ボツの細道

センシティブ (Sensitive) な内容が含まれています

 Not to Put Too Fine a Point on It,

誰が書いたか知らないが、ちょっと微妙な表現があり、没にしようと思っていたもの、
Hands-on knowledge (experience) ってヤツです

色々な意見が有っても良いのでは? とは思うが・・・
鵜呑みにしてはいけない、「個人の意見です」 程度で、お読みください

成功体験は忘れるが、失敗体験は忘れない

サスティナブル

ダグラスファー関連から移動

Sustainable forest management

balances local socioeconomic, cultural, and ecological needs and constraints.

森林資源 (リソース Resource) の枯渇が叫ばれているが、ついこの前まで、「あと250年は同じ量の出材が可能なので、いくらでも売ってあげる」などとほざいていたのに、この体たらく

北米での伐採はクリアカットと言い、何年かかけて林区をマザーツリーを残して皆伐 (丸裸) する手法だったのだが、クリアカットの後、植林を義務付けられ、状況が変わったらしい (コストの問題)

マザーツリー 方式 (太い木を何本か残して、自然に森が再生していく、最低限の植林で100年計画をする、明治神宮の植栽設計の本田清六的発想、札幌オリンピック後の支笏湖アルペン滑降会場も) だと、何年もかけて植生が変化していき、その場所にあった森林となるのが 250年後、またそこを切るから大丈夫といった理論なのだが、植林だと、基本 ダグラスファーしか植えないので250年後にどうなっていることやら

en.wikipedia.org Clearcutting
国道 (Inter-State High-Way) まで皆伐するから、丸見え
今の日本なら、太陽光パネル設置で問題無し?

1985年頃、シマフクロウを守ろう運動が盛り上がってきて、Greenpeace が大暴れ、西海岸の林産企業が標的となった
特に市街地に近い林区を持っていた企業の風当たりが強かった、(山に入って抗議デモしたり、林道にマキビシ撒くのも便利だし)

そういう会社からから"木材を買うな"と、東京の材木屋にも大々的に再生紙使用を謳った段ボール箱 3箱くらいの英文資料が送り付けられてくる、中にカレンダーが入っていてちょっと嬉しかった
スクリーンセーバーも使わせていただきました

そのうちカナダで FSC (国際NGO森林管理協議会) を設立、うまいことやったなと思っていたら、2018年に脱退
ほかのメンバー (環境保護団体) と反りが合わなかったのだろう、組織とは難しい

徳川幕府を見習って300年先を見据えた活動をしてほしいですね

木材運搬本船 SAGA TIDE の出港阻止、なにやってんの、あぶなっ
Greenpeace Wallpaper

Sustainable

最近よく聞く”サスティナブル”
時々意味をわかって使っているのか?と疑問に思うことがある、なんでもサスティナブルなのか?
サスティーン (Sustain) は音楽で普通に使っていた (ピアノの鍵盤 (指) を離しても、サスティーンペダルを踏んでいると音が鳴り続ける) が、最近はサステインと読む・・・まあ正しい、ピアノのペダルですな
それに、able (可能) をくっつけたのが、sustinable  (サスティナブル)
ペダルを押したり離したりできるという意味だが

SFI (持続可能な 林業 推進団体)の Sは、Sustainable (サスティナブル) - Forestry - Initiative

FSC (森林 管理 協議会) の S は、Forest - Stewardship (スチュワードシップ )  -   Council

FMC (森林 管理 認証 FSC, PEFC/ SGEC ) の M は、Forest - Management (マネージメント) - Certification

スチュワードシップ (Stewardship) とマネージメント (Management) の 違い (FSA) は、スチュワーデスマネージャー ってことか (適当です!信じてはいけない)、ドラッカーでも読んでください

流通で必要なのは、CoC, Chain of Custody (カスティディ、証跡 )
加工流通過程の管理 (FSCはなんでも管理に訳すなぁ ) 、直訳  "証跡 (認証済みインボイス)の連続" で、さらに "認証 (Certification)" が続くが、 CoCC とは書かない模様

ちなみに

PEFC (Programme for the Endorsement of Forest Certification) は 森林認証プログラム と訳される、「FSC は国際統一基準、PEFC は地域別基準プログラム」
なぜか 仏語の Programmeまあヨーロッパ勢がよく使う

SGEC (Sustainable Green Ecosystem Council 緑の循環認証会議) PEFC と相互承認となっている (2016~)

材木屋は、時の流れが違うのだろうか・・・ 長生きしなくては

合法木材 とは、筋が違う

木材よもやま話_グリーン購入法 と クリーンウッド法

SDGs

MDGs がタイムアップ、SDGs 爆誕!

Sustainable Development Goals
持続可能な - 開発 - 目指す所ら
最後の "s" は、複数なので、"ら" を付けさせてもらいました 

国連 (UN) が、2030年を目指して
「17 のゴール (世界的目標 )、169 のターゲット (達成基準 )、232 のインジケーター (指標 )」を 2015年に設定 (全部読んだ人はいない、これからどんどん増えるよ~)

例のバッチは木のやつもあって、割りばしはダメだけど、これはOK!ここヤバイ

ISO の環境系 14001 と同じ匂いがする ここも

United Nation UN は、日本では ”国際連合" なのだが、"Inter" がないのに "際" を入れた超訳
直訳は "連合国"
まあ前身が Allies だからなぁ、元 Axis (枢軸) としては、しょうがない
國際連盟も League of Nations だったしな

以上、学徒出陣で佐世保に集められ、終戦を迎えた爺さんが言ってたよ

MDGs は 2000年 から15年間、ミレニアム開発目標 (なぜ千年紀 に訳さなかった?)
8 つのゴールと 21 のターゲット、色々増ている

ESG

ESG (Environment, Social, Governance) ってのもあるでよ

環境省は、
Ministry of the Environment Government of Japan.です

環境・社会・ガバナンス (なんでこれだけ管理のような漢字にしないのか?)
ココでの  "E"  は、同じ "環境" でも Ecology ではない、インバイアロンメント  (読みにくいからはやらないであろう)
非財務指標として、GPIF (年金積立金管理運用独立行政法人) が使いだして最近よく聞く

ethicacal Consumer
エシカルコンシューマー (エシカルな消費を行う消費者)
エシカル  = 道徳・倫理的な
分かりやすいので、最近よく聞く

木材 川柳

ダメだろこんなの、エビデンス無し
尾州・木曽桧 から移動

広報委員会として、木材 川柳 を募集していましたが、結果を報告します

******** 応募作品 ********

phase 01 イザナミ 0点
長すぎて 木挽きをしてない 建造物

出雲大社遺跡・三内丸山遺跡など、神代の建造物は、丸太の掘立(いわゆる竪穴式)でビル8階建て相当の高さの建造物を作っていたらしい

Phase 02  セントくん 0点
近隣の 木が無くなった 遷都しよう

平城京構想は完成を前に、木材が足りなくなり放棄された (本物は、千都君 って意味?)

Phase 03 家康  2点
伐りすぎた 伐採禁止だ 木曽桧

戦国の世が終わり、信長の安土城、秀吉の聚楽第、と戦の為でない城・城下町の建造が盛んになる、江戸城は、家康、秀忠、家光と三回、建て直しており、三代目が火事で焼失した際、材料が無くて再建されなかった

Phase 04 博文 2点
売れるなら 切ってしまえよ 秋田杉

徳川の時代に保護されていた山林を、明治政府が金にしてよいことにした
そのうち物流が発達して、枯渇 (金看板の人に聞いて)


Phase 05 マッカーサー 0点
大地主 山林残して 後は無し

農地解放となり田畑は無くなったが、山林は残った
今まで薪やら肥料としていた落ち葉とかが、化学薬品に代わった、いわゆる、おじいさんが山で柴刈りをしなくなった (共同作業をしなくなった)
農閑期は山に行かずに出稼ぎに、人手はなく
山は荒れた

Phase 06 キャサリン 1点
大洪水 なんでもいいから すぐ植えろ

大震災・戦後復興で近隣の山を切りすぎて、ちょっとの雨でも大洪水 極めつけがキャサリン台風植林するには苗木必要ってわかってんのか?

Phase 07 角栄 1点
金が無い 集めて植えろ 分収林

国有林野事業は木を売ってもうけを政府に渡す五現業の一角だった、国有林のみならず各都道府県も切った後植林するのに金が無いので、いわゆる株 (まさに株・証券)を売って、伐ったもうけを案分する契約林を分収林という 国の緑のオーナー制度も(募集終了)

Phase 08 慎太郎 1点
花粉症 だったら伐れば 多摩産材

花粉症のせいではないが、地産地消などと言って公共の建物は当該都道府県産の木材を使おうって事になった
東京を当てにしている業者は怒っている


Phase 09 進次郎 1点
木材は 不燃とわからず 不燃ごみ

木材利用推進の為、苦節80年やっと不燃材が流通しだしたが、燃える木材と見分けがつかないので、産廃仕分けができず、木質系産廃はすべて不燃となる未来が見える

番外 ダナルド
ラブ・ランバー・ライフ  (Love,  Lumber,  Life)

海外よりの応募、新木場 Studio Coast のパクリ (Like Love Live) だろうと思ったが、Life. Love. Lumber の改変とか、なんじゃそれ、そもそも川柳ではないので審査対象外

******** 結果発表 ********

10人の審査員が、厳正な審査を行った結果
応募が少なすぎて該当者なしとなりました(10点満点)

博文じゃないんじゃ?

