日時 2025年5月18日(日) 10:00~11:52
場所 豊四季台近隣センター 会議室A
議案
第1号議案 2024年度(令和6年度) 事業報告
第2号議案 2024年度(令和6年度) 決算書および監査報告
第3号議案 2025年度(令和7年度) 事業計画(案)
第4号議案 2025年度(令和7年度) 予算(案)
第5号議案 役員改選(案)
※配布資料 「2025年度(令和7年度) 明原町会 総会資料」
決議、決定事項
◎議長に石井鏡子さん(明原3丁目)を選任
◎書記に大越英雄会計(明原4丁目)を指名
議事録署名人に阿部玲子さん(明原2丁目)、岡田弘美さん(明原4丁目)を選任
◎各議案とも、原案どおり可決
出席者数
当日出席者(オンライン参加含む)81世帯(235名)
議決権行使書 274世帯(702名)
委任状 287世帯(747名)
計 642世帯(1684名)
定足数 1172名(2025年3月31日現在の全町会員数2342名の過半数)・・・規約第19条
議決に必要な賛成者数 表決権は1世帯1個とし、出席者の過半数・・・規約第20条、第21条
議事の概要
<定足数・出席者数>
司会・人見常任理事 : 町会規約では、総会開催には「前年度末日現在の会員数の過半数の出席が必要」となっている。今回は、3月31日現在の会員数が2342名で、過半数は1172名となる。
現時点で、事前に提出された議決権行使書と委任状で計1412名。それと、受付担当者から、現時点での会場出席者は64名と報告があった。出席者は過半数に達している。本総会は適正に成立しており、2025年度の明原町会定期総会を開会する。
(注:このあと会場出席者が数名、および当日になって提出された出欠回答書が十数通あり、その分は司会者の報告時点では算入されていない。最終的な数は上記「出席者数」欄参照)
<会長あいさつ>
▼明原のいいところ~~子供たちが楽しそう
田中伸和会長 : 柏市には295の町会・自治会がある。市の人口は43万人ぐらい、世帯数は20万2000ぐらいだ。このうち半数の世帯が町会に入っていると仮定すると、だいたい1町会平均の会員世帯数は300~400世帯になる。明原は現在1240世帯ぐらい会員がいるので、柏市のなかでもかなり大きな町会だ。
明原には、海とか山とか、風光明媚な場所はない。お寺とか神社とか、歴史的に由緒のあるものもない。ただ、2年間会長をやってきて、明原のいいところだと思うのは、柏中学校と、蒸気機関車とプールがある西口第一公園をはじめ第二公園、第三公園と三つの公園があって、子どもたちが楽しそうに遊んでいることだ。数年後に小学校2校が柏中に移ってきて小中一貫の義務教育学校が開校するので、もっと子どもが増える。そういう意味で、個人的には、柏中の時計台が明原町会の象徴だと思っている。もう一つのシンボルは、第一公園にあるD51機関車だ。昨年、まつりに合わせて実施したロゴマークの募集では、D51をデザインした作品が圧倒的に支持されて、町会のロゴに選ばれた。
要するに、学校でも公園でも、常に子どもたちがにぎやかに遊んでいる。これが明原の自慢できることだと思っている。
▼役員は脇役、主役は住民
田中会長 : 愚痴になるが、2年間会長をやってきて感じたのは、雑務が多かったこと。とくに、6割ぐらいは、ごみに関する話だった。「ごみのネットが傷んだので交換してくれ」とか「集合住宅のごみの出し方が悪い、何とかしてくれ」とか。町会の役員は、手伝いはするが、いわば脇役であって、主役は住民のみなさんだ。役員には年寄りも多い。私自身も、今度の任期を終えるときには80歳だ。今回が最後だと思っている。
引き続き住みよい明原の町づくりのために、協力をお願いしたい。(拍手)
<書記に大越英雄会計、議事録署名人に阿部玲子さん、岡田弘美さんを選任>
司会 : 最初に書記と議事録署名人を選任する。書記は、町会の大越英雄会計担当、議事録署名人は2丁目の阿部玲子さんと4丁目の岡田弘美さんにお願いしたい。(拍手)
<議長に石井鏡子さんを選出>
司会 : 規約では、「総会議長は、出席した会員の中から選出する」となっている。司会者に一任していただくということでよいか? (拍手)
それでは、私から指名する。3丁目の石井鏡子さんにお願いする。
なお、議案の採決については、議決権は1世帯1票で、過半数をもって可決となる。
◎石井さんが議長席に登壇
議長 : 議事進行にあたっては、第1号議案、第2号議案は2024年度分の事業報告、決算ということで一括して審議する。第3号から第5号議案は今年度に関するものだが、まず第3号、第4号議案をまとめて審議する。第5号議案の役員改選は別の内容なので、単独で審議する。
