公園内の多肉植物群(Succulent Plants)
おぼろつき(朧月) はりんご(葉林檎)
🔰育てやすい🌞日向 (#Tn01)
とても育て易すく、薄いピンクの葉が魅力的。葉挿でも比較的簡単に着きます。暑さ寒さにも、比較的丈夫。
水やりは半月から一か月に一度程度。土が乾かいてからが原則です。
メキシコ原産
ベンケイソウ科グラプトペダルム属
ミルシニテス(Euphorbia myrsinites)
🔰育てやすい🌞日向 (#Tn02)
公園でも元気かつ個性的に、ロバの尻尾の様にすくすく育っています。
シルバーグリーンの多肉質の葉が、らせん状に輪生する、ユニークな草姿です。早春から春に咲く黄色の花がとても美しく、 ユーフォルビアの中では数少ないほふく性で夏の終わりから、立ち上がって来ました。寒冷地でも常緑で越冬し、多肉園を賑やかにしてくれます。
株分け等の際、植物から出る白い乳液はかぶれ易いので要注意!!
トウダイグサ科ユーフォルビア属の耐寒性多年草。
くろほうし(黒法師) アイリッシュローズ
アエオニウム(Aeonium)属。
☁半日陰 (#Tn03)
【夏の水遣り要注意】
アフリカカナリア諸島原産の多肉植物。
黒や緑、黄色など変化する葉色を持ちます。夏は成長がとまり葉を落として休眠状態で、秋から冬に再び成長します。
夏場は休眠のため、元気が無く、水遣りで逆に傷む場合もあります。梅雨明け~8月一杯迄、極力水を与えぬ事。。 多肉植物は、夏には滅茶苦茶強そうな気がしますが、意外に直射日光が苦手、半日陰好きなタイプも多いようです。
シンビフォルミス(Cymbiformis)
キジカクシ科ハオルシア(ハオルチア)属で、 アロエに近い単子葉植物です。
アフリカ南部原産の多肉植物で、自生地では主に岩肌に生育しています。 乾燥に強く、水やりや肥料は殆ど必要なく、初心者の方にもおすすめです。
脇芽を出して群生するので、株分けして増やします。暑いのにも何とか耐えますが、風通しの良い半日陰を好みます。
冬の霜や低温には、耐えられず、冬の公園では枯れてしまう場合も多くあります。水遣りは、夏冬は乾燥気味にしてください。一番の成長期は、梅雨の時期です。
(#Tn04) 棘記
みそらほこ(美空鉾)
🔰育てやすい ☁半日陰 (#Tn05)
夏の高温多湿が苦手で、夏と冬は休眠状態になります。夏は、半日陰が良いそうですが、中目黒公園では頑張って霜にも負けずに、大きく育っています。
青白い葉が、魅力的な比較的丈夫な多肉植物です。適度の剪定して、切り取った枝は、挿し木にすると良いでしょう。
キク科セネキオ属 Senecio Prymidatuabar
アロエ不夜城 アロエ科アロエ属
🔰育てやすい 🌞日向 (#Tn06)
主に熱帯地域原産ですが、耐寒性にも優れています。サボテンとは違う、トゲトゲが、かわいい人気の多肉植物。
5月頃から花茎が伸びて、梅雨の時期に咲く見事な花が特徴です。花を咲かすには、子株を分けず群生した方が、確率は良いようです。葉も肉厚で、内部に保湿性のあるゲル状の組織があり、皮膚の保湿や口内炎証の暖和などにも民間療法として使われるようです。また風水ファンにも、魔除けや邪気払いとして人気があるようです。
アロエ科 南アフリカ原産
こだからそう(子宝草)
🔰育てやすい 🌞日向 (#Tn07)
まるでフリルを縁にあしらった様な、キュートな人気です。子株がどんどん増えることから、“子宝に恵まれる"の縁起物としても有名です。真夏だけは半日陰が良いですが、基本的には日光が大好きです。乾燥気味に、特に梅雨の時期には、風通し良く育てます。冬の5度を下回る時期には、霜や寒さに弱いですので、10度以上の室内に取り込みます。水をやると霜や低温には、耐えられず、枯れてしまう場合もあるので注意。冬の窓辺も、気温が下がるので要注意です。ベンケイソウ科カランコエ属。マダガスカル島や小笠原諸島にも自生します。
つきとじ(月兎耳) ウサギの耳
🔰育てやすい ☁半日陰 (#Tn08)
多肉植物としては、育てやすく、初心者向けです。白い細やかな手に覆われた、ウサギの耳の様に見える葉が可愛らしい。テディベア(Teddy Bear)のぬいぐるみを思わす、ぷっくりとした葉っぱに細かなうぶ毛が生えています。濃いブラウン色の葉っぱが特徴です。