地産地消のこと

スギ (杉) から移動 長いし、わかりにくい

最近よく聞く地産地消

同じような言葉に
LoHAS (ロハス Lifestyles of Health and Sustainability)  があるけど、ちと違う
でた~! サスティナビリティ!
「健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式」
ということらしい、"またこれを重視する" は 蛇足?

Slow Food (スローフード) これが、地産地消
ファストフード※ (Fast Food) のように、どこでも同じものではなく、「土地土地の食材を使った土地の料理法を楽しもう」的なところから始まって、制度となる

地産地消制度 は、MAFF によると、食にかかわることで、国産農林水産物の消費拡大を目指すもの
六次産業  (いつのまにそんな数に)  の成長も見込まれるとか

木材はこれに乗っかって、地元にも、木が生えている (間伐材してない) 山があるんだから、地元はそれを使おう という制度となる
よもやま話 木材の地産地消

今や、電力まで地産地消  (これは、 METI 資源エネルギー庁)・・・
役人の仕事が増えて、残業無くならないな

※昔は、ファーストフード だった
こんなの直すなら、ホルムアルデヒド・ホルマリン を、フォルムアルデヒド・フォルマリン に直してよ

そもそも発想が、世界的に国境をまたぐ運送コスト、主食が足りないのに先進国向けカカオの生産にリソースをかけすぎ  (たとえです) などという理屈

実際、東京・NY・パリに #1 グレードの食材が集まり、カナダバンクーバー (田舎扱い) のホテルでは色の悪いフルーツしかない (#3 程度らしい) カナダで生産された良いものは輸出に回している

そういう食材の輸入 (輸出入ではない) はやめよう運動です

国内でも、大間のマグロが豊洲でセリにかけられて東京で消費される
これをやめようって事 (たとえです、水産物はよくわからない)

まあ問題点として、巨大なマーケットが、地方の生産物を買ってくれなくなる一次産業泣かせな制度のような気がする
単純に値上がり、または値下がりするだけでは?同じ値段なら良いものを選ぶでしょ

RoHS (Restriction on Hazardous Substances)
特定有害物質使用制限 指令 
ロハスと呼んではいけない、ローズと呼びます
超 似ていますが、工業製品の規格ですよ

スタンページ (Stumpage) とは

カナダの制度

カナダの国有林・州有林は、伐採権 (TFL Tree Farm Licence ) を持った企業が、
丸太を伐採 、スケール (検尺) する
その結果に対して支払うべき税金の様なもの

✖ スタン・ページ ではない
〇 スタンプ・エージ

TSA Timber Supply Area は、林区の名前

Stump スタンプ (?) は、切り株に相当する英語

Stamp  スタンプ は切手・シールを貼る、印鑑を押す的な意味

Stomp ストンプよくエレキギターの足元にあるエフェクターをストンプボックス (Stomp Box)  と言うように、踏んづけるという意味

足跡は、フットプリント (Foot Print) なぜ片足?
フットスタンプでも通じる (勘のいいヤツだけ)

age は、もちろん年齢
なので、Stumpage で、樹齢じゃないの?

この辺、英語でも間違っていることが多く、よくわからないが、スタンページ は、間違えない

横道にそれますが、Google翻訳で、BC 州 (British Columbia) を 紀元前と訳すのを、AIを鍛えてなんとかしてほしい

2014 TSA - TFL

州政府が集めた、スタンページ は、本来の持ち主の ファーストネーション の 部族 に支払われる、補助金的?なもの

山を切らないと、補助金が出ないので、とっとと切れと、部族は言うが、損することが分かっていて企業は伐採しない
たまりかねて、「自分らで切るから伐採権をよこせ」と言う事になり、王女の名前の付いた島の伐採権は、地元の部族の元に・・
全くその先どうなたのかわからない、丸太を見なくなったことだけは確かなのだが

山火事が発生すると、山が痛むので大規模に伐採する、検尺するとスタンページを払わなくてはならないので、放りっぱなしとなる
見かねた政府が、スタンページをまけてやるから何とかしろ!と集材・検尺・製材をうながす
これがアメリカでダンピング (補助金) 扱いで、反ダンピング関税に反映される

奥が深い
日本の補助金まみれの木材は、輸出できないのでは?

第六次産業とは

地産地消に出てくる第六次産業とは

第一次産業は、農林水産業

第二次産業は、鉱工業・製造業・建設業・電気、ガス業

第三次産業は、商業・サービス・通信・金融 (保険)

ここまでは、皆さんご承知の通り

第四次産業として、情報通信・医療・教育サービスなどの知識集約産業

第五次産業は、よくわからない

第六次産業は、
一次・二次・三次産業を掛け合わせた産業

ここで重要なのは、掛け算という事
1 x 2 x 3 = 6 次産業 ってこと

一次産業は、なので何と掛けても全く影響を及ぼさないのだが、それでいいのか?

足し算と思っていましたよ・・・
農業の法人化を考えている様子

通称、6次産業化法・地産地消法 は
平成22年12月3日に公布  

木取り・リマン・歩留り とは

Sawing Style って言うんだよ

「木取り (きどり)」もちろん、「木を取ってくる」って意味ではない
狙ったサイズ・目合いの部材を 丸太・半製品 から製材で切り出すことを言う

目合いとは、

のことを指す場合が多い

丸太・大きいフリッチ (半製品) からの製材は、帯鋸  (Band Saw)
板物の幅長さをカットするのは丸鋸のテーブルを使う

 リマン工場 (ReMan, Re-Manufacturing  再製材工場) とは、フリッチを再加工・カンナ掛け (プレーナー)する工場で、製材は 丸鋸を重ねた エッジャー (Edger) 又は 帯鋸二枚の ツインバンド (TwinBand Saw)で行う

帯鋸・丸鋸は当前ながら、直線でしか切れない (糸鋸で丸太は割れない)

鋸の厚みを、鋸道 (のこみち) と言う
鋸の厚みで製材スピードが変わる
薄い鋸で早いスピードで製材すると、鋸が切れる

北米のキャンツカット用製材の鋸道は、1cm もある

歩留り (ぶどまり) とは、元の材積から切り出した製品の材積を比べた数値で、多くなったら 出石 (でごく OverRun)、減ったら 減石 (げんこく UnderRun) 

上の図は、みかん割りして、小割 (平柾の板を作る時)
鋸道が大きいと、身が無くなる (歩留りが悪い) ので、薄い鋸で製材する
大径木をみかん割りにする時は、チェーンソーなどで、一度加工してから、製材する

下の図は、キャンツにしてから耳を小割 (小丸太から並角を作るのもこのスタイル)
北米の製材所は基本コレ

木材よもやま話 みかん割り

フリッチ (Flitch) とは

半製品ってやつ

半製品 (はんせいひん)・・・

社会に出て初めて聞いたこの言葉、「何のことですか?」と先輩に聞いても明確な返事は無かった

やっとわかったので、解説 (私見です)

どうですか、合ってます?(原木が生えているとは言わないし)

で、この半製品、ほとんどが 幅込 (ワイダー WDR Wider) です

国産材のスギ・ヒノキでは、幅込の商品・流通量が少ないので、半製品という言葉自体あまり使われない、知らない人が多いのも うなずける

※いわゆるタモ・ラワンやスプルースの板の平割は、半製品

※カンナ掛け (プレーナー Planer)しているかどうかではありません

木材の等級も、製品等級・半製品等級 (再製材用等級) と有ります

針葉樹 (Softwood) 半製品等級 は、節の具合で、良い方から

SHOP

1″ x 2′ longer に再製材しての、無節歩留まりで、50% 以上 (長さでリカバリー%が変わる)

(特に表記されないが、#1,#2,#3 とある)

独自Grade? 造作系

などなど・・・・

DBP (Decorative Building Products)

なんですかコレ?直訳で 建築装飾材 クリアらしいが

USハードウッドのグレード

No1 Common No1 は、6″巾 長さ4’以上の 無節 歩留りが66%以上
No2 は、小幅 3”巾 長さ2′ 無節 歩留りが50%~66%
さらに、この後、樹種によっては、 A,B と続くことも
 (No2A, No2AC = No2 A Common など)

独自Grade?