最初に、第1号、第2号議案について事務局の説明を求める。
<第1号、第2号議案審議>
◎総会資料に沿って第1号議案の2024年度事業(04p~06p)について説明
▼町会ロゴマークを決定
田中会長 : 昨年度の事業の目玉を最初にまとめてある。
町会のロゴマークを公募した。私や柏中、一小の校長先生などで審査して4点選び、明原まつり会場で、来場者に好きな作品にシールを貼ってもらった。その結果最優秀に選ばれたのが、総会資料の表紙や裏表紙に載っているものだ。町会ホームページからもダウンロードできるので、活用してほしい。
▼明原まつり盛況、反省点も
町会がいろいろな模擬店を出店し、専門業者のキッチンカーも呼んだ。そのおかげで来場者が一昨年の倍の2500人ぐらいあり、盛況だった。しかし、予想外に多くて、長い行列ができたり、食べ物が売り切れたりで大混乱した。また、スタッフの役員から、忙しくてトイレに行くひまもなかった、という声もあった。ことしのまつりでは、その反省を生かして、スタッフにあまり負担がかからないようにする。
▼焼き芋訓練で子どもたちが積極的に落葉掃除
焼き芋訓練で印象に残ったのは、子どもたちが自主的に落葉拾いをやってくれたことだ。もう終わりの時間だから帰ってもいいよ、と言ったが、まだ落ちているから、とすっかりきれいになるまで落ち葉を集めていた。
◎総会資料の誤りを訂正
▼総会資料記載の町会費オンライン納入者数を訂正 「383世帯」→「283世帯」
大越会計 : 昨年度初めてオンラインによる町会費納入システムを導入した。総会資料で報告しているが、数字が違っているのではないかとの指摘があり、確認したところ、私が、昨年のオンライン納入分「283世帯」とすべきところを「383世帯」と誤って入力したことが分かった。これにともなって「対象世帯の約半数がオンライン利用」とあるのは「約37%」になる。お詫びして訂正する。誤入力は世帯数だけで、納入金額は283世帯分で合っている。
◎第2号議案の2024年度決算(07p~08p)について説明
大越会計 : 収入の部で、「明原まつり」の予算は30万円だが、787,088円の収入があった。予算編成の段階では、町会が模擬店を出すことが決まっておらず、予想される寄付金収入分だけを計上したためだ。実際には、いろいろな模擬店を出店し、約42万円を売り上げた(総会資料09p参照)。その分収入が増えた。
支出では、予算編成段階では、まつりでどんなことをやるか詳しくは決まっていなかったため、例年の予算をみながら、いわば適当に100万円計上した。実際には、イベント会社への委託料などの支出が大きかった。模擬店のための食材や調理器材などで415,716円かかっており、模擬店だけでいえば収支トントンだった。あと、「広報活動費」で、ロゴマーク入選者への賞金8万円、6国地下道への町会掲示板設置費約12万円は、当初は想定していなかった支出だ。これらが、予算オーバーの要因だ。
◎会計監査報告
高橋宣康監事 : 3月31日に、町会事務局、私と前田監事で業務監査を実施した。諸資料を監査した結果、公正妥当に処理されていると認める。
◎質疑応答 発言者なし。
司会 : 採決の前に、オンライン参加者の表決について、担当理事から説明する。
▼オンライン参加者は11名
田中伸幸DX担当理事 : 現時点で11名がオンラインで参加している。このなかには、出欠回答書を提出してすでに賛否の意思を表明している町会員もいる。その人は採決には加わらないでほしい。採決に参加する場合は、画面上の「リアクション」のメニューに「挙手」ボタンがあるので、そこを押すと、手を挙げたようなアイコンが表示される。
(注:途中参加も含め5分以上接続していた参加者は、最終的には14名)
議長 : それでは、賛成の方は挙手をお願いする。
オンライン参加の方、議決権行使書、委任状を提出した方も含め、賛成多数と認める。第1号、第2号議案は原案どおり可決された。
<第3号、第4号議案審議>
議長 : 第3号議案と第4号議案を一括して審議する。
◎総会資料に沿って第3号議案の2025年度事業計画案(12p~14p)について説明
▼リモート会議環境の拡充を目指す
田中会長 : この会議でもZOOMによる参加を採り入れたが、今年度はさらに充実させたい。役員やみなさんの負担を少しでも減らすのが狙いだ。リモート会議の環境を整備するために、市の「プラステン」という補助金を申請して認められた(補助金10万円は4月28日に入金済み)。
