato) ってのもあって、マホガニー代替、別物
木材工業ハンドブック では、呼び名をごっちゃにしている

2021年11/30 に季節外れの台風21号「ニヤトー」が発生、「ニヤトー 、マレーシアが用意した名前で、木の名前 に由来」って、メイサーク (May Sak、カンボジアチーク) 以来の木の名前 

モアビ (Moabi)

マコレ (Makore)

ボゼ (Bosse)

アフリカンチェリー  (African Cherry)

モアビ = マコレ (産地が違うだけ?) ではないらしいが、アフリカ材

もうデジタル化された写真は無いと思っていたが、発見

マコレ (Makore)(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood
モアビ (Moabi)(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood
よくもまあ、こんな木を見つけてくるなぁ
硬いというか、目が揉んでるというか、鋸が死ぬ

アフリカンチェリー  (African Cherry) と呼ばれているものは、ボゼ (Bosse)  のことが多い

モアビ・マコレ はそのまま呼ばれる

もうこの辺は、カバ でも サクラ でもない
見た目だけでサクラと呼ばれている

ミズキ (水木)

ミズキ といえば、ハナミズキ (花水木)  なのだが

同じミズキ科ながら、木材で見る ミズキ は ミズキ属
ハナミズキは ヤマボウシ属  (日本のハナミズキに、花から何からそっくりなのが、ヤマボウシ 逆か?)

いずれにしろ、名前に花がついていないミズキも、ハナミズキも、花の咲く庭木で見ることが多い
なかなか木材で見ることはない

ハナミズキは、英語で  Dogwood という残念な名前
ミズキは、英語で Wedding CakeTree  カッコイイ
そのうちミズキ科すべて ウエディングケーキツリー という商品名になったりして (日本では、ありがち)

桜の花が終わったころ、ハナミズキの花が咲きだすので、なんとなく サクラ  にくっつけました

イトスギ (糸杉)

サイプレス (Cypress)

スペインヒノキ (Spanish Cypress シープレス) 

日本にも生えているのだろうが、流通しているものを見たことがない

イタリアヒノキ (Italian cypress)
トスカーナヒノキ (Tuscan cypress)
地中海ヒノキ (Mediterranean cypress)
ペルシャヒノキ (Persian cypress)
まとめて、ヨーロッパヒノキ、西洋ヒノキ

すべて同じもので、産地名がついただけ
太古の昔から使われてきて、材木としては枯渇してしまったのか、あまり聞かない

スペインヒノキ (Spanish Cypress) これだけは楽器用材として有名、ただの サイプレス (シープレス) は、スペインヒノキ のことが多い (名前だけ)

キプロス (Cyprus) の国名の語源らしい

何とかヒノキなのに、イトスギ
どうやらヒノキのほうが近いらしい

フラメンコギターのサイド・バックはサイプレス
ちなみに、ジプシーキングス使用ギターのレプリカ

シダー の香る木を ~シダー(Cedar) というのなら、ヒノキの香りはシダーではないのか?
サイプレス (Cypress) と呼ばれることが多い謎・・・日本人にはわからない

ギザ のピラミッド に格納されていた船の材料と言われている 

レバノン杉 (Lebanese cedar) だったかも 

ヒマラヤ杉

レバノン杉

エベレストが、人名由来なことから、ヒマラヤもどうせ英国の人の名前だろうと勝手に思っていたが、サンスクリット語由来だったとは・・・
太古の昔から用材として使われているのに全く見たことが無い
英語で Deodar Cedar (Himalayan Cedar)

突然ですが、ネコ (猫) の話
猫の品種で、シャム、ペルシャ とあるが、交配固定した品種が、ヒマラヤン
シャム (現タイ) と ペルシャ (現イラン) の地理的中間地点で、ヒマラヤンと命名された /与太話おわり

木材としてのヒマラヤ杉は無いので、学校の植栽

シダーローズ はヒマラヤ杉の松ぼっくりです
Cedar Rose って和製英語っぽいと思ったが、れっきとした英語だったことをご報告いたします

※赤く塗ってあります 塗ってないやつは無かった

同じく、レバノン杉
英語では、まんま  Lebanese Cedar
レバノンの国旗に書いてある木ですよ

これまたレバノン7,000年の歴史の中で、切りすぎちゃったのか、全く見たことが無い

中国もそうだが、古い土地には大きな木は残っていない (雨も降らなさそうだし)

レバノンの国旗

コウヤマキ (高野槙)

木曽五木 の一つである
木材のはなし - コウヤマキ
水に強くて 腐らないので、ヒノキの仲間と思いきや、別物
いわゆる マキ (イヌマキ) とも別物 である ややこしい
ふろ場の腰掛とか、あとは知らない
木曽に旅行に行くと売ってます、木場公園で木の日に見ることができるかも