広葉樹は、ちょっと詳しい人に聞いて欲しい

中国絡みの話 1

ウンサン (雲杉) から移動 だめだこれは

万里の長城は、焼き煉瓦でできている
もちろん薪の大量消費で、はげ山に
その後回復しなかったとか・・・

都営大江戸線に乗っていて、ドアの上のLED表示板に
筑地市場前 と次の駅が表示され「なんだ~築地の字が違う」と子供に教えたところ「中国語じゃね?」と瞬殺された

「中国には木がないんだよ」と適当なことを言って誤魔化してしまった、材木屋なもので・・・

戦後、国民党の中華民国と、共産党で内戦が起き、1950年中華人民共和国が設立

チベットに攻め込んで、制圧
さらに人民解放軍 (国軍ではない?) が朝鮮戦争に参加
ソビエトと内蒙古でもめたり 毛沢東 大忙し

人海戦術で、ダムを作ったら崩壊したり、大躍進運動発出 (この時山林や牧草地を農場にした) 下放という名で、大学卒を西部に開拓させに強制移動させたがうまくいかず、農場は砂漠となった

大躍進運動の失敗を認めさせようとした一派を、文化大革命でまたまた地方送りにしたりして・・

竹のカーテン (木はないが、竹はあったらしい) で情報統制を図り、何が起きているのか判らなかったが、周恩来・鄧小平ラインで、世界に復帰、今まで中華民国 (台湾) が国連常任理事国だったのを、追い落として、中華人民共和国が常任理事国となる

政治は共産主義、経済は資本主義と言い出した

下放だの、文化大革命だの (朝起きたら隣人家族8人そっくり居なくなっていたとか) を乗り越えてきた連中は、人間が出来ている (肝が据わっている)
一人っ子政策 (1979年から2014年まで) は終わったが、多分これから新人類が世の中を回すのだろう

材木屋が、木を買いに中国に行くと、省の知事がなんとか飯店 (ホテル) を用意してくれて飯をおごってくれながら「投資してください、どうすればいいですか」などとトップセールスをかけてくる

そして、あっという間に材木屋は相手にされなくなった

チベット駐留人民軍か、交代する時ウンサンを沿岸に持ってくる
代金がどこに行くのか誰も分からない

木の名前

トップページ JAS での樹種名 、フェルナンブーコ より移動

JAS での樹種名は、表示の方法として「最も一般的な名称を使うこと」となっている

米 (ベイ) なんとか という樹種について

外国の木材で、日本に似たような木材がある時に 、先人たちが “国の略称” を頭につけた名称なので、”ベイマツ”、”タイヒ” とカタカナで書くより、”米松”、”台桧” と漢字で書くべきなのだが、JASがカタカナなこと、そして、主に伝票に書く気分で書いてます (統一していません)

さらに、なんとなく、外材の強度的な指標に、松, 杉, 桧 を使ったような気もするが・・・

エビデンス?ありません

難読樹種 (何語かわからない樹種)

アフリカ材 については 論外、というか読めない

フェルナンブーコ (Pernambuco)フェルナムブーコルナブーコフェルナンブコ など、ポルトガル語の発音は誰も知らない
Google 翻訳 (スピーカーみたいなアイコンから) に発音させてみる

カタカナにできないことが判明
初めの Per  は、PE と HU の間
Buco は、ブーコ で ブコ には聞こえない

ブラジルに、Estado de Pernambuco という地名があり、それは、ペルナンブーコ州 で統一されている模様
ペルナンブーコが生えているから、ペルナンブーコ州

木材ではフェルナンブーコか?

楽器界隈では、フェルナブコ  が優勢

ブラジルウッド とも呼ばれるが、別の樹種とする勢力があり、揉めたくない

フェルナムブーコ で検索をかけると

もしかして フェルナムプーコ ?

マジで?PU ではないだろう、せめてFU
フェルナムーコ にしてくれたら騙されたのに

今は伐採禁止となった、中国材
雲杉 を、まんま クモスギ と読んだり、中国語風に ウンサン と読んだり (中国人が本当に ウンサンと呼ぶかは不明)

餃子 ギョウザ を チャオズ と読むのとは、ちょっと違うか
ラーメン は日本語、日本人が作った中華料理 "好了麺 ハオラーメン" の ハオラー が ラー になって、ラーメン になったって、永遠の歳児が言っていた

本来の読み方 と区別して、わざと別の読み方をするは、日本に多数存在していて、超有名なのが、パトリオットミサイル、英語です、綴りは、Patriot

アメフトのチーム にもあった[愛国者] って意味で、現地メディアも普通に ペイトリオット 発音 (読む) する

"愛国者" という名にすると、某国の "労働2号" みたいな印象なので、材木屋みたいな人が、パトリオットにしたのかなぁ・・・  

半世紀前までは、南洋の地名 (産地・積出地) は、頭に入っていたとか・・・
樹種名 (商品名) が分れば、産地が分かる、そして誰が取り扱っているかが分かるって事

(仮) ancc Illustrated Commercial Foreign Wood

※材木屋は地理オタク だったのだ

木材でよく出てくる地域続く

木材で、よく出てくる地域

濃い色の木から、材木屋が語呂で地域名を使っている話 全てにおいてエビデンスはない

木材の括りで、産地を、商品名・図鑑 などでよく使う

問屋組合の 木材のはなし  では、国産材・外国産材・集成材 で括っている

国産材・外国産材は、針葉樹・広葉樹 にさらに、分けられている

針葉樹・広葉樹 は学名では無いので、見た目・気分ですかね
葉っぱの見た目で、英語では、ニードルリーフ (Needle Leaved)、ブロードリーフ (Broad Leaved) と呼ぶ
木材は葉っぱがついていないので、英語では Hardwood・Softwood・・・
木材よもやま話 - 針葉樹と広葉樹

どうも日本では、針葉樹を Softwood (ソフトウッド) と呼びたくない様子、「Hardwood = 堅木」に相当する言葉が無いせいだろう
Hardwood・Softwood と呼んだ方がすっきりする (個人の感想です)・・・

※Coniferコニファーは、庭木針葉樹のこと

まあいいや材木屋は、ボタニスト (植物学者 Botanist) ではないので・・・
Hard - Wood と分けて書かない模様

//

出版されている木材図鑑は、あいうえお順が多く、気が利いていると、索引で、産地別・学名 又は 商品名 でソートされている (アルファベットの時も) 

南洋材・北洋材・南米材・北米材・アフリカ材・欧州材・豪州材 など

木の名前だと、さらに適当
欧州~、ヨーロッパ~・南洋~・南米~・国名 地域名~・旧国名~ な ど

ネットの図鑑で、呼び名で探すにしても、地域名が頭についた商品名が多く、探しにくい

結局 Wikipedia であたりを付けて、検索をかけていそう

木材よもやま話 で紹介している図鑑
お薦めの本 「増補改訂 木材加工面がわかる樹種事典」
お薦めの本(板目・柾目・木口がわかる木の図鑑)

※今開いている、ここは、逆引きよもやま図鑑(裏・図鑑) です

======== ここからは ========

材木屋が、木の名前に付ける 地域・国の略称について纏めたものです

誰でも知っている、東洋・西洋

これは、そもそも China (現中国) から見た方角 (方面) のことを呼ぶ、もちろん首都からなので、始皇帝の秦(China) なら、北京は東洋となる、清 (China) なら 東洋には日本しかないが・・ アメリカは?

東西南北 すべて に 洋 をつけて

東洋・西洋・北洋・南洋

となる
洋 とは、海のことではない、大きな (地域) ってこと
太平洋・インド洋・大西洋 は、大きな海
西洋・東洋は、陸の大きな地域 みたいな・・・
ほんとかよ?

※西洋は、カタカナで セイヨウ と記述されること多し

六大洲

サンズイがつくはずなのだが、最近は、州、
漢字がなくなったわけではない、八重洲 の 洲 ( 結局、どっちでもいいらしい・・小学校で使う常用漢字に 洲 が無い為だとか)

アジア洲・アフリカ洲・アメリカ洲
・オセアニア洲・ヨーロッパ洲

漢字では順に

亜洲 (亜細亜)・阿洲 (阿弗利加)・米洲 (亜米利加)
大洋洲 (阿西亜尼亜)・欧洲  (欧羅巴)

の 五大洲 のアメリカを南北に分け、北アメリカ (北米) 洲・南アメリカ (南米) 洲  に分けて、六大洲

アジア・アメリカは、先頭の言葉が  (亜) なのか、アメリカは 米洲 となった、アフリカ (阿洲) の読みが同じなのだが? オセアニアは別の名に
結局 アフリカ は短くしたり略称をあまり使わない

さらに 五大陸 では、オセアニア (大洋洲) にあるのが、オーストラリア大陸 なので、豪州 (濠太剌利) とも
なんと 豪州、二文字ともサンズイが無くなっってる、正しくは、濠洲
さらに、オセアニアが、大英帝国領域だったこともあり、オセアニア洲 を豪州 と呼ぶことも


中米 (セントラルアメリカ) は?
南米になるようです
又は、西インド

日本の地域国名の 州 (信州、紀州など) もサンズイ付くの?
安心してください付きません (実はよく分からない)