▼明原まつりは8月24日(日)、柏中学校グラウンドで開催
明原まつりは8月24日(日)に柏中学校のグラウンドで開催する。柏中学校へ柏一小、旭東小が移転してくる小中一貫校は、おそらく来年から工事が始まるのではないか。そうするとグラウンドも使えなくなるので、柏中学校でのまつりはことしが最後になるかも知れない。
▼回覧板の効率化、合理化を検討する
町会LINEの登録者が500人を越えた。これだけ増えたら、回覧資料はLINEで配信したり町会ホームページに掲載したりして、紙の回覧板は希望者だけ直接ポストに投函するようなやり方を検討したい。私自身、昨年度班長だったが、8世帯の班で、返ってくるまで1か月もかかることがあった。回覧板は、情報を流すだけでなく、対面で手渡しすることで近所付き合いが円滑になるといわれるが、実際には、ポストに投函するだけというのがほとんどではないか。なるべく手間がかからないような合理的なやり方を考える。
▼ファスナー付きカラス防止ネットの劣化は速やかに連絡を。ネズミの被害にも対応を検討
ファスナー付きネットを導入して6年目になって、壊れたり劣化したりしているところも多い。そういうところは、遠慮せずに、というのもおかしいが、速やかに連絡してほしい。
ネットがネズミにかじられたという話も時々聞く。道路脇の側溝の上にネットを置いているところがあって、ネズミが、側溝の蓋のすき間からかじるようだ。ホームセンターなどで、すき間にかぶせるカバーを売っているので、必要ならそういうもので対応してほしい。費用は町会が負担する。
▼防犯カメラ設置を検討
現在、明原には町会が設置している防犯カメラはない。他の町会ではけっこう設置しているようだ。昨年末ごろ、西口第一公園周辺で不審者情報が何件かあったので、市などとも交渉したが、設置に至らなかった。価格が高いので、市に補助金を申請することになる。ことしから順次整備していきたい。
市の説明では、こうしたカメラには「防犯カメラ」と「監視カメラ」があって、「防犯カメラ」には補助金が出るが、「監視カメラ」には出ない。「監視カメラ」というのは、たとえば特定の駐車場とかごみ集積所の監視のためにつけるものを指すようだ。
▼「新年の集い」でもちつき、羽根つき、たこ揚げなど検討
昨年初めて実施した「焼き芋訓練」で子どもたちがすごく喜んでいたので、新年の会でも子どもたちが楽しめるようなイベントができないかと思う。もちつきなど、食べ物だと衛生面の条件があるが、何とか実現できるよう努める。
◎第4号議案の2025年度予算案(15p~16p)について説明。
大越会計 : 収入では「明原まつり」に50万円計上した。ことしも、規模は縮小するものの町会の模擬店は出店する予定で、その売り上げと、従来の実績を参考に、寄付金収入を見込んでいる。「雑収入」のなかには市からの「プラステン」補助金10万円が含まれている。
支出では、「明原まつり」予算が昨年より増えている。事業報告でもあったように、昨年は町会スタッフの負担が大きかった。中学校の倉庫からテント、机、いすなどを運ぶのはかなりの重労働で、今年はそういう器材もイベント会社に委託する予定だ。それによって委託料は増える見込みなので、昨年実績並みの予算額になっている。
◎質疑応答
▼「防犯カメラ」と「監視カメラ」の違い
Aさん(4丁目西) : 「防犯カメラ」と「監視カメラ」の違いは何か。それと、防犯カメラを設置した場合、画像は誰が管理して、どういうところで使うのか。
田中会長 : 市の説明では、「防犯カメラ」は個人の住宅が映ったり、公園周辺でも、公園内の人物が映ったりするような場所はだめ、ということだ。「監視カメラ」は、たとえば、駐車場の駐車違反を監視するとか、子どもたちの安全を見守るとか、そういう個々の目的を持って設置するものを指すようだ。私も、その説明を完全に理解したわけではない。いずれにしろ、実際に設置しようと思ったら市に相談に行って、「ここならいいですか」と訊くことになると思う。
画像については、自動転送されるシステムとチップか何かに保存しておくシステムとあるが、どっちにしても町会が新たに規則を定めて管理してくれ、と言われた。
Aさん : 「監視」は、私的な領域で利害が生じるようなものに対する監視用だから自分で負担してくれ、「防犯」は公的な場所で、犯罪抑止のために設置するものだから補助金を出す、という意味だと理解した。
Bさん(柏コーポラス) : 防犯カメラの設置を予定しているのはどこか?
