能登半島地震被災に関する経済支援等
更新履歴
2024年1月9日:支援情報を掲載
2024年1月25日:2024年3月の卒業・修了予定者のされている場合の申請期限を追記
概要
東洋大学と日本学生支援機構の奨学金をメインに、その他公的機関も含め様々な経済支援が用意されています。あきらめずに学修を継続してください。
不明な点は各キャンパスの🔗学生生活担当窓口へご相談ください。
被災支援の多くは災害救助法適用地域が対象となります。
証明書類として自治体の発行する「り災証明書」が必要となる場合がほとんどです。
大規模災害では「り災証明書」の発行までに1か月以上を要する場合がありますが、後述のとおり申請期限は概ね長めに設定されています。ただし、2024年3月で卒業・修了を予定されている場合は、各支援の申請締切等にご注意ください。
災害救助法適用地域と「り災証明書」については、参考情報も参照してください。
支援一覧
このページでの説明は詳細を省いてわかりやすく簡略化しています。
奨学金の受給者は学生本人となります。申請の必要性についてはご家族で相談の上、原則学生本人が手続きをしてください。
以下、「生計維持者」は原則父母となります。
東洋大学
東洋大学特別被災奨学金
原則返還不要
被害の程度(準半壊~全壊)に応じて、学期学費の1/3~全額を給付。被害程度「一部損壊」は見舞金の対応となります。
生計維持者の住家が被災した学生が対象
申請期限:2024年7月(2024年3月で卒業・修了を予定されている場合は2024年2月)
り災証明書のほかに、源泉徴収票等が必要です。いずれもコピー可。
2024年4月入学生も対象となります。入学後に申請してください。
申請方法等の詳細は🔗東洋大学特別被災奨学金のページをご覧ください。
各種見舞金
原則返還不要
1~3万円程度を支給
学生本人が負傷により、1ヶ月以上の入院を必要とする場合、負傷見舞金の対象となります。
被災による住家の被害程度が特別被災奨学金に該当しない場合(一部損壊)、被災見舞金の対象となります。被害程度の詳細は🔗東洋大学特別被災奨学金のページをご覧ください。
申請期限:2024年7月(2024年3月で卒業・修了を予定されている場合は2024年2月)
申請は🔗学生生活担当窓口へご相談ください。
生計維持者の失職に伴う奨学金
原則返還不要
所属学部等に応じて10~25万円を給付
生計維持者の失職状況、学力基準、家計基準を全て満たす通学課程の学部生が対象
2024年1月1日以降に生計維持者が失職した2024年4月入学生も対象。入学後2024年6月までに申請してください。
申請期限:原則として失職が発生してから6か月以内
学生本人と生計維持者の最新の所得証明書、雇用保険受給資格者証(廃業等届出書)等が必要です。いずれもコピー可。
申請方法等の詳細は🔗生計維持者の失職に伴う奨学金のページをご覧ください。
生計維持者の逝去に伴う奨学金
原則返還不要
年間授業料半額相当額を給付
入学後に生計維持者の逝去に伴い家計急変に見舞われた学部生が対象
申請期限:生計維持者の逝去から3ヵ月以内
日本国内の公的機関が発行する生計維持者の逝去を証明する書類、学生本人と生計維持者の最新の所得証明書等が必要です。いずれもコピー可。
申請方法等の詳細は🔗生計維持者の逝去に伴う奨学金のページをご覧ください。
日本学生支援機構
いずれも本学を通じての申請となります。
給付奨学金(家計急変採用)
原則返還不要
日本学生支援機構による給付奨学金に加え、授業料等減免の支援が受けられます。世帯の所得金額に基づく区分に応じて給付金額や授業料等減免額は異なります。支援内容や学力基準等は🔗本学Webサイト>日本学生支援機構給付奨学金をご覧ください。
生計維持者の逝去、就労困難、失職等により、世帯収入が大きく減少する場合
学部生であること(大学院生は申請できません)
休学中でも申請資格があり、期限内の申請が必要です。復学後、支援が開始されます。
すでに給付奨学金に採用されている学生も、状況によって「家計急変による支援区分変更願」を提出することができます。期限内にご相談ください。
申請期限:2024年3月(2024年4月入学生は2024年6月)
本学における申請方法等は🔗本学Webサイト>家計が急変した世帯の方へをご覧ください。
家計急変採用の詳細については、🔗日本学生支援機構ホームページを確認をしてください。
貸与奨学金(緊急・応急採用)
要返還
借りた金額をそのまま返還する無利子の「第一種奨学金」と、借りた金額に利息を上乗せして返還する有利子の「第二種奨学金」があります。支援内容や学力基準等は🔗本学Webサイト>日本学生支援機構貸与奨学金をご覧ください。
申請期限:2024年12月
本学における申請方法等は🔗本学Webサイト>家計が急変した世帯の方へをご覧ください。
緊急・応急採用の詳細については、🔗日本学生支援機構ホームページを確認をしてください。
災害支援金
原則返還不要
支援金(10万円)を支給
学生本人やその生計維持者が現に住んでいる家が、半壊(半流出・半埋没及び半焼失を含みます)以上の被害を受けたり、床上浸水となったり、自治体からの避難勧告等が1か月以上続いたりした方が対象
申請期限:2024年7月(2024年3月で卒業・修了を予定されている場合は2024年2月)
り災証明書と振込みを希望する⼝座の通帳等のコピーが必要です。
学力基準や申請書類等は🔗日本学生支援機構ホームページを確認をしてください。
申請は🔗学生生活担当窓口へご相談ください。
公的機関による貸付や弔慰金等の支援
実施主体にご自身で確認・申請してください。
以下、🔗政府広報オンライン>被災したときの生計の維持からの抜粋です。
災害援護資金(貸付)/お住まいの市町村
生活福祉資金制度による貸付/お住まいの都道府県・市町村の社会福祉協議会
母子父子寡婦福祉資金貸付金/お住まいの都道府県・市町村の福祉事務所
年金担保貸付、労災年金担保貸付/独立行政法人福祉医療機構
災害障害見舞金/お住まいの市町村
災害弔慰金/お住まいの市町村
参考情報
文部科学省により、経済的に困難な学生・生徒に関係する経済的支援制度がまとめられています。各自の状況に合わせた項目があり、利用可能な支援の一覧が表示されます。
本学入学予定者で、入学金等の就学支度金に不安がある場合は、「入学時・再入学時の支援が必要な学生」の項目を参考にしてください。教育ローンや貸付など手続きには時間がかかりますので、予めご相談をされておくおくことをお勧めします。