東インド・西インド 

東南アジアは、East India (東インド)
West India (西インド ) は、中南米 西インド諸島 のこと

サイアミーズ (Siamese) は、シャム (Siam タイの旧名)
バーミーズ (Burmese) は、ビルマ (Burma ミャンマーの旧名)
この辺は英語を直訳した感じ

濃い色の木 - ※インド (Indo)

※若洲 にはサンズイが ありま~す

木の名前  に戻る (関連項目)

木材工業ハンドブック

本物を持っていいる方に確認して欲しい

何やら、「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」なる資料が、林野庁より配布された、それには「樹種別の期間密度の値の例」という参考資料があり、「木材工業ハンドブック改訂4版 (森林総合研究所監修) において・・・」樹種・気乾密度を表示した表が添付されている

資料の樹種名で多少怪しいカタカナがあり、多分資料作成者が打ち込み間違えたのだろうと思われるが、面白いので、その樹種のページに記載してしまいました
(コピペではないだろう、苦労して打ち込んだ方には申し訳ないですが)

木材工業ハンドブック は丸善から出版されているが、ちょっとお高いので見たことがない
真偽のほどは定かでないので、お持ちの方は、確認よろしくお願いします

アメリカネリコ これは完全に脱字、名誉のためにココにだけ記載としよう

※何度見ても、木村工業 に見えてしまう・・・

留学生の話 そしてバイト

どこにはめたらいいかわからない

鄧小平の時代になった
中国人留学生がやってきた

新木場にもやってきた、何しに来るかというと、リュック (ナップザック) にマッチ箱くらいの木っ端を詰めて、「実家の○○に、このような木が有ります、買ってくれませんか?」とコーヒーサーバーの売り込みのように絨毯爆撃
なかなか乗れる話ではないし、ほとんどの人が追い払ってしまったと思うが、誰か乗った人いたんでしょうか

そのうち、留学生だか、実習生だかと称した人材派遣の時代に、工場・農地に住み込みで働き出す
彼らは、きちんと実家に仕送りをするまじめな子達だったが、コンビニで働いたり接客業にも進出、なんとなく日本人の仕事が限られてきた閉塞感を感じるように

大英帝国系の国々では、ワーキングホリデー
という、期間を絞って働けるビザを発給する制度があ
外国人留学生は、学生ビザなので、働けない (お金を稼げない)
全額自費留学になる

大抵の国は外国人留学生は、バイトさえできないが、日本が異常なのだろうか
よくわからない

アメリカは、最低時給が定まっていない、チップで稼ぐ国
レストランで、残したりするとウエイトレスが、やたらとやってきて「どうしたの?味が足りない?調子が悪いの?塩持ってくる?」など質問攻めにあうが、不味くてチップを貰えない事を恐れているためです、ちゃんとチップを払いましょう 

もちろんテーブルに担当がいて、テーブルのチップは担当が貰うので、担当外の人間を呼んでも無視される、相手してもお金が担当にいってしまう、タダ働きとなる (マネージャーは別)
アメリカ人は、バイトでチップを貰う苦労をしてきたので、バイトにやさしい

カナダは最低時給があり、いるだけで給料をもらえるので、アメリカ人に言わせると「カナダ人は働かない」
アメリカ人は、カナダでチップを20%くらい出すので、カナダ人からは「アメリカ人はチップ出しすぎ」となる

飯をおごってもらっても、チップは割り勘、というか各自が現金でチップを払うことがあり、面食らうが、最近はどうなっているのだろうか

そもそもバイトは日本語、英語だと Part Time Job  これをざっくり訳すと、パート
パートのおばさん の パート なのだが、微妙~

FAKE フェイク

橙色の木 FAKE, 濃い色の木 から移動

ダナルドが、フェイクニュースと言い出して、

「フェイク = 捏造」 

の様な使い方をされるようになった
「本物の毛皮を、着ないでフェイクを着よう!」キャンペーンを動物保護団体が言い出した頃は、「フェイク = 代替模造品」 だったのに

そもそも、毛皮の一大輸出国 ロシア の貿易収支を絞ろうという思惑が透けて見えてくるような話
次に、石油、今、木材

ベルリンの壁が崩壊して、東欧の独裁政権が倒れた後 ルーマニアの大統領宅にあった国宝級のテーブルを (手に入れた人の家で) 紹介するTV番組があり、見ていたところ

どこかの王家から送られた 、キングウッド (Kingwood と言っていた) のテーブルで、大変貴重な木材が使われていると紹介されていた (値段を当てる系の番組だったか?)

化粧合板貼りのものだった (現地コーディネーターが、なぜか英語でそう言っていたそうな)
プリントならフェイクだが、化粧合板なら本物?確かに ・・・  コマネチ!コマネチ

キングウッドは、キラキラネームの木材 No1 (2020年だけは、ネズコにその名を奪われたが)

節 (Knot)

そもそも欠点?

Knot (英語)は、結び目的な意味、これを節に充てている (ネクタイの結び方で、~ノットってやつ)

欠けていたり、割れてる節は何というかわからない、それぞれ 欠け節・割れ節?
英語で Unsound Knot 

抜けて節穴になっているものは、抜け節

星飛雄馬 が家の中から、壁の節穴を通してボールを投げて川上哲治が、それを打ち返して、その穴を通すような穴は、論外、どんな板だよ
そんな板は、材木屋に売っていないので、問い合わせをしないで!
※巨人の星を知らないか・・・

節の周りに、枝の樹皮がついているのが、死節

材木屋なら「しにぶし」って読める筈
IME で変換かけると「死に節」だといわれる

部位にもよるし、程度の問題 こんなの欠点ではないでしょ? 節と節の間はムジだし

枝のない木は無い、骨のない 同様に

製材の日本農林規格 JAS
第4条 造作用製材の規格
2. 材面の品質の基準 によると

節の具合で、無節, 上小節, 小節, 並 と規定されている
特上は、無い模様、
上小節は、上小 (ジョウコ) とだけ表示
中途半端な等級で、揉めること多し
並は、普段聞くことはない、全体の具合で、並材と呼ぶ

日本人は優しいから、「特上, 上,  並」を「松, 竹, 梅」などと隠語のように言い換えていたが、木材で「松節」などと書くと、何を言っているのか分からなくなるので使わない

無節を、ムジ と呼んでいるのか、無地という等級のつもりで、ムジと呼ぶのかは、不明

中国絡みの話 2

スプルース (sitka) から移動

とにかく現地法人に金がなく
港に持っていく運賃が無いから金送れだの、労働争議が起きたから金送れだの

増値税 (輸入材を加工した際、国内販売する歩留まりにかかる関税) の申告書にハンコ押してくれないから 金送れ (100% なら掛からないが、賄賂で歩留まりが決まる)

荷物は来るのだろうか

もちろん賄賂は違法で、ばれると死刑 (法人のお取り潰しも死刑と言う) になるので、わざわざ賄賂を渡す会社を作っていた

※ちなみに、日本で 関係者 と書くところを、向こうの漢字で 工作員 と書く (工作人員?)

安い人件費で代理加工して、日本に送るスキームの時代になると、商社が、行政と合弁工場を作り出す
頭のいい人が昔言っていた、労働力の搾取では?
アメリカは頭がいい (わいろ絡みで出来なかっただけ) ので、賃加工でとどまった

何のことはない原料が無くて工場が回らない、撤退したいができないので、権利を材木屋に譲ろうとするが、そんな話にのる材木屋はいない

#3 Btr だけが日本に来る、工場に行くとだだっ広い置場に、気が遠くなる様な #5 以下 が、まさに山積み
「売れてんのか?」と聞くと「売れている」という返事、お金を払わないから積みださないらしい、代金の支払いは年2回とか
金が回らないんじゃないの?と思うでしょ、市民に債券発行して回しているらしい、どうりで、工場が清算になり、住民がすってんってんってニュースが流れる訳だ

ホームセンター

WRC (アロマティックシダー) から移動

日本では、安売り屋的なホームセンターもあり、最近ではOEM製品、独自企画商品などを売っている

北米のホームセンターに行くと、まさに DIY (Do it your self) の総本山、自分で材料を集めて、床を貼り替えたり、塀を作りなおしたり、家まで建てちゃう文化

やたらとピックアップに木材を積んでいる車が多いと思ったら、業者ではない、一般の人々
ガレージが秘密基地のようになっているらしい

キッチンキャビネットの扉交換など、お茶の子さいさい しかも一度売った部品 (真鍮のドアノブなど) は、永遠に取り扱うらしい
半端ない品目になるのでは?と思いきや、デザイン・規格のバージョンアップをしないとか

ホームセンターは、日本語の概念で、アメリカでは店名で言う、ホームデポ  (Home Depot) など
Depot はフランス語で倉庫の意 デポがつく店が日本に多いのは、アメリカの"ホームデポ"のせいだと勝手に思っている

ティッシュ (Tissue)も、クリネックス (Kleenex)など、商品名で
「ティッシュ (Tissue) の発音悪くて通じな~い」
安心してくださいクリネックスと言えば通じます

ついでに

e-mail がないと商売にならなくなって久しいが (ホント?)、記号の読み方が通じない 
※E電はすぐ廃れたが
日本で「. 」は、ピリオド (period) だったが、今やドット (dot) で通じる様になったので、問題なし

「/」ご存知 スラッシュ (Slash) 斜線、切り付けた傷口の斜線からなのだが、ぶん投げ値段 の事を "Slashing Price" と言う
「\」これは、バックスラッシュ
106キーボードだと「¥」になっちゃう?

