黄色の木

黄色 黄土色 /
 レモンアンバー

ヒノキ (桧、檜)

尾州・木曽

尾州 (ビシュウ) は尾張国の略称なのだが、木曽の材 
木曽の山は 尾張徳川 の山だった為、取り扱いが尾張で、尾州と呼ぶ

木曽桧と言えば、木曽五木日本三大美林

明治神宮 三ノ鳥居

台桧だった 明治神宮 三の鳥居 を、2016年 木曽桧で建替

ウチのは尾州と豪語している、木場界隈では超有名な寿司屋のカウンター

消毒アルコールとアクリルの仕切りが悲しい

木の日 - 樹種当てクイズ
かつおぶし削り器

樹種当てクイズ 日本三大美林 木曽ヒノキ 解説

天然ヒノキといえば、木曽ヒノキを指す言葉
木目のつまり方が細かい
耐久性に優れ、光沢がある美しい木肌と色合いが特徴

ところで、鰹節は、押して削るって知ってました?

木の日 - 樹種当てクイズ
一升枡

樹種当てクイズ 木曽五木 木曽ヒノキ 解説

木目が通り緻密で清楚な色合いと香気、光沢に富み、非常に美しい
弾力性が高く、ゆがみや縮みが少ない
木材の王と呼ばれる

日本三大美林 の木曽ヒノキ、木曽五木 の木曽ヒノキ
樹種当てクイズ の問題として、同時に出されていたんですよ (もちろん答えは、どちらも 木曽ヒノキ)

木の日 - 旧々 樹種当てクイズ
一升枡 (いっしょうます) 
※木の日のチャリティーオークションに出品、写真は無い - 同じもの?

旧々 樹種当てクイズ ヒノキ (桧)  解説
日本を代表する針葉樹
高級木材住宅の柱、土台、造作に好んで使われる
樹脂には芳香があり、耐久性も抜群

東濃

美濃の東側 で、東濃 (トウノウ) 
長良川筋

ヒノキ (東濃) の内外装のパイナップルケーキ屋 (地獄組)
正確にはパインアップル  (見た目松ぼっくり =パイン + 中身リンゴ =アップル で、Pineapple) ですぞ

そろそろ グレーの木 になりそう

新木場駅構内
木材会館 6階 小ホール カウンター
カウンター 集成部材
木材会館 看板
木材会館 外壁1
木材会館 外壁2

吉野

奈良の吉野川を筏流しにより出材 (終点は和歌山)、もちろん今はトラックですが

天川は、てんかわと読む

ブランド杉は、産地の呼び名が、~スギ・~材 なのだが、ヒノキは呼び捨てが多い

呼び捨ての場合は、ヒノキのことが多い (ほとんど)
圧倒的にヒノキの勝ち?

カウンター材  L字ジョイント加工前

木の日 - 新・樹種当てクイズ

新・樹種当てクイズ ヒノキ (吉野) 解説

用途が幅広い、国産材針葉樹を代表する良材建築材の最高級品材は油分があり、仕上がりがきれいで光沢が出る
耐久性が高く、水にも強い
木目は、個体差があり、年輪は細かい
色は。心材は赤っぽい
辺材に近い付近にはピンクがかった白の筋が入っていることがあり、上品でとてもきれい
辺材はほとんど白
匂いは、ヒノキ特有の強い香りがする
用途は、建築材や社寺仏閣など、高品質な材料として使用される

磨き丸太

ヒノキの磨き丸太
もちろん吉野

皮をきれいに剥いて、甘皮を取り除いた物
背割りして丸太のまま使ったり、そこから製材したり

同じものは2本とないので、銘木か

スギの磨き丸太・絞り丸太は、白い木
スギ丸太は、グレーの木

あめ色になっちゃうと何だか?

御輿の 担ぎ棒 (かつぎぼう)は、檜の 磨き丸太
背割りが有ったり、無かったり

この御輿の花棒 (角材) は、漆で黒く塗っていない素木

尾鷲

日本三大人工美林

木の日 - 樹種当てクイズ
まな板

樹種当てクイズ 日本三大人工美林 尾鷲ヒノキ 解説 

年輪が緻密で油分が多く光沢がある
強度は折り紙付きで、ヒノキ特有の香りとともに、高い耐朽性、抗菌性を発揮する

木の日は、10月 8日 です
「十」と「八」を重ね合わせて「木」になることから
木の日の集い、最近は、
木と暮らしのなんたら・・・と言う

旧・樹種当てクイズ について

木の日の集いの中でも、日本三大美林、人工美林、木曽五木から、樹脂・産地を通りすがりの人に答えてもらうという、最高にハードルの高いアトラクション

ネズコはともかく、スギ・ヒノキの色の違いから始めて、ヒバ・アスナロ・ヒノキの違いなんて説明できない
スギは産地にちなんだ物 (問題) もあるが、ヒノキ系お前らはダメだ

