2017年度参加学生 新崎椋司
参加日程:2017年9月2日~2017年9月10日
芸術コースは、タイ北部Chiang-Maiのアーティスト・イン・レジデンスCompeungと、PhayaoにあるPhayao大学キャンパスで実施しました。
チェンマイでは、現代美術館や博物館、ギャラリーなどの文化施設を見学、また保育園で小さな子供たちとのワークショップを実施しました。ワークショップでは互いの文化を伝え合うとのコンセプトの元、学生たちは日本文化の一端を伝えるものとして、ラジオ体操をタイの園児たちと行いました。3日間滞在したCompeungは、自然に囲まれたアーティストのアーティストによる小さな村とも言うべき場所であり、助け合いとクリエイティビティに満ちた空間を体験することができました。
Phayao大学では、美術学部の学生たちとコラボレーションを実施。両大学生の交流の様子をドキュメンタリーとして撮影しました。現地の人々との言語でのコミュニケーションが難しい分、実際に体験し触れ合うことで、異文化理解が深まると共に、言語を越えたコミュニケーションやアートのあり方について学ぶことができました。
※2017年度の表象文化コース(当時の名称は芸術コース)はタイ・チェンマイおよびパヤオで実施されました。
1日目 移動:日本→チェンマイ 夜:全体ミーティング
2日目 Compeung
午前:ワークショップの準備 午後:ギャラリー、美術館見学
3日目 チェンマイ→パヤオ
午前:ワークショップ(保育園) 午後:チェンマイ→パヤオへの移動
夜:パヤオ大学でのミーティング
4日目 パヤオ大学学生とのコラボレーション:アートプロジェクト 初日
5日目 パヤオ大学学生とのコラボレーション:アートプロジェクト 2日目
6日目 パヤオ大学学生とのコラボレーション:アートプロジェクト 3日目
7日目 パヤオ大学学生とのコラボレーション:アートプロジェクト 最終日
8日目 パヤオ→チェンマイ パヤオを出発し、 チェンマイに移動
9日目 チェンマイ→日本 帰国
表象文化コース(担当教員 稲垣立男)
海外フィールドスクール表象文化コースでは、生活や文化背景の違う人々との共同作業を通じて、多角的な見方、考え方による双方向の文化理解やコミュニケーションについて体験的に学ぶ。滞在を通じて東南アジアの文化や人々の暮らし、現代アート、映像やパフォーミングアーツなどの芸術表現や文化政策への理解を深めることを目的とする。
今年度はフィリピンの首都マニラとネグロス島西部の中心都市バコロドに滞在する。まず、マニラでは主要な博物館や大学美術館、アートギャラリー、オルタナティブスペースを訪問し、フィリピンの文化や現代アートについて体験的に学ぶ。次にバコロドでは、ラ・サール大学映像学科の学生や地元のアーティスト、地域コミュニティとのコラボレーションによる映像作品の制作を試みる。
帰国後に海外フィールドスクール報告展を開催し、滞在中に制作した作品および研究記録(レポート)を発表する。
渡航先 フィリピン・マニラ(ルソン島)及びバコロド(ネグロス島)
受入機関 ラ・サール大学(フィリピン・バコロド)
2020年9月3日(木)~9月11日(金)
東京・マニラ
午前:東京→マニラ/午後:レクチャーと市内散策
マニラ研修
終日:フィリピン・マニラの各文化施設(博物館、大学ギャラリー等)の見学
マニラ研修
終日:フィリピン・マニラの各文化施設(博物館、大学ギャラリー等)の見学
マニラ・バコロド
午前:マニラ→バコロド/午後:市内散策・休憩
バコロド
ラ・サール大学での研修 初日
午前 大学及び文化施設(博物館、ギャラリー等)の見学/午後 映像作品制作関連レクチャー
ラ・サール大学での研修 2日目
午前:映像作品の制作 導入/午後:映像作品の制作 計画と取材
ラ・サール大学での研修 3日目
午前:映像作品の制作 制作/午後:映像作品の制作 制作
ラ・サール大学での研修 4日目
午前:映像作品の制作 制作/午後:映像作品の制作 上映会及び講評
バコロド→東京
5~10名程度
※4名以下の場合には実施されないこともある。
回数 3回(各1時間程度)
時期 6月中旬〜7月末
研修内容
コース概要概要の説明 現地の基本情報、注意事項について 連絡網などの確認
事前学習 講義 フィリピンの芸術について
事前学習 映像制作についての事前ワークショップ
回数 3回
内容 研修中に制作した作品発表および研究記録(レポート)の発表会
レポートの提出(パワーポイントもしくはポスターとその概要)
作品の確認と展覧会打ち合わせ(展示構成など)
展覧会(10月〜1月の3日間程度・外濠校舎メディアラウンジ、もしくは国際文化情報学会にて開催予定)
(1)予定金額
9万円~12万円程度
この金額に含まれるのは現地経費(講義・移動・宿泊代を含む)、国際・国内航空券代、海外旅行保険料・その他諸雑費)。食費(宿泊費に含まれているものは除く)・現地交通費等はこの金額に含まれていない。上記の金額に含まれず、必要となる費用について、現地で徴収する場合がある。
(2)支払期日
2019年6月末(派遣決定者に別途通知)
(3)支払方法
派遣者決定後、航空券代や海外旅行保険料を含めた金額及び振込先を大学より通知。指定された口座に振り込むこと。