「- 」ハイフン (hyphen) これがそのままになっているので、英語で何と言えばよいかとっさに出てこない、発音できないし、通じない

これは、ダッシュ (dash) と読む、Boeing 777-100 (ボーイング トリプルセブン ダッシュ ひゃく) とか言うでしょ

777 は、「なななななな」 と、江戸っ子泣かせに読んだり
100 は、ひゃくと読むが、普通にワンハンドレットです
101は、ワンオーワン

おがくず (おが屑)

炭、グレーの木から移動

2015年頃から、バイオマス利用推進補助金?が出たのかよくわからないが、梱包材のヒートトリート (HT)、KD にバイオマスを使えるボイラーが設置されだした

ここで言うバイオマスは、おがくず・カンナくず・端材の事、製材所・加工所から出るものです
よもやま話 - 木端

割を食ったのが、畜産業
それまでは、針葉樹のは、豚が嫌がる (チクチクする?) だの言っていたのに、おがくず争奪戦となる

大学の乗馬部などでは、自分たちで、おが運搬用に専用の 3t車を保有していて、群馬・茨城の製材所に月 3回 取りに回っていたのが (もちろん購入契約している)、ゼロになると、新木場の問屋にまで「どこか知らない?」と問い合わせをしてくる始末

地方は全滅 (というより新規はムリ)、木場内も同様、その後さらに供給先が絞られてきて存続の危機とか

エコサイクルの形を変えるから・・・

※ゴミの持ち出しは窃盗です
(クズ・端材はゴミではないが) 

お馬さんを連れてきたと思ったら

おがを取りに来ただけだった (某馬術部)

インド絡みの話

スプルース (sitka) から移動

大英帝国の昔から、カナダにはインド系カナダ人が多い (カナダも大英帝国、もちろん国旗にユニオンジャックがある国も)

移民が働ける業界は、やはり肉体労働などいわゆる 3K 職場が多かったらしい、まじめに働くので、木材関係にはインド人マネージャーが多い  (最近は法人も)
ドイツは、トルコ系が多かったとか (?)

第二次世界大戦後、パキスタン・インド・スリランカに分離独立したので、今どこ系かは、出身地、宗教の違いで判断しているようだが、
インドと言えばタージマハールしか知らないといった話をすると、私はパキスタン系で「あれはインドにとられた」とか、話がややこしくなるので、そういう話の時は、黙っているることにしている

工場内の工員がターバンを巻いていることも、「いいのか?」とフォアマンに聞くと「あの下は、ヘルメットだからOK!」とか、OKなのかよ!

日本では、何でもヘルメットなのだが、英語圏の人は

と、明確に使い分けているので、ターバンの下がなんだかよくわからないが、「あの下はハードハットだからOK!」が正解

Y.POP とは 

イエローポプラ (Yellow Popiar) から移動

Y.POP を「ワイポップ」と読んでしまうと、J.POP、 K.POP の仲間になっちゃいますよ

はJapanese、K はKorean、Y は?
Yemen (イエメン) Yemenese しかないので、イエメンポップスになってしまう

 イエローポプラと呼びましょう


そもそも、J-POP の POP に "s" がつかないのに納得がいかない
ポップス (POPs) でしょ、普通・・・
POPs は、Popular Music (ポピュラー・大衆音楽) の事を指す


※どうでもいいですが、マスカットはオマーンの首都

トーンウッド (Tonewood) 

スプルースから移動

楽器用材を英語で トーンウッド (Tone wood) という
ローズウッドマホガニーメープル などの固い木
スプルースWRC などの柔らかい木
よく響く木材のことを言う

ギターでいう 単板 (Top) は、無垢 (plane) の見開きセットの2枚を、接 (は) いだもの (Bookmatched Top) のことだが (この段階で日本語がおかしい)、世間一般では 単板は 2mm 以下の Veneer の事を言う

マグロのサクと同じで、木材も大トロ (AAA) 中トロ (AA) トロ (A) そして赤身があり、本来最高の部位で楽器を作っていきながら、グレード落ちの材料を使った、同じ設計のそこそこの個体を (Reasonable な) 廉価版、合板仕様を入門用にしていたのに、はじめから中国とかで廉価版 のふりをした安物 (Cheaply な) ボロ楽器を大量に作り出したせいで、イイものはさらに高く、廉価版はさらに安くなってしまった 目利きが必要な時代、みんな安くて (Reasonable な) イイもの・バケるものが欲しい

木材の無駄づかいにほどならない (個人の感想です)

ネックに金属の棒を入れる手法が1960年代に考案された、トラスロッドという
木材の変形 反りをロッドを入れて防ぐ
調整可能ながら、素人が調整しない方が良い

それまでは、反ったらアイロンをかけて調整をしていた

木の曲がる力を舐めてはいけない

※このくだりの図は、ギターメーカーの物

曲がる木材を アテ (陽疾・反木)という

台湾  (中国) 絡みの話 

タイヒ (台桧) から移動

台桧の伐採が止まってからしばらくして

「宋美齢の持っている山が、公園になるので、道路工事で出る台桧を買わないか?ついては、前金1億送金して」などという怪しい話が、宋美齢の秘書の親族を名乗る男からあった、という話を耳にする

宋美齢とは、中華民国の蔣介石夫人、マダムチャンである (マダムヤンではない)

戦後、故宮博物館から、どさくさに紛れて持ち出したといわれる壺を、買ってくれなどという話と比べると、話の作りが甘い
鑑定団で、5,000円

中国は人治国家の時代が長かったからか (4,000年でしょ)、私の妹の旦那の実家の本家の長男の嫁の兄は、共産党の役付きなので、彼が保証するといっているから大丈夫
と怪しい許可証を持って楠を切って牢屋に入れられた人を知っています

台湾は英文で、Taiwan R.O.C.
Taiwan Republic of China 中華民国です

中国絡みの話 3

スプルースから、書いちゃダメなヤツ? 全部が全部ではないし

スプルースの丸太を挽いたと連絡が来る

初めに、ツキ板屋が仕分けに行く
次にツキ板屋が仕分けに行く
次に建具屋が仕分けに行く
次に建具屋が仕分けに行く
次に建具屋が仕分けに行く
次に建具屋が仕分けに行く
もう一回建具屋が仕分けに行く
残りを建築材とする

なんか日本語が変だが、もちろん違う業者が選りに行く

要するに、選りカスの、選りカスの、選りカスが建築材?
訂正:建築材も選りに行ってます、選りカスではないよ

もちろん途中で新材混入があり、そのたびに同じことに繰り返しなのだが、最近は玉不足で、雑になってきた

全部が全部ではないし、こんな事をしている業者もあるのかって程度で、お目通しください
信じる信じないは、あなた次第です

トランクス

大きなカブ

どこに差し込めばいいかわからない・・・ 

日本で通常トランクスと言えば、下着のトランクスパンツ (又は、DB のトランクス)
なぜに複数形で呼ばれるのか分からないが、Trunks
※調べてたら、パンツ同様 二枚の布で出来ているからとのことです
「パン・Two・○・見え 」は正しかった

本来、胴体って意味で
木の部位では、幹の事です (Wood) Trunk
材木屋が売っているのは、トランクの部分

根は、Roots
枝葉 (樹冠) は、Crown

ふんどしは、一枚なので単数形、股引 (ももひき) は、またひきと書くので股は一つながら、尻は二枚重ねになるので・・・
なにを書いてるのかというと、祭りで穿く "半だこ" は、半股引と書くって言いたかっただけです

ロシアの民話で、大きなカブ (蕪) という村人総出 (馬牛ネズミまで) で蕪を抜くという話があるが、
農地開墾の際の伐根の様子を、"切り株" を "蕪" に置き換えて描いたもだろうと思い、ロシア語でも、蕪・株 が同音異義語なのでは?と調べたところ、まったく違う言葉だった

いつか、ロシア人に聞いてみたい

Canadian Lumber Grading Manual Part D

中国絡みの話 4

Dimension に書こうと思ったものの・・・ 
ニュースになった話だが、ちょっと

中国に丸太を輸出していたカナダの会社
物が悪いとクレーム (そもそも #3) がついたのを、放っておいたら、訴訟を起こされる、弁護士と相談して、さらに放っておく
いつの間にか結審して、50万ドル払えという判決が出たらしい、またまた弁護士と相談して、さらに放っておいた

次の商談で社長が中国に行ったところ、空港で拘束
賠償金を払うまで国に帰れなかったとか、人質かよ

カナダが、国を挙げてディメンションを売り込んでいるが、中国は、元々住居を土で作る文化

道路っ端に、内装が無くなっている空き家があり、割れ窓理論ではないが、物騒な雰囲気を醸し出している
何だあれと聞くと、窓・窓枠・建具・建具枠、すべて外して引っ越すらしい
引っ越し先で、ちゃんと嵌るそうだ (同一規格?)