まな板から、尾鷲は捻り出せない
木曽から、かつおぶし を連想させるなど論外でしょう

四国・高知

土佐、高知室戸のヒノキ
ほぼほぼ管理された植林材なので、枝打ちしてあり、生節

せめて、樹種当てクイズの「かつおぶし削り器」は、土佐の物にしておけば、カツオと土佐で、連想できたのに・・

そもそも、商品として土佐を謳った物が無かったのかもしれないし、旧樹種当てクイズは、日本三大~括りだったので、仕方がないか

茶畑と思いきや、ヒノキの二次林なのである

画像クリックで Google Map が開きます 高知県安芸郡北川村

丸節

適当な大きさの生節 (いきぶし) を表しで使えるものを、丸節と呼ぶ
もちろん同じものは、2本とないので、銘木扱い

テーブルトップ、カウンターにも使う

なんと、英語で Live Knot (ライブノット) 、まんま生節、Sound knot (健全な節) とも

ちなみに、この座卓 (テーブル) は、木曽ヒノキ (尾州) の樹齢 360年以上の物であることが、木材研究委員会・委員長 の努力によって判明しています

この画像は、なんでも、宮崎良文 名誉教授 より「樹齢は?」と聞かれ、寄贈された理事長に伺ったところ、「わからない」との返事だったので、木口を撮影しA3サイズに拡大し、数えたものだとか

誰が数えたのかは不明ながら、役員会議室の「北海道産 マカバ」の テーブル は、木材会館 施工の日建設計 によると、樹齢 約300年 だとか
共木 (?ともぎ) かどうかは不明

酒枡 (一合枡)

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 の研究で スギ・ヒノキの枡酒から漂う香りには、安らぎや美味しさ等が感じられる とか

鏡開きで乾杯する時に配られる ヒノキの 一合枡

東京マラソン財団 の、東京のヒノキのコースター (多摩産ヒノキ間伐材使用)

仕様書上では、国産天然ヒノキ となっている

間伐材

間伐材を使っていてエコですねぇ、もちろん エコロジー では無く、エコノミー です
林業家ではないので、よくわかりませんが、間伐材は、生産林を間引きしたもの
わざわざ間伐材を作っているわけではない

手入れの行き届いた山なら、程度のいい間伐材が出材されますが、あまり太くなる前に伐採するので、梱包材などに使われています、端材で、このコースターや、小物を作って付加価値を高めています (たぶん)

外国のヒノキ 
タイヒ (台桧、台湾ヒノキ)、ベイヒ (米桧、POC)、ラオスヒノキ、ベニヒ (紅桧)、メキシコヒノキ  (書きたい人いれば)・・・・・
ほとんど輸入不可能

ヒノキとは名ばかりなのが 
カナダ桧(ベイヒバ  Yellow Cedar, Cypress)、アラスカ桧(スプルース Sitka Spruce)ヨーロッパヒノキ (糸杉、サイプレス Cypress)・・・

ベイヒ (米桧)

P.O.C. (Port Orford Cedar)

西海岸の一部にだけ生えていたヒノキ
ヒノキながら呼び名が、サイプレスではなく、シダー

Port Orford Cedar
(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

まるっきり日本のヒノキと区別がつかない

20年前くらいは、出材待ちだけのために駐在員をアメリカに配置していた業者がいたが、資源枯渇、環境保護の観点より原生林からの出材は停止

未だに新木場の水面貯木場に沈んでいるかも・・・

ヒノキ科だけどサワラ寄りらしい

Lawson's Cypress (ローソン・ヒノキ) とも、こっちは、サイプレス
農水省のペーパーなどでお見受けするだけだが・・・ローソンさんが、発見したんだろう

コンビニの方は、なぜそういう名前になったのかは、不明

タイヒ (台桧、台湾ヒノキ)

台湾を、旧字で書くこと多し、檜・臺灣

ベニヒ (紅桧)

ベニヒは、タイヒに交じってやってきた赤いヒノキ
分けて売ったり、タイヒで売ったり

明治神宮 一の鳥居
明治神宮 二の鳥居

明治小学校の卒業生と、明治神宮に参拝に行くと、「まずは、明治小学校の卒業生であると、表明してから、名を名乗り祈念するんだよ」などと、全員が明治小学校に通っていたようなことを言い出す
明治という小学校は、明治天皇の御代から名前をいただいたという校歌だけあって、普段は富岡八幡に行くくせに明治神宮には思い入れがあるらしい このくだりボツの細道か?

首里城は1992年に再建、総タイヒ造り、弁柄色にぬってあった  (タイヒは1990年伐採禁止なので、国内在庫で作られた)
2019年に焼失、もうタイヒは無い

仮) 首里城公園 Shurijo Castle Park Official Site

ヒノキで復元、2026年完成予定 らしい

今世紀最後の台桧フリッチ 

こうなっちゃうと、樟 (?) が抜けて臭いがしないが、タイヒの香りは、ちょっとキツイ
カウンター、まな板には向かないですよ (もう無いけど)

戦艦大和の甲板はタイヒだったという話
よもやま話 - 戦艦大和の甲板
下地の上に、リノリウム 貼ってますが

材木屋の家にはたいていあったが今や CITS で売買、譲渡 禁止となっている

検品と称して台湾に行って遊んだ世代 (S15年生まれ以上) は、行けば土産物をせっせと買って配って歩いていた
その代表格が、タイマイの剥製 (べっ甲)

突然思い出した、マイタイは、ハワイのカクテル

ラオスヒノキ

ラオスは最後にやってきた、南方のヒノキ (ヒバ?サワラ系?)
突然現れ、すぐ消えてなくなってしまった

ラオス政府が、反政府組織撲滅 (盗伐されての資金化を防止) のため、先に伐採する
「森に入るときは、 AK-47 を装備した、正規軍一個小隊を出して、守ってくれた」って、華僑のひとが言ってたが、どっちもどっちでは?