2019年11月 嗅覚回路 by 誕生日タグづけの論文やっとでました

ここ5年以上、自分自身で頑張っていた仕事をやっと発表することができました。

A Novel Birthdate-Labeling Method Reveals Segregated Parallel Projections of Mitral and External Tufted Cells in the Main Olfactory System

Tatsumi Hirata, Go Shioi, Takaya Abe, Hiroshi Kiyonari, Shigeki Kato, Kazuto Kobayashi, Kensaku Mori and Takahiko Kawasaki

eNeuro 31, ENEURO.0234-19.2019, 2019 DOI:10.1523/ENEURO.0234-19.2019


早生まれの僧帽細胞と遅生まれの房飾細胞は、予想していた以上に、きれいに分離された並列回路を作っています。

詳しくは、遺伝研のリサーチハイライトをごらんください。


嗅覚系の神経回路を分解するために、一念発起して、誕生日タグづけ法を開発し始めたことを懐かしく思い出します。

この経緯を考えると、まず嗅覚系の研究結果を報告することができて本当によかったです。

リバイスの過程で、大きな図が14個もあるものすごく長い論文になってしまいました。

正直なところ、こんなに論文発表に苦労するとは思ってませんでした。