それを外せない家に住むのだろうか?
足があるものは、机も食べる中国の人曰く
「マンションでもなんでも、みんな住んでます」

半島挽き

スプルース (sitka) にと思ったが むりむり

本当かどうかわからないが

朝鮮戦争が休戦となり、軍事物資の横流しの梱包材 (銃火器の運搬は木箱) みたいなヘムロックが、朝鮮挽きと称して輸入されていた

銃火器の他、「失われたアーク (インディ. ジョーンズが発見した)」 も木箱に入れて保管されている、リンゴ・みかん・酒 すべて木箱に詰めて輸送した
各家庭には、「バールのようなもの」が必ずあった (釘で打ち付けられていたので、開けられない)
缶切り・栓抜きもです

言葉狩りにあって、最近は韓国挽き

支那竹 (シナチク) はメンマ、朝鮮漬けはキムチ、中国地名 遼東半島は、リャオトン
若者と話が通じない

半島は英語で ペニンシュラ (Peninsula)ですよ (語源については、書けないので、自分で調べて下さい)

ヘムロック、スプルースの平割も作っている

サソリ・ヒアリ

ラワンから移動、昔のはなし

その昔、南方からの皮つき丸太はいきなり 岡土場 に揚げられなかったので、15号埋立地 東京木材埠頭 (TLT) 沖に ドルフィン という水面投下場があり、水面で皮をむいて、筏に組んで貯木場にトーイング (Towing) していた

産地によっては、岡土場でハエ済み、燻蒸したり
15号地でも、キャンツは専用土場で、燻蒸

9 がドルフィン、 6 は15号地 木材埠頭 (TLT) 岸壁
国土交通省 港湾 より
https://www.mlit.go.jp/kowan/port_security/03/tokyo.pdf

病害虫は燻蒸でOK、皮の裏に潜んでいるサソリなどは物理的に海水面で入国拒否

15号地で検品中「大蛇の目撃情報がありましたので、気を付けてください」と放送があった時はビビった
ヒアリどころではない、サソリ・大蛇ですよ

※ヘビは泳げる

東京みなと館「東京港埋立のあゆみ」より
https://www.tokyoport.or.jp/43pdf_01.pdf

ヒアリ はコンテナに潜んで世界中を旅している、木材にくっついて来る訳ではないし、どうしようもない

朗報! ヒアリ退治には「かっぱえびせん」が効く

ヒアリは「かっぱえびせん」が大好き、集まったところを一網打尽にするとか
環境省 中部地方環境事務所 ヒアリの調査 

南方絡みの話

ラワンから移動、もっといい話あるでしょ

某国の空港には、迎えに来てくれる人と、暗号・合言葉を確認してから向かう

空港で、名前を書いたプラカードを持った人を見て、その名前を書いたプラカードを作り、先回りした "人さらい" に連れ去られてしまう為

難しい合言葉だと発音が悪く途方に暮れることになるので注意

さすが、コンビニに自動小銃をぶら下げた警備員がいる国

ワシントン条約

Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora

ワシントン条約 (絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)

いわゆる 合法木材 は、ワシントン条約に乗っ取った取引について、業者認定を出しているもので、絶滅のおそれのある樹種についての規制
よもやま話 - ワシントン条約

FMC (森林 管理 認証 FSC, PEFC/ SGEC ) CoC 系統の認証とは、入り口が違う
周辺環境を含めた森林経営についての規制 である

CITS については、当サイトにおいて、気になる樹種のみに、アイコンを入れています (全部ではない)

木材にかかわるドキュメントは、これ (植物界)
経産省の日本語訳なので探しにくいが

木材よもやま話 - ワシントン条約
MIFF(農水省) JAS での樹種名は、表示の方法として「最も一般的な名称を使うこと」となっている、結局ここに引きずられ、木材名・植木名・樹種名 と翻訳が難しく、カタカナ検索がムズイ

まず学名をどこかで検索すべし (誰もそんなことをしないが)
"植物、植物学の" を英語で、ボタニカル (Botanical) という
植物園は、Botanical Garden

楽器なら国境を跨げる?

2019年11/26 CITES 改正附属書の発効で、輸出入手続きが変更になり、楽器 (楽器部品、附属品を含む) の規制が免除になった模様

但し、ブラジリアンローズウッド (付属書 I ) については、引き続き規制対象

完成品なので、素材と扱う材木屋にはあまり関係ない 

最近よく見るこのスティッカー
Indonesian LEGAL Wood

Indonesian Timber Legality Assurance System

林野庁によると
インドネシアには、SVLK (Sistem Verifikasi Legalitas Kayu) という、木材合法性証明システムが整備されている
SVLKは、林業・木材産業に携わる事業者の認証と、木材製品に対し発行される合法証明書類 (V-legal Document) により、合法性を証明するものとなっている
木材製品の輸出にあたっては、環境林業省から認定された民間の木材合法性認証機関  (LVLK) が、認証を受けた事業者が扱う輸出物の合法性を納品書単位で審査・確認し、合法性証明書類を発行している とか

マングローブ

デッキ材に使われているのだと思っていたら

最近環境保護系のTV番組が多い

なんとなく見ていたら、マングローブ を植えて、マングローブの森を再生しようという話

マングローブ は樹種の名前ではない
河口汽水域の、塩性湿地にある 木が生えている風景 (植物群落) のこと

それを日本では、マングローブ林 という

地域それぞれで、植物相が違う

何の木を植えていたのやら・・・

※調べたら、マングローブの構成種全般だとか、なんのこっちゃ (一応は、有名どころで ヒルギ科の常緑樹 などなど、とか)

種の ぶっこみ総称 としての「マングローブ」と、集合体としての「マングローブ林」というらしいですよ

禅問答か

地域差で樹種が広がる話

ヒバから移動 出稼ぎはダメ?というか、話がイマイチ

千葉の工務店が、当時地域的に珍しい ヒバ を多用する木造住宅を得意にしていた

聞くと、もともと津軽から出稼ぎに来ていた大工で、千葉に住み着き工務店を開いた立志伝中の男だった

青森ヒバは津軽では、杉同様に使われていたらしく、なるほど、こうして使われる樹種が増えていくのかと思ったことがある

日本海側は赤い木、太平洋側は白い木をよく使っていたが、プレカットが主流となり、地域差が無くなってきた

サイズも雪国は太い柱だったのが、構造計算が楽になり標準化してきた

植林が進み、単相の山が増えてきたせいかもしれない

(いかだ)

樹種関係ない

材木屋をやっていると、「角乗り」をしている仕事と思われているらしく、角乗りを出来るか聞かれるので、その時は、「毎日ずぶぬれよ~」と答えることにしている

カナダでは、水面貯木場に丸太を筏に組んで保管している
筏は Boom、水面貯木場は、Booming Ground

操縦席の天井についていて、コロコロと年中回しているダイアル (?) あれ何なんでしょうか?

1 日に10 枚の筏を検品する時は、水上飛行機をチャーターして回る (そんな時代もありました)
今や、ウォータータクシー (小舟) でせいぜい2~3枚 

川筋に保管してあれば問題ないが、海水だとフナクイムシ (Teredo テレド) が穴をあけれくれる
穴あきの板は、マシンガンウッドと呼ばれて、パーティションに使われたり、ゴミになったり

フナクイムシは 虫ではない、貝

アザラシが乗っかっているのが Boom Stick

Water TAXI (ウオーター タクシー)

筏の検品には船でいく(昔はセスナだったり)

ウォータータクシー のおっちゃんが、筏のナンバーを探している図
ボーっとしていると流木に激突したり、座礁したり
座礁したら、全員参加でポールを使って脱出

ボート借りれば、自動車免許で船の操縦ができる (沿岸のみ)

ボートラウンチ (Boat Launch) が結構あって、そこに、時間を決めて、配車配船してもらう

※余談ですが、Launch  の読み方
ミサイル発射台は、ランチ 、ランチャー
立ち上げパーティは、ローンチ パーティ

丸太 (LOG)、ログイン (Login) ブログ (Blog)

ほぼ毎日 ログイン してますよね?

