ブルドッグ院長のらくらく促通賦活法・健康体操・元気運動
略してブルらく体操です。
知ってますか?
人が一歩進むのに使う筋肉の数は約200個です。
骨格筋はおよそ400個と言われてます。平滑筋と心筋を合われると600個にもなります。
一歩進む筋肉でその中でも偏って使う筋肉、使われていない筋肉があるんです。そういった使われてない筋肉の機能訓練を目的に行うブルらく体操を定期的、習慣的に行うことで転倒予防・寝たきり介護予防・痴呆予防を防いでいきましょう!と当院が考えたオリジナルです。
促通による運動学習を行う簡単な体操です。
高齢者の方や神経麻痺のある方
寝たきりになりたくない
衰えた部分を回復したい
もっと健康になりたい
デイサービスが無い曜日は当院でらくらく介護予防しに来ませんか?
日本語では「運動器症候群」と言い、運動器の障害により日常生活での自立度が低下し、要介護の状態や要介護の危険がある状態を言います。
長寿社会となり、運動器の健康が長寿に追いついていないこと、中高年者は運動不足といわれるが単なる運動不足ではなく過剰もまた問題であること、運動器が介護につながることが近年明らかになってきました。 この新たに生じた問題に取り組むには新たな言葉が必要と考え、当院では「ロコモティブシンドローム」を提案しております。
日本人の平均寿命(2008年)は男性79.3歳、女性86.1歳、男性はほぼ5人に1人が、女性は4人に1人が高齢者です。
1947年の平均寿命が男性50.1歳、女性54.0歳であったことと比較すると、急速に高齢化が進んでいると言えます。
要支援、要介護者はこの6年間で約2倍と急速に増え、約450万人に達しています。
その原因としては、「脳卒中」が23.3%、「認知症」が14.4%、「関節疾患」が12.2%、「転倒・骨折」が9.3%。
約5人に1人が「運動器」の障害が原因であることが分かります。
整形外科入院、手術例の年齢構成と疾患分類
整形外科に入院、手術を受ける人は50歳代から急増しています。原因疾患として多いのは、骨折、脊椎疾患、膝・股関節疾患です。
当院では、往診や外来でロコモーショントレーニングも治療の一環として取り入れています。また後療マッサージ、リハビリトレーニング電気治療なども行っております。
埼玉県医師会(文部科学省からの委託)による検診調査では、幼稚園児から中学生にも、すでに運動器にロコモティブ症候群の兆候が見られる例があったという。この少年少女のロコモティブ症候群の原因の傾向について、「運動量・運動経験が少ない子」もしくは「運動量は多いが、単一運動・1種目しか運動していない子」の2つに分けられ、さらに食事による栄養摂取面を要因とする指摘がある。