木の日 - 樹種当てクイズ
風呂椅子

樹種当てクイズ 木曽五木 コウヤマキ (高野槙) 解説 

木目が直通で。一種の芳香をはなち、ヒノキ以上の光沢がある
長く水湿に耐える点では五木中最高で独特の長所とされる

初代 千住大橋 の橋杭材は、水に強くて朽ちにくいと、伊達政宗が寄進した、陸中南部のコウヤマキ材 

現在の千住大橋のたもとに、歌麿の浮世絵ペイントがある
画像クリックで、Google  Map が開きます

マキ (槙、 イヌマキ)

門かぶりの豪邸で、明らかに松ではないものが、マキ
一般的にマキと言ったらこれ
この木もなんだかよくわからないが、料亭とかで加工した床柱を見たことがあるのでは?

多摩の方では、メジャー
しょうがない、標本でごまかす

イチョウ (銀杏)

最高級まな板 (刃がなまらない) はイチョウですよ

よもやま話 - 東京都のシンボルマークは銀杏ですよね? イチョウは広葉樹ですよね?

これは、原板

木の日 - 旧々 樹種当てクイズ
まな板 (まないた)
※木の日のチャリティーオークションに出品、写真は無い

 旧々 樹種当てクイズ イチョウ (銀杏) 解説
繊維が密で弾力に富む
包丁がよく走り、あとが残らない
プロ筋の使用品

木の日とは関係ない、イチョウのまな板

どうも 銀杏 を ギンナン と読んでしまうのだが、ちょっと調べると博物学的なものにたどり着いてしまい、よくわからない

ツゲ (黄楊)

ボックス (Boxwood, Box)

ツゲは、日本の固有種?ホントかなぁ

将棋の駒
汚くて申し訳ない

木の日 - 旧々 樹種当てクイズ
櫛 (くし) 
※木の日のチャリティーオークションに出品、写真は無い

 旧々 樹種当てクイズ ツゲ (黄楊) 解説
木製の櫛の最高級品
将棋の駒、印鑑にも使われる
椿油で手入れすると光沢が何時までも失われない

日本のツゲ材は、ツゲ科ツゲ属
Japanese Box (Boxwood)

本黄楊、シャム黄楊

用途はともに、印鑑(くし)・将棋駒など

日本のツゲ材は、この 御蔵島 の ツゲ と鹿児島の 薩摩ツゲ が有名
現在、流通している材はほとんどが植林木
御蔵島では約90年ほど前から植林されているそうです

この日本のツゲの代用で入ってきたのが アカネ (シャムツゲ)、産地は タイ・ベトナム等

ツゲ (御蔵島産)

これが、本黄楊

ちなみに 御蔵島 (みくらじま) は伊豆七島の1つで、東京都御蔵島村です


※そういえば伊豆七島では、防蟻的観点からヒノキではダメで、スギ赤身一辺倒だったのだが、今どうなっているんだろう

アカネ (シャムツゲ) クチナシ属

このアカネも緻密で仕上りがきれいな材なので、ツゲ材の代用といわれるのはちょっと可哀そう
いまは輸入量が減り、同じアカネ科 の カステロ (Castello カリコフィルム属) という木が南米より輸入されている

Boxwood、Box は、遥か古代から「箱 」の材料だったので、「ボックス」なんという名前・・・
ボックスウッドはツゲ科ツゲ属

西洋では、チェスの駒、楽器に使われてきた

バロックフルートと言う、本来の音色を再現する木管古楽器のジャンル (19世紀半ばから、金属製が主流)
現代の黒いクラリネットはグラナディラ

ボックス は、そのものずばり 箱 の材料なのでそう呼ばれるようになった正統 (?) な名前、面白い
※定説です

白檀 (ビャクダン) を、英語でサンダルウッド (Sandalwood) と呼ぶが、センダン (栴檀) がなまった名前 (どっちも、なまった呼び名かも)で、履物の サンダル (Sandals) を作る材木という意味から来た名前ではない
諸説あります

月桂樹 は、なぜか ベイ (Bay)
California Bay カルフォルニアベイ は木の名前
カルフォルニア湾ではないんですよ~

カヤ (榧)

発する香りがすごい、碁盤に加工するまで10年以上もろう付けして寝かしているのに、いつまでたっても匂いがする
新榧 という代用木は、シトカスプルース です

原盤・売り物ってレベルじゃねぇ

碁盤 (中国榧)
香りは、縄文杉っぽい  (※なんでも縄文杉にするな!)

