解答の進行は、以下の手順で行われる。
問読み開始後にボタンを最も早く押したプレイヤーが解答権を得る。
解答権を得たプレイヤーは、手元のランプが点滅する。
いずれかのプレイヤーが解答権を得ると、問読み音声が停止する。
Round 3 Course C: CHARGE!! のみ、ボタンを押した上で最も早く離したプレイヤーが解答権を得る。
問題が読み切られてから3カウントが経過するとスルーとなり、次の問題に進む。
ボタン押下とスルーの判定が同時だった場合は、スルーの判定が優先される。
解答の際のシンキングタイムは5カウント。解答者は、正誤判定者の5カウント以内に解答を明瞭に発声すること。
プレイヤーが解答を言い切ったと判断し次第、正誤判定者はカウントを止めて正誤判定を実施する。
正誤判定者がカウントを止めて正誤判定に移った場合、プレイヤーは解答内容を変更することはできない。
例:「AとB」が答えになるような問題について、「Aと~……B!」というように発声した場合は解答を継続しているとみなしてカウントを継続するが、「A!……とB!」というように発声した場合は、「A!」の段階で判定を行う。
例:「B」が答えになるような問題について、「A!……いや、B!」というように発声した場合は、当初の解答である「A」に対して判定を行う。
シングルチャンス形式のラウンドでは、正解判定の場合も不正解判定の場合も、他のプレイヤーに解答権は移ることなく、次の問題に進む。
Finals: Heads-up Tournamentのみ、不正解判定の場合には問題文が最後まで読み切られた上で、相手プレイヤーに解答権が移る。
正誤判定者は、「正解」「不正解」以外の判定として、再解答の指示をすることがある。
再解答の指示には、以下の3種類がある。
「同じ答えをはっきりと」
正誤判定者は、答えをうまく聞き取れなかった場合に、「同じ答えをはっきりと」と要求する。
この場合、解答者は同じ解答内容をもう一度はっきりと発声すること。
正誤判定者は、プレイヤーからの明瞭な解答を聞き直した上で、改めて判定を実施する。
「正確にお答えください」
正誤判定者は、「十分に惜しいが、表現上の些細なミスがあるため正解判定はできない」と判断した場合に、「正確にお答えください」と要求する。
人名の「山崎(やまざき)」に対して「やまさき」と答えた場合
作品名の『○○のできる○○』に対して『○○ができる○○』と答えた場合
この場合、解答者は少し表現を変えて再解答を行うこと。
この判定は、一度のみ行われる。答え直したものが表現面でまた不正確であった場合は、ただちに不正解判定となる。
「少し変えて」「要素を足して」など
正誤判定者は、「十分に惜しいが、内容面で問題の要求を満たさないため正解判定はできない」と判断した場合に、具体的な指示とともに再解答を要求する。
この場合、解答者は少し内容を変えて再解答を行うこと。
以下に具体的な指示の例を示すが、他の指示が用いられる場合もある。
「少し変えてお答えください」
似ているが厳密には異なる概念を答えた場合
文字数や語源などの限定と合致しない別名を答えた場合
問題文中で示されている別名を答えた場合
正解とは判定できないような俗称を答えた場合
「要素を足してください」
2つの要素を要求する問題で、1つの要素しか答えていない場合
説明を要求する問題で、説明が不十分である場合
答え直したものが、元の解答とは異なるものの3. に該当する場合には、繰り返し再解答の要求が行われる。
既に答えたものと同じ内容の再解答が行われた場合は、ただちに不正解判定となる。
人名について
人名は、「本名を用いて活動している人物の本名」「芸能人の芸名」「スポーツ選手の登録名」など、一般的に知られている呼称を正解判定とする。
本名を用いて活動していないと判断される人物について本名を解答した場合、「少し変えてお答えください」の対象とする。
活動に複数の名義を用いているなど、複数の呼称が題意に合致する人物については、どちらの呼称も正解判定とすることがある。
日本人、もしくは中国・韓国などその他の漢字語圏の国の人物(以下、「東洋人」と呼ぶ)の名前は、原則としてフルネームの形式での解答を要求する。
東洋人について、フルネームの形式でない呼称が一般的だと考えられる場合、その呼称での解答を正解判定することがある。