育成タイプは夏型で、春遅くから初秋にかけて生育します。水やりは、生育期の春から秋までは、土がしっかり乾いたら十分やります。秋からは暖慢になり、寒冷期には成長が止まるので、断水気味にします。冬の5度以下では、枯れる事もあります。ベンケイソウ科カランコエ属 マダガスカル原産
わかみどり(若緑)
ベンケイソウ科 クラッスラ属
ヒノキやスギのような葉で、鮮やかな色をしています。夏と冬は冬眠しますが、とにかく暑さ寒さにはとても強い植物です。この多肉園にもありますが、野外で育つには、中目黒の雨が少し辛いようで、何本かは枯れました。苦労知らずの温室内では、ほとんど手を掛けずにもスクスク育っています。なおこの写真は、苦労知らずの温室組です。 南アフリカ原産。
(#Tn09) 棘記
じゅうにのまき(十二の巻)
🔰育てやすい ☁半日陰 (#Tn10)
ユリ科 ハオルシオ(はおるちあ)属
南アフリカ原産。
硬葉系の尖った葉と縞模様が美しいです。
直射日光が苦手で、乾燥を好む多肉植物です。 そのため、夏は風通しがよくて、遮光ができ、雨に当たらない場所に置きます。
赤っぽくなったら、日差しが強すぎかも。 冬は霜がつかないところが良いですね。零度を割ると、温かい所に移して下さい。
さんじそう(三時草)
🔰育てやすい ☁半日陰 (#Tn11)
午後の3時ごろに開花することから名づけられたと言われています。
大変に丈夫な花です。暑さ寒さにも、雨でも平気な多肉植物です。桜の頃から咲き始め、気温の上昇と共に6月頃まで咲き続けます。一年を通じて、戸外での栽培が可能です。南アフリカ原産ハマミズナ科ベルゲランタス属
ほうじゅ(宝樹)Sedum dendroideum
🌞日向 🔰育てやすい (#Tn12)
セダムとしては珍しい木立性です。枝の先に明るいグリーンの丸みの葉をつけます。真夏の日差しは強すぎるので、遮光を考慮します。冬は零下を避け、年間を通じ、通気を良くし、雨ざらしを避けます。徒長を防ぐためにも、夏以外はしっかりと日に当てます。育成期は、春と秋、夏は休眠期です。ベンケイソウ科セダム属 メキシコ原産
デンドロイデウム(Dendroideumu)
ひまつり(火祭り)
ベンケイソウ科クラッス
🔰育てやすい 🌞日向 (#Tn13)
真夏だけは半日陰が良いですが、基本的には日光が大好きです。乾燥に強い反面、多湿環境を嫌いますので、梅雨の時期等、風通し良く根腐れに用心して、出来れば雨を避けましょう。土は出来れば、サボテンや多肉用の水はけの良いのを選びます。冬のマイナス5度を下回る時期が長く続くと、枯れてしまうので出来れば室内に移動して管理します。
じんとう(神刀)Crassula falcata
ベンケイソウ科クラッスラ属。
学名はCrassula falcata(=Crassula perfoliata var.falcata)と表記します。クラッスラ属はベンケイソウ科の代表的な属で、主に南アフリカやマダガスカルを原産地とする多肉植物です。
クラッスラ属の多肉植物は砂漠や草原、岩場の荒涼とした環境に自生し、葉の厚い種類が多いのが特徴で、神刀もその1つとなります。 私見ですが、アフリカ原産と聞いて、なんだか大きなアフリカゾウを思い浮かべてしまいます。
(#Tn14)
この公園では、数少ないサボテンです。
マミラリア属と考えています。
以前、この多肉園には、もっと大きな親のサボテンがありましたが、少し前に、次の若手にバトンを渡しています。
(#Tn16) 棘記
ひまつり(火祭り) 温室育ち
クラッスラ属 赤くなっていない群れです。
温室の中で呑気に育てている苗で、寒くもならないし、水ももらっている性か、育ちの良さが表れているクラッスラです。
(#Tn17) 棘記
コーカサスキリンソウ
Sedum spurium 'Tricolor'
ピンクを帯びた白覆輪葉で冬季は紅葉して赤く染まります。寄せ植えに向く強健品種で、寒さにも耐えますが、真夏には少し弱る事もあり、中目黒公園では、真夏の折には、少し元気を無くしていましたが、やっと元気になりはじめました。
開花期:7-8月
(#Tn18) 棘記
まんねんぐさ(万年草)
セダム属ですが、パリダムか、ヒスパニクルかの識別は、花びらを今度数えて、判定するつもりです。パリダムの和名は、真珠星万年草(しんじゅほし まんねんぐさ)と言いまして、ヒスパニクルでしたら、薄雪万年草(うすゆきまんねんぐさ)になります。(#Tn19) 棘記