スポーツの世界ではよくありますが、急な負荷がかかることで怪我をすることはよくあることです。
体の関節の動きや筋肉の柔軟性が悪い状態のままスポーツや日常生活を送ると、怪我をしやすいと考えております。
そのため、肉離れや捻挫を起こした場合は、もちろん患部への治療も行いますが、関節へのアプローチも重要視しております。
捻挫する原因
捻挫は、骨と骨(関節)を結んでいる靭帯が伸びてしまった状態の事です。
伸びることで靭帯が損傷し、修復しようと体の免疫系が働き、白血球やリンパ球などが集まり炎症を抑えようとします。
これがいわゆる受傷後に腫れてくる原因です。
また捻挫により靭帯が伸びたことで、結んでいた骨と骨(関節)が微妙にズレてしまいます。
このズレを治すことで、程度が軽傷であればその場で歩けることもあります。
肉離れの原因
肉離れとは、スポーツなどで筋肉に急に強い収縮力がはたらいた時、自分の筋力に耐えきれなくなって筋肉が断裂することを肉離れと呼んでいます。
原因としては、 筋力のアンバランスや不良姿勢、柔軟性の低下などが挙げられます。
特に、日ごろあまり運動をしない人が休日などにいきなり運動して起こるケースもあります。
試合前にケガをした。試合まで時間がなく痛みが再発したので改善したい。
他院に行ったが痛みの原因や施術方法について詳しく話してくれない。
短時間のマッサージや電気療法で様子を見ましょうと言われ症状が改善しない。改善しなかった。
試合で結果を残すのにパフォーマンスアップやコンディショニングの維持を希望したい。
練習のし過ぎで疲労がたまりオーバーユース、オーバートレーニング症候群のせいでスポーツ競技の能力低下してませんか?
一ヵ所のケガが連鎖して他にもケガをする、痛くなる、硬くなる、動かなくなるケガのスパイラルを起こしてしまいます。
タイムが伸び悩んだりレギュラーから外れたりして自信を失い肉体的、精神的に追い込まれ競技人生を終える選手も少なくないです。
疲労をとるのにシップやマッサージで足りると思いますか?
疲労をとるのに低周波で足りると思いますか?
手やシップでは触れない筋肉・低周波の電気が届かない筋肉があることを知ってください。
今あなたの疲労が取れないのは原因となる部分に触ってもらえてないからです!
だから疲労が取れずオーバートレーニング症候群になってても原因不明と診断されるのです。
元来構造異常や神経圧迫がメインとされてきた痛みについても現在では筋の異常からくるものとしています。
あなたのライバルは触れない筋肉への正しいアプローチで疲労を取ってもらっているので、あなたの差もどんどん広がっていきます。
それでもあなたは「費用が安い」、「家に近い」、「待たされなくてすむから」などという理由で施術院を選びますか?
特殊電流治療器を使った療法で触れない筋肉へアプローチ致します。
大好きなスポーツを出来るだけ長く、痛みとの付き合い方、回復までの施術計画、ケガをした事で低下したパフォーマンスを他の関節可動域を上げてカバーする方法など当院はお付き合いしますので、一人で悩まずお話しください。
PNFは、障害者の治療としてだけではなく、最近ではスポーツ場面にも応用されるようになってきました。例えばアメリカのスポーツ界では、柔軟性を向上させる手段として、PNFが多用されています。
またヨーロッパ、なかでも東欧諸国を中心に、スポーツトレーニングおよびコンディショニングにPNFテクニックが発展応用されて、これによってスポーツパフォーマンスを向上させることに貢献してきました。このようにリハビリテーションの技術として生まれた方法が発展を見せて、スポーツ場面にも応用されるようになってきているのです。
ではなぜ治療用に開発されたPNFの技術がスポーツにも応用できるのでしょうか。
それは、PNFは、正常な人間の動作や運動を分析し、研究者と臨床に携わる技術者が協力しあって治療としての具体的な手技が競技力を向上させることにも大いに役立つものとして確立させたからです。
主に固有受容器を刺激することによって神経筋機構の反応を促通する方法。
固有受容器に刺激を加える方法として、筋の伸張(stretch)、関節の牽引(traction.separation)、関節の圧縮(apporoxiamtion.compression)などがあります。
PNF運動療法とは、身体の至るところにある感覚受容器を刺激することにより、神経や筋肉の動きを高めバランスをとっていき、身体機能を高めるテクニックです。
もとは、脳性マヒなどによる神経障害や筋力低下の改善のために開発された療法ですが、最近では多くのプロスポーツ選手が、より高い身体レベル向上を図りPNFを取り入れています。
P 固有受容器
Proprioceptive
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、痛覚、圧覚、温度覚、動覚、平衡感覚、関節覚と身体の至るところにある感覚受容器が刺激を受けることを意味。感覚受容器は、皮膚、筋、腱、関節、体内器官、前庭器官などに存在。
N 神経筋
Neuromuscular
心身の伝達機能である神経や体を動かす筋に関係する。脳が感覚受容器からの情報を処理して筋肉へ命令→脳からの指令で運動神経が筋肉を動かす。
F 促進
Facilitation
動作または機能を遂行することが容易になることです。つまり刺激に対して反応しやすくなることです。 神経には、感覚器が受け取った感覚を脳に伝える「感覚神経」と、脳からの指令を筋肉に伝える「運動神経」がある。PNFでは例えば、リハビリ中の患者が動かそうとする方向と逆の方向に、介助者が患者の体を軽く押す。こうした刺激により患者の感覚神経を活性化させる。さらに、脳から筋肉に伝達する運動神経も鍛えられ、体が動きやすくなるという。
PNFは、全く普段意識していない体の仕組みである感覚受容器⇒脳⇒筋肉⇒感覚受容器⇒ 脳⇒筋肉⇒
訓練により俊敏に、正確に行うことを可能とします。
脳血管障害や脳性麻痺などによる神経障害、筋力低下、協調不全、関節可動域制限などの改善または、介護予防トレーニング、日常生活に必要な運動機能を獲得、向上させるために、目的とする生体反応を引き出す(寝返りや起き上がりなどの基本的な日常動作の改善)治療法ですが、現在では、顔面の筋肉の促通、心肺機能の向上、体全体の筋バランス、柔軟性、敏捷性、持久力、反応時間、運動能力の低下など運動機能の改善と向上に応用され、高度なスポーツ技術の獲得、手や指の細かい動き、向上のためのSkillにも応用できることから、一般臨床だけでなく 、スポーツの分野でも幅広く対応することが可能です。
また、回旋(螺旋)運動を含んだ動作は、スポーツ活動や日常生活上で必ず必要とされます。
PNFは、回旋運動の強調されたパターンを用います。