ビジネスでもプライベートでも,「選択肢から選ぶ」という行いの連続です.日常はこの【意思決定】に全てが集約され,意思決定こそ唯一の関心事です.
その意思決定で歓喜や苦悶し,仕事も人生も神交も意思決定こそ全てです.
意思決定という,”より良い選び”は,人生そのもの.選び,セラヴィ!
私らしい「決め方の論理」を体感・習得する.
意識の究明,霊操によって,神が ” より良い選び ” をさせてくださいます.
「愛の学問」を,決め方を通して体得して,ご自身のピュアな心をみつめませんか.
その際,AかBか,3択など,選択肢から選ぶというやり方は,実は目的と手段が峻別されにくい考え方です.
「2つの良い選択肢から,更により良い方を選ぶ」というセンスを磨きましょう.
メモ003 選び:祈りや行いのこと
一般的な選ぶ=AかBかどちらか2択.
しかしこのコミュニティでは,2択を選びとはしませんし,2択になっていたら,それは選びをさせないための働きを受けているかも知れません.
選び:神がよしとする2つの良い選択肢から,更により良い方を選ぶという祈りや行い.
より良い方を,み旨としていただける喜びを感じます.
意思決定は「より良い」を選び続けるあり方です.以下の「謙遜の3段階」を読んでみましょう.
謙遜の3段階
165 謙遜の第一段階
永遠の救いのために必要な謙遜の段階である。すなわち,全てにおいて主なる神の掟に従えるよう、できる限り身を低くして、自分を卑しくする事である。従って、例えこの世の造られた全てのものの主とされようとも、又自分の命のためであっても、神の掟にせよ、人間の掟にせよ、背けば大罪になる掟を破ろう等とは考えもしない。
166 謙遜の第二段階
第一の段階よりも一層完全な謙遜である。すなわち、もし主なる神への奉仕、及び自分の霊魂の助かりのためにどちらも同じく役立つなら、貧しさよりも富を、不名誉よりも名誉を、短命よりも長寿を望む事なく、いずれにも傾かない態度をもつと言う事である。その上、例え全世界を手に入れるためでも、あるいは、命を失う事になろうとも、小罪を犯そう等とは考えもしない。
167 謙遜の第三段階
最も完璧な謙遜である。すなわち、第一と第二の段階を含め、もし主なる神の栄光と賛美が同じであるならば、我が主キリストに一層誠実に倣い、似た者になるため、貧しいキリストと共に富よりも貧しさを、侮辱に飽かされたキリストと共に名誉よりも侮辱を望み、この世の学者、賢者とみなされたい望みよりも、かつて愚者、狂人とみなされたキリストのために、愚者、狂人とみなされる事を望み、選ぶのである。
168 注意
このようにして謙遜の第三段階に到達したい人には、前記の「三組の人」の三つの対話を行うのが極めて益となる。主なる神への等しく、又はより大いなる奉仕と賛美になるならば、主により良く倣い仕えるために、我が主がこうした第三のより深く、より良い謙遜の段階に自分を選んで下さるように願うべきである。
「霊操」ホセ・ミゲル・バラ訳新世社