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中川 草(なかがわ そう)

博士(理学)

東海大学 医学部 基礎医学系分子生命科学 准教授

東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター 所員

東海大学総合医学研究所 所員

連絡先:

〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143

TEL: 0463-93-1121 内線 2661

FAX: 0463-93-5418

email so (at sign) tokai.ac.jp

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近況 (2024年4月27日更新)

・[講演] 第18回ウイルス学キャンプ in 湯河原で講演予定です(2024年716日-17日)

・[講演] 台湾の国立成功大学で開催される"Genomic Big Bang — Evolution, Biodiversity, and Sustainable Bio-Innovation"シンポジウムで講演予定です(2024年5月7日-9日

・[講演] 第8回 関西ウイルスクラブ "KVC"にて「大規模塩基配列を活用したRNAウイルス研究 - 新型コロナウイルスを含めて」という演題で講演しました(2024年4月26日)

・[論文] Frontiers in Virology誌に大規模塩基配列データからRNAウイルスを効率的かつ網羅的に発見するためのデータセット、NeoRdRpに関するupdateを報告しました(2024年4月)

・[論文] Journal of Virology誌にオミクロン株が下気道で感染効率が低いことに関連する可能性のあるアミノ酸置換を報告しました(2024年4月)

・[学会] 日本薬学会第144年会でシンポジウム「抗ウイルス感染症研究のフロンティア -多角的な抗ウイルス研究が生み出すシナジー-」にて講演しました(2024年3月30日)

Virus Evolution誌のAssociate Editorを務めることになりました(2024年3月)

・[論文] Heliyon誌に摂食障害に関連する可能性のある突然変異に関する共同研究を報告しました(2024年3月)

・[講演] タイのバンコクにて開催されるASEAN-Japan Consortium on Nanopore and Emerging Technologiesにて講演しました[紹介記事](2024年2月26-27日)

・[総説] Frontiers in Virology誌にRdRp summitで議論したRNAウイルス探索に関する現状と今後の展望をまとめた総説を報告しました(2024年2月)

・[論文] Cell Reports誌にHIV-1のモチーフ変化が免疫からの逃避に関連する可能性があることを示した同研究を報告しました(2023年2月)

・[講演] 熊本大学にて「"ポストコロナ"時代におけるワンヘルスのためのメタゲノム研究」という演題で講演しました(2024年2月1日)

・[講演] 国循スコレーにて「RNAウイルスの多様性と進化 〜新型コロナウイルスを含めて〜」という演題で講演しました(2023年12月20日)

・[学会] 第46回日本分子生物学会年大会フォーラム「ゲノム起源を討論する学問所」を開催しました(2023年12月6日)

・[講演] 東北大学 実践データ駆動科学オンラインセミナー 第19回「COVID–19: ゲノム解析から公衆衛生対策まで – 日本のデータに基づく対策はどこまでできたのか」で講演しました(2023年11月30日)

・[論文] Genes & Genetic Systems誌に日本の新型コロナウイルスの流行動態をゲノム配列に基づいて詳細に解析した結果を報告しました(2023年10月)

・[論文] Journal of Virology誌にオミクロンBA.2系統の性状に寄与するアミノ酸変異に関して報告しました(2023年10月)

・[学会] 第27回日本神経感染症学会総会・学術大会の基礎医学講演で発表しました(2023年10月14日)

・[学会] 2023年日本遺伝学会奨励賞を受賞しました、指導してくださった先生方、共同研究者や関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。

・[学会] 日本遺伝学会第95回熊本大会にて「AI・機械学習を活用した遺伝学と医学研究」のワークショップを開催し、また「ゲノムビッグバン - ゲノムの起源と爆発的進化メカニズムの解明」にて講演を行ました(2023年9月)

・[総説] 実験医学8月号に総説「EVE研究に役立つデータベース」を寄稿しました(2023年8月)

・[学会] 台湾の国立清華大学で6/29-30に開催されるInternational Symposium on Evolutionary Genomics and Bioinformatics 2023(ISEGB 2023)にKeynote Speakerとして参加します(2023年6月)

・[学会論文] RNAウイルスを大規模塩基配列から同定する研究に関する国際ワークショップ RdRp summitを開催し、Frontiers in Virology誌でSpecial Issue Proceedings of the First RdRp SummitのTopic Editorを務めることになりました。関連する論文の投稿を募集します!(2023年5月)

・[総説] FEBS Open Bio誌にRNAウイルスを大規模塩基配列から同定する研究に関する総説を寄稿しました(2023年5月)

・[論文] Molecular Biology and Evolution誌に単孔類のゲノムに存在する多様なレトロウイルス膜蛋白質由来の配列のダイナミックな進化に関して報告しました、こちらに概要を報告しています(2023年4月)

・[総説] FEBS Journal誌にGTPセンシング機能をもつ脂質キナーゼPI5P4Kβの機能と進化に関する総説を寄稿しました(2023年3月)

・[論文] iScience誌に新型コロナウイルスのnsp14のP203Lアミノ酸置換によって変異率が増加する可能性をハムスター感染モデルで示した共同研究成果を報告しました(2023年2月)

・[総説] Methods in Molecular BiologyにナノポアシークエンサーMinIONを活用した迅速16S rRNA解析に関する解析プロトコールを寄稿しました