「名字+名前」の形式を取らない、芸能人の芸名やスポーツ選手の登録名など
東洋以外の地域から帰化した人物の名字
架空人物の作中における標準的な呼ばれ方
ヨーロッパ人やアメリカ人など、東洋人以外の人物(以下、「西洋人など」と呼ぶ)の名前については、原則としてファミリーネームの形式のみの解答で十分とする。
西洋人などについて、ファミリーネームの形式でない呼称が一般的だと考えられる場合、その呼称での解答を正解判定することがある。
ファミリーネームにあたる部分を持たない、芸能人の芸名やスポーツ選手の登録名など
ファミリーネームにあたる部分でない部分が標準的な呼ばれ方となっている、芸能人の芸名やスポーツ選手の登録名など
架空人物の作中における標準的な呼ばれ方
西洋人などについて、出題の文脈上フルネームの形式を必要とする場合、ファミリーネームのみの解答に対して「要素を足してください」の判定をすることがある。
問題文中でファミリーネームに言及している場合
混同しやすい複数の人物が同じファミリーネームを持つ場合
東洋から帰化した人物の場合
過不足について
題意を概ね捉えているが、解答の内容に余計な要素がある場合は、問題文における問われ方に合致している場合は正解判定、合致していない場合は不正解判定もしくは再解答の指示の対象とする。
複数のもののうち1つを答える問題において、2つ以上のものを解答した場合、過不足なく列挙できていれば順序を問わず正解判定、それ以外は不正解判定とする。
ことわざ・慣用句や有名発言などのフレーズのうち一部を問う問題において、それより長い範囲を解答した場合、問われている部分を含んだ上で問題文の表現と合致している場合に限り正解判定、それ以外は不正解判定もしくは「正確にお答えください」の対象とする。
ただし、ことわざ・慣用句や外国語を翻訳したフレーズなどについては、多少の表現の揺れがあっても「合致」とみなして正解判定することがある。
説明を求める問題において、想定解の条件を満たしながらより詳細な説明をした場合、事実関係の誤りがない場合に限り正解判定、それ以外は不正解判定もしくは「少し変えてお答えください」の対象とする。
題意を概ね捉えているが、解答の内容に足りない要素がある場合は、原則として「要素を足してください」の対象となる。
ただし、不足している要素が、事前の指示などによって明白に求められていた要素の場合は、不正解判定をすることがある。
選択肢問題について
選択肢問題の解答では、正解の選択肢の内容を具体的に示した表現の場合のみ、正解判定とする。
問題文と比較して多少の表現の揺れがある場合も、他の選択肢と十分に区別する具体的な表現ができていれば、正解判定とする。
例:「1個、2個、3個のうちどれでしょう?」に対する「1」「1つ」など
選択肢の順番のみを指す表現の場合は、不正解判定もしくは再解答の指示の対象とする。
例:「前者」「2番目」「最後」など
解答の進行は、以下の手順で行われる。
各プレイヤーは、手元のスマートフォンを用いて、「ひらがな」「カタカナ」「数字」「アルファベット」のいずれかもしくはその組み合わせを入力し、送信ボタンを押すことで解答を行う。
長音(伸ばし棒)を除く記号(スペースを含む)は入力できない。正式な表記に入力できない記号を含む解答をする場合は、それらを省略して解答すること。
入力された解答に対して、事前に設定された「正解と判定される文字列パターン」と合致しているかによって、自動的に正解・不正解の判定が行われる。
ひらがなとカタカナは判定上は区別されず、どちらを用いていても同様に判定が行われる。
「正解と判定される文字列パターン」は、原則として早押しラウンドと同様の判定基準によって設定される。
別解のある問題については、正解と判定できる複数の表現の仕方が、いずれもパターンに含まれる。
早押しラウンドの判定基準では「再解答の指示」の対象になっているような解答については、原則としては「不正解判定」となるが、内容に応じて「別解として正解判定」となる場合がある。
数字表記やアルファベット表記が一般的に用いられる言葉を問う問題については、それをかな表記したものもパターンに含まれる。
数字やアルファベットとかなを不必要に混在させた表記は、パターンに含まれない。
Round 4: Contestsにおいては、不正解判定がなされた場合、解答者は再度解答を行うことができる。