木の日 - 旧々 樹種当てクイズ
将棋盤 (しょうぎばん)
※借り物だったので、当時の写真は無い 

木の日 の出し物ではないが、日向榧 の 将棋盤

旧々 樹種当てクイズ 将棋盤 (しょうぎばん) 解説
硬く光沢があり、適度な弾力のため、指して疲れず、キズがつきにくい
他には桂など。新カヤとあるのはスプルース
天柾が最上とされる

将棋盤で赤いものは、カツラ (桂)
将棋の駒は、ツゲ、駒台は、ケヤキ・カツラなど色々

キハダ (黄蘗)

シコロ

蘗色 (キハダイロ まあ読めませんな) の木 ミカン科
北海道でシコロと呼ばれている家具用材は、キハダのこと

黄肌 (キハダ)、この漢字は魚のキハダ

ニガキ (苦木)

全ての部分に強い苦味がある木だとか

イエローハート (Yellowheart)

PAU AMARELO (パウ・アマレーロ) 

Pau は木、Amarelo は黄色
科・属どころか目まで跨ぐ 南米の 黄色い木の商品名

ポルトガル語 で、
白は  Branco (ブランコ),  フランスでは Blanc (ブロン・ブラン、モンブランで白い山)
赤は  vermelho (読めない), Rosso (ロッソ、これはイタリア語), フランスでは Rouge (ルージュ)
※おまけ 青は Azul (アズール・エズール)

よもやま 木の色 写真左から

(材種)    (科名)   (産地)

イエローハート ミカン科   ブラジル

ニガキ     ニガキ科   日本

カヤ      イチイ科   日本

ジェルトン ( Jelutong)

ジェルトン (南洋材) の事を イエローハートと呼んでいるのかと思ったが、違った
キョウチクトウ科だとか、毒がある?
チクル  の様に樹脂がでて、チューイングガムの原料になるとか、ゴム系の一種?
そもそも用材が取れるほど大きくなるのかと思ったが、でかくなるらしい

ジェルトン ( Jelutong)(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

プライ ( Pulai)

では、プライ (南洋材) の事を イエローハートと呼んでいるのかと思ったが、これも違った
ジェルトン同様キョウチクトウ科
やはり白い樹脂が出て、ミルキーパイン (Milky Pine) と呼ばれたりしたらしい

結構な量 輸入されたらしいがよくわかりません

プライ ( Pulai)(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

アファラ (Afara)

コリーナ (korina)

リンバ (Limba)

西アフリカ材 アファラ (Afara) , コリーナ (korina) とか 産地 (宗主国) によって呼び名が違う

日本では FAKE (化粧シート) は リンバ と呼ぶのが主流?、
コリーナ はギターの商品名になっていて (Google image Search "korina Gibson")
同じ黄色いギターでも  "TV Yellow" という白黒テレビで、きれいに白く見える塗装をマホガニーに施した物とは違う

シクンシ科 (Combretaceae) とか・・・フトモモ目ということは、マングローブの一員か?
(私見です)

リンバ は スポルテッド な メープル みたいな見た目のモノを言う感じ???

西アフリカ材 アファラ (Afara) , コリーナ (korina) とか 産地 (宗主国) によって呼び名が違う

日本では FAKE (化粧シート) は リンバ と呼ぶのが主流?、
コリーナ はギターの商品名になっていて (Google image Search "korina Gibson")
※同じ黄色いギターでも  "TV Yellow" という白黒テレビで、きれいに白く見える塗装をマホガニーに施した物とは違う

シクンシ科 (Combretaceae) とか・・・フトモモ目ということは、マングローブの一員か?
(私見です)

リンバ は スポルテッド な メープル みたいな見た目のモノを言う感じ???

A rare board of 8/4 x 15" wide Quartersawn Black Limba with heavy flame figurehttps://en.wikipedia.org/wiki/Terminalia_superba

同じ材料でもそのギター (コリーナ) 以外は
リンバ  (Google image Search "Limba Wood")と呼ぶ
日本ではソリッド材はアフイナ と呼ぶ?

よくわからないが、コリーナ を White Limba 、フィギュア リンバ Black Limba と呼ぶ?

竹フローリング

竹を柾目 (?) に割いて集成したもの
サンプルは節の部分が目立たないが、広い床に張ると気になるかも

とりあえず竹集成の写真

竹茶盤、わざわざ湯呑からお茶を溢れさせて使う (中国の作法)
キャンプ用まな板 使っていくうちに、ささくれ立ってくるかもしれない

木の日 - 樹種当てクイズ
物差し (ものさし)  

旧 樹種当てクイズ たけ (竹) 解説
安価で殆ど伸び縮みしないことから長さを測るものや割り箸に使われる
箸という漢字が「たけかんむり」なのに注目

初めから黄色い (青くない)

茶室、竹垣などについては、割愛

まごのて です