丸太のことを LOG (ログ) という  (多分玉切りまでしているもの)
立木は、モチロンTREE (ツリー) 

で、ログイン/アウト (LOG IN/OUT)・ログオン/オフ (LOG ON/OFF) のLOGは、丸太の LOG  ※どっちが正しいのかは不明

船の速度を図るための道具が ログ (Log 丸太) と言われている

船からロープを付けた 丸太 を投げ入れて、ロープがどれだけの速さで繰り出されるかで船の速度を測っていた
一定の長さで結び目 (Knot) を付けていたので、船の速さはノット
※この辺は情報であふれているので、勝手に調べてください

そして、航海日誌にこれを記録したことから、航海日誌をログ ブックと呼ばれるようになったとか、で ログ となる

航海日誌を開くのがログイン、閉じるのがログアウト

日誌 (記録)もログと呼ばれ、WEB LOG で、ブログ (BLOG)

サインイン/アウト (SIGN IN/OUT) ってヤツもあるんだが・・・
航海日誌の記録者がサインして記載 SIGN IN、記録者が変わったら SIGN OUT して、別の記録者がサインイン

※個人的な意見です
サインアップ (SIGN UP) って言葉は?って指摘がありましたが、航海日誌を新調して、記録者がサイン ってこと?アカウント (航海日誌) を作るってことでは?

関数の LOG  は、対数 Logarithm (ロガリズム) の事なので、木材・丸太とは関係ない
ブロガーのロガーは、Logger です (もちろん山林従事者の事でもある)

ダイメン (材木屋しか知らない用語)

読み方、漢字が難しい

業界用語は難しい

ダイメン
角物 (柱など) の4面の内、
一番良い面をダイメンという

漢字で書くとき、どう書きますか?

他にもありそうです
答えは見つからない

ダンメン

ラミナーを積層したものが 構造用集成材 (EW Engineered Wood)

大断面:構造用集成材のうち、短辺が15cm以上、断面積が300cm2 以上のもの
5寸x7寸、 6"x8" 以上か

中段面:構造用集成材のうち、短辺が7.5cm以上、長辺が15cm以上のもので大断面集成材以外のも のをいう
2.5寸x5寸 以上か、3.5, 4寸 の梁がこれに当たる

小断面ってのもあるでよ 根太・筋交い か

柱・間柱など、縦使いは構造用集成材に当たるのか? ⇒ 構造用集成材です

大中角 (集成材ではない)
だいちゅうかく
短辺が 5"、120mm 以上?
もちろん 大角・中角・小角 もある

平角
ひらがく (変換できない)
断面が長方形の角材

正割

聞いたことないなぁ・・
75mm 以下の角材 2寸5分角 (ニゴカク)以下だけ?30 x 40 は平割?わかりません

平割

75mm 以下の長方断面材 幅 300mm 以下
300mm 以上あっても 平割と呼んでいるし・・・
なんとなく柾挽きの板のことを平割と呼んでる

ペンシタ

ペンキ塗りつぶしの部材 = ペンキ下地
略して、ペン下 (ペンシタ)
「ペンゲ」ではありません

ラスシタ

そもそも、ラス は英語で Lath 、桟の事
北米材に入っている桟は、1/4" (6mm) ぐらい
桟が入っていないと、梱包が丸まってしまう
これが1cm以上だと、植検対象なので加熱したものでないと輸入できない

ラスシタは、ラス下地 のこと
塗り壁、タイル張りの下地のこと、桟  (小舞?) でモルタルなどを塗る下地を作る
ラスボードなる不思議な商品もありま~す

サンギ

では桟木は?本来は、瓦桟 (サワラザン) として使う 15 x 30mm 位の棒なのだが、コンクリート型枠の枠材 24 x 48mmとしての方が今風

源平

源平合戦になぞらえて (もちろん 赤が源氏、白が平氏)

木材よもやま話 - 赤身 白太 源平

原木キャンツ (Cants)

丸太 (Log)、丸太を2~4つ割りした物のこと
[よもやま話  みかん割り]
キャンツは上下2面を鋸で落としたもの  (地松のタイコ梁みたいな物の、芯去り・でっかいの)
皮付きは、岡土場で燻蒸処理

半製品・原盤・原板

フリッチ (Flitch)
先人たちが、頑張って和訳したものと思われる
口語でも使ってたりして
半分製品ってこと 原料の盤
4面鋸が通して四角に製材して、1次処理したもの 板物も

製品

材木屋が使う製品は、さらに切ったり削ったりしないと完成しないものを言う
コンシュマー向けの物ではない

完成品

製品違い 成品
部品レベルでも、材木屋は使う不思議
取り付けてなくて、まだガラスがないドアだけ (枠なし) でも完成品

初めて半製品という文字を見た時はなんじゃりゃ」 となりました
日本木材総合情報センター 製材 

デバン

コンテナから、荷物を出すことを "バン出し" と言う、"デバン" とも、これを "出バン" と書くと間違いなのである

デバン は、デバンニング (De-Vanning) のことで、コンテナに詰めることは、バンニング (Vanning スタッフィングとも) と言う

バン (Van) とは何かというと、コンテナ (Container) のこと 

ダンネジ

これは英語 (ダンネージ) なので、漢字はありません

よもやま話 -ダンネジってどんなネジ?

単位

ビーエム (BM)、エフビーエム (FBM)、エムエフビーエム (MFBM)、コク  (石)
木材よもやま話 - 木材の単位2(ビーエム)

リューベー (立米)、ヘーベー (平米)、ジョーニ (12)、ジョーサン (13)
木材よもやま話 - 木材の単位(リューベーなど)

超カンナ

普通のカンナをかけた後、仕上げに (専用の機械で) ひとなめ することを、超カンナ と言う
超綺麗になる

鉋 で、カンナ (プレーナー Planer)
チョウナ (釿 手斧) のチョウは、関係ない、超

メンカワ (not メンピ)

面皮、磨き丸太を四隅に丸みを残して製材した、角材のこと
メンピと読むと、厚かましいって意味になるので、間違えてはいけない

羽柄 (はがら)

どんな柄?

トンボの羽の様に、斜めの節が左右対称に見えることから、羽柄という

しかしながら、1956年発行 「東京木場沿革史」9ページによると、葉柄 と記載されている

葉柄の原因

四分板及板割其他板物を葉柄と稱しているが、昔は荷主が原木より取扱かさばるので、今日の小葉の様な扱かひにて板物は餘り扱かはず、木の葉の様な扱かいにて其後板物を挽き是れを葉柄と稱し、未だに板物を葉柄と云ふ。

死語か・・・

3大 意味が通じない 木材英語

アガチス、アカマツ などから、もうめんどくさくなって、誰も訂正しない

No.1 ベニヤ

言わずと知れた、ベニヤ  (Venner)
ベニヤといえば、合板のことをそう呼ぶのだが、本来は、削いだ木材、合板原料の事を言う、折箱のフタ厚経木 みたいなもの

戦前から、合板のことを、ベニヤと呼んでいる
よもやま話 - ベニヤ 単板

No.2 フリー板

フリー板をフリーボード (Free Board) で通じると思っている人多数
ついに2位に浮上

フリー (Free) これが、前につくのと後につくのでは正反対

シュガーフリー (砂糖入っていない)
フリーシュガー (砂糖入れ放題)

フリーボードは?
なんとなく、フリーカット (自由に切って) のカットが無くなったのかなぁと勝手に思っている (Formaldehyde Free Board ホルムアルデヒドフリーではないでしょ、多分)

英語では、エッジグルー (Edge Glue・E/G)

黄色の木 - メルクシパイン (Merkus Pine) 

No.3 ピーラ―

ピーラー という呼び名は、いまだに根強く使われるが、樹種名ではなく丸太の グレード のこと

もちろん米松 (ベイマツ) の事
これまた歴史が古い輸入木材
橙色の木 - ダグラスファー (Douglas Fir, "D.Fir") 

合板 (Plywood) 用丸太等級で、無節の ベニヤ (Veneer) が取れる、丸くて直材な節のないものにつけられる

丸太を桂剝き (ピール Peel) するのに適した材の等級、ピーラー級 (Peeler Grade) が語源 

ジャガイモの皮むきに使うピーラーと同じ綴り・意味

番外 オファー

買い予約 をする時に「オフー 下さい」と言う、よそに売らないでって事
FAXに、オファー・オッファー・OFFER・OFR と書いたり

逆は、「先売り御免」「売り違い御免」
これは英語で、SPS (Subject to Prior Sale)

英語だと、オファー (Offer)  ちょうだいは、案内  (明細・単価等)  を下さいって事

日本全国共通認識ではないので、オファーした後で「決まりましたオーダーください」と連絡すると、「もう売れちゃった」になるので、要注意
メール・FAX じゃなくて、電話して!