田中会長 : 西口第一公園の南側の道路のあたりを考えている。昨年、子どもが不審者に追いかけられたといった情報があった。それと、同じ第一公園で、西側の道路がカーブしていて車が見えにくい場所がある。
議長 : それでは、賛成の方は挙手をお願いする。
挙手多数と認める。第2号、第3号議案は原案どおり可決された。それぞれの議案の「(案)」は削除していただきたい。
<第5号議案審議>
議長 : 役員改選案について、役員選考委員会の委員長を務めた小原さん(常任理事)に説明をお願いする。
▼初めて立候補システムを採用
小原常任理事 : 役員選考委員会は昨年12月に設置し、ことし1月25日にメンバーが集まって選考の進め方を話し合った。これまでと違うのは、立候補と推薦というシステムを採り入れたことだ。そのことを公式LINEや町会掲示板で告知したが、2月末までに立候補者はいなかった。一方で、2月末に「田中現会長を会長に推薦する」という会員からの推薦があった。これを受けて、田中会長に役員候補を挙げてもらい、候補者本人の意思を確認しながら、最終的には3月30日の選考委員会で、総会資料17pにある役員候補を決定した。
◎質疑応答 発言者なし
議長 : 賛成の方は挙手をお願いする。
挙手多数と認める。第5号議案は原案どおり可決された。議案の「(案)」は削除していただきたい。
以上で議案審議はすべて終了した。ご協力ありがとうございました。
◎石井議長は降壇
◎田中会長が、新役員を紹介
<議案以外の質疑応答>
司会 : 議案以外のことで、町会活動、運営などについて、意見、質問があれば受けたい。
▼総会資料のデザイン一新
Cさん(3丁目東) : ことしの総会資料は、どなたが作られたのか。(注:髙田竜成ボランティアスタッフ=新・副会長=が担当。) 昨年までと違って、レイアウトが素晴らしい。要点がよく分かり、自分も活動に参加しようという気持ちになる。
▼一小通学路の問題について報告
田中会長 : 昨年の総会で、一小への通学路の途中に喫煙所があって、多い時は喫煙者が20人ぐらいたむろしているので、子どもが怖がっているという話があった。それを受けて、私は何回か関係者や、校長、市会議員にも話したが、要するに、いまの通学路は、子どもが大きな道路を渡らなくてもいいよう、子どもの安全を考えて設定しているということだ。ただ、保護者がよければ、他のルートでもかまわない、とも言っている。引き続き協議していく。
▼六国地下道の階段に目障りな黄ライン ➡ 抗議して撤去
Dさん(4丁目西) : 通学路については、会長がいろいろと動いてもらって、感謝している。
別の話だが、この前、六国地下道の階段に黄色いラインが張られた。チカチカして見にくいし、子どもやお年寄りがつまずくのではないかと心配していた。まもなくなくなったのでよかった。
田中会長 : 私も気になって国交省に問い合わせた。国交省の話では、同じ国道六号線の我孫子あたりで「地下道が滑るので何とかして欲しい」という要望があって、滑り止めテープを張ったそうだ、そのついでというわけではないが、柏にも張った、ということだった。かえって危ない、と言ったらすぐ剥がした。
▼地下道は、車いすや自転車ではきつい
Dさん : 明原から駅へは、六国地下道を通らないと行けない。しかし、自転車はきついし、この前、車いすで渡ろうとしていた人がいて、困っていた。
田中会長 : 私も電動アシスト自転車で行くときは、重いのであの地下道は通らない。以前「エレベーターをつけてくれ」と言ったら「それは無理」と言われた。「車いす用昇降機のようなものを」とも申し入れているが、回答は来ていない。引き続き交渉していく。
▼高島屋第2駐車場前の横断歩道も危険
Eさん(2丁目東) : 高島屋の第2駐車場前の横断歩道は、ものすごく自転車が多く、危険だと思うことがある。
田中会長 : 私もそう思う。それも、明原の地下道だと自転車ではきついからだと思う。
そのほかにも、何でもいいので連絡してほしい。できる限り対応する。電話でなく、LINEとか町会ホームページ、あるいは町会館(ふるさとセンター)のポストを利用してもらえるとありがたい。
◎司会者が閉会を宣した
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柏駅周辺鳥観図 ~昭和初期の柏~
昭和4年に描かれた柏駅周辺の街並みです。現在のまちの原型をしのぶことができます。