英語だと、買い予約は、Priority (優先権) くれといえばOK

橙色の木 - アガチス (Agathis) 

立て林場 から通販がらみの話

吉野スギから移動 柱の看板は、立て林場前提なので、現場では逆さになることから

近年、立て林場の材木屋を見かけなくなった、昔から一般の人は敷居が高く、個人に木材を売ってくれるのか、怖くて入ってこない
ホームセンターができて種類が少ないながら安心して木材を買いに行けるようになったらしい、回転寿司が入り易いのと同じ

70年安保のころ、警察より回覧通達が来た、「ゲバ棒を売らないように」とのこと (デモ隊が横に構えていた、あの棒)
2.5 寸角 (72 mm) をゲバ棒に使っていたらしい、じゃないと重くて持てない

留守番が怖がって、盆栽棚を買いに来た爺さんまで追い返したらしいが、どう考えてもデモ隊ではない見た目、すごい時代

ホームセンターに無いものを、ネットで調べる時代となった
手で持って帰れるくらいの物なら通販でもいいのだが、そういった物は、見た目にばらつきがあるので、目で見て買いたい物である
なかなか難しい

もちろんDIYで塀を直したり、濡れ縁作ったりする材料をネットで買うのはアリだとは思うが、関西からレンタカーの軽トラックで、 [アピトン, 2400 x 200 x 150, 20入/ 1バンドル 1.5m3] を引き取りに来たあんちゃんがいて、モノを見て愕然としていた

通販配送は、積むのはフォーク、下ろすのは手なので、オントラ (オントラック O/T) にならざるを得ない、代金回収は振込で何とかなるが、後が大変、問屋にはあらかじめ言っておいてほしい

例のアピトンは、バンドルばらして、2か月かけて3往復となった、転がして下ろしたので、道路がへこんで、怒られたとか
そういえば昔の運送屋は、ちゃんとマットを敷いていたなぁ

ケガする前に、地元の材木屋を探した方が、絶対にいいよ~

こんなのヒノキに書く話?

ポスター掲示場

選挙が近づくと、そこかしこに設置されるあれ

選挙が近ずくと、ポスター看板が街にあふれる訳だが、立候補者全員の巨大看板、これを何というか知ってます?

ポスター掲示場 と言います

材木屋が儲かってるという、穿った意見がありますが、実際どうなのか?

もちろん樹種指定は無し
ただし、合板はあまり使われなくなったようです

ありがちな仕様  ()
ポスター掲示場の設置(抜粋)

①掲示板の面板

木の日・木材団体行事

複合樹種の説明など

木と暮し のふれあい展

2018年 10月 某日 都立木場公園東京都・東京都木材団体連合会

問屋組合サイト内検索 "木と暮しのふれあい展" 検索結果

いつから名前が変わったか忘れたが、その昔は「木の日の集い」だったような調べればわかるが時間が無い

問屋組合サイト内検索 "木の日" 検索結果

木場と問屋組合の歴史 - 戦後年表1982年 (S.57) まで、ここには載っていない、 木場公園が未だ無いし (1992年 H.4 開園)

客寄せに、ヒーローショーが行われている他、各団体が、ブースを持ち、木工などの体験アトラクションなどを開催する

リハーサル中 (これなら問題ないハズ)

漢数字の 「十」と「八」を組み合わせて
「木」となることから、10月8日は木の日

日本木材青壮年団体連合会 (木青連)
が考えたらしいすよ

よもやま図鑑的には、樹種当てクイズ
正解すると何か貰える (正解しなくても教えますよ)

なを、くらし の送り仮名ついて、"暮らし"を"暮し"と何故なっているかは不明

文化庁 > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 内閣告示・内閣訓令 > 送り仮名の付け方 > 本文 通則2

2023 木と暮しのふれあい展 木場公園大橋 で「木の日のつどい」の のぼりを発見
都木連の倉庫にあったらしい

箸づくり体験

素材から八角形の箸を削りだす

近年刃物から子供を遠ざける風潮の中、ヤスリを使って削りだしているのかと思いきや、ノコギリ使って切ったり、カンナで削って箸を作っている

親としてもカンナ掛けをする機会がなく、子供に触らせてあげたいのだろう、親子で参加している来場者が多い (指をケガしている人が写っているが、来場前のケガでしょう)

一応、唐木の類は、アクが強く使う前に煮たりするのだが、その必要は無し
樹種的に 目 (順目・逆目) がキツイことがあり、逆目 (さかめ) にカンナ掛けることになったら大変と老婆心ながら心配してしまったが、選木なので大丈夫だそう

なかなか良い企画だ (自画自賛)

日焼けしてしまった 2019 年のメンバー(2023 撮影)

こうなってしまうと 左右樹種が揃わない (そんなことはありません)

左から

東京木材問屋協同組合では、スペースを割り当てられ、箸づくりを含め 有料の 木工企画が大人気

組み立て木工ではあるが、 認知バイアスの一種 であるイケア効果  (達成感?)
「消費者は部分的にでも自分で作った(組み立てた)物を不当に高く評価する」
が発揮され皆大満足

樹種当てクイズ 

これがなかなか面白い、体験型無料企画 「なぜこの樹種が、この道具に採用されたのか」 とか
視覚的感性(色彩感覚)・持った際の重量感 による質感 を触って味わえる 

新・樹種当てクイズ

樹種当てクイズ / H28 (2016) ~

旧・樹種当てクイズ / H26 (2014) ~
旧々・樹種当てクイズに若干メンバーの入れ替えをしたもの

※ サンショ (山椒) - このサイトに未記載

※クロモジ(黒文字) - このサイトに未記載 new

爪楊枝 (つまようじ) 解説

樹皮に芳香があり、折れにくく、ちぎれにくい最高級品
転じてようじ全般を“くろもじ”と呼ぶ人もいる

くろもじ (黒文字) の楊枝 (黒文字)

2022年 10月つまようじから木の匂いがする」というクレーム という ニュースが流れる
ニュース画像より、この国産の楊枝は、シラカバ か ヤナギ のようだが、この ニュース で、木材にかかわる人々は、奈落の底に引きずり込まれた

旧々・樹種当てクイズ / H20 (2008)

※ サンショ (山椒) - このサイトに未記載

擂り粉木(すりこぎ) 解説
実は香辛料として使われる。芳香があり非常に固く、すり鉢に目詰まりを起こさない

旧々々・樹種当てクイズ / H17 (2005) 初めて登場

~下の8つの解説から5種類を当ててください~

(1)建築材としては“ヤニ” “ネジレ” “ワレ”等で扱いにくい木ですが、粘りがあるので家の梁等に利用されています。また、海岸の防風林や街道の並木に古くから利用され、日本の風景に最も溶け込んだ木です。・・・マツ

(2)秋田杉・木曽桧と並んで日本三大美林と称される木は、この木の変種です。桧以上に木材腐朽菌やシロアリに対する耐久性・耐水性があるので家の土台や造作材等に利用されています。人工林のある能登半島では“アテ”と呼ばれています。・・・ヒバ

(3)古くから神社・寺院の境内に植えられましたが、原産は中国です。現在では街路樹として有名で、その葉は東京都のマークにもなっています。殺菌効果があるので、俎板(まないた)にも利用されています。・・・イチョウ

(4)戦後、高度成長期に大量に東南アジアから輸入された南洋材の代表的な木材です。その為、生産国の森林破壊を招き、反対に環境保護を唱えるキッカケになった木でもあります。・・・ラワン

(5)古くから神社仏閣等に利用され、農家の大黒柱や屋敷林としても知られています。とても重くて硬く強い木なので“木の王様”とも言われています。・・・ケヤキ

(6)木目、木肌が美しく加工もし易いので、古くから建築材はもとより、生活の身近な物に広く利用されて来ました。戦後、盛んに全国各地で植林されて、日本人にとって最も身近な木です。・・・スギ

(7)北海道が主な産地です。洋室のフローリングや窓・ドアの枠材等に利用されています。日本酒は杉樽に入れますが、ウイスキーの樽にはこの木が使われています。・・・ナラ

(8)香りや色調がとても良く加工性も良いので、高級材として日本人に愛されています。シロアリや木材腐朽菌に対する耐久性に優れているので、浴槽としてなじみが深い木です。“総〇の家”と言えば庶民のあこがれの家です。・・・ヒノキ

回答、解説にこんなクイズ

木へんの漢字読み取り(あなたは読めますか?)

※正解は後日、当組合ホームページにて公開します

となっているが、答え は失われてしまい、わからない


その他 東京木材問屋協同組合独自企画

森のカレンダー こ (木) よみ

東京木材青年クラブ が50周年を記念して作成した、万年カレンダー

このサイトに散りばめられてある

全国木材産業振興大会

2021年 4月 14日 北海道大会
全国木材協同組合連合会 創立60周年

記念品  アイヌ文様コースター
ハルニレ緋桂シナ蝦夷山桜

司会が、ミス日本みどりの女神だったのか、気になる・・・

おまけ 北の森漫画  組合月報掲載予定
林野庁 漫画で楽しく学ぶ森林・林業・木材産業の魅力 より

林野庁×うんこドリル「うんこドリル  森とくらし」  

うんこドリルと林野庁がコラボしたぞい!
  日本一楽しい!「うんこドリル  森とくらし」じゃ!

こんなものまで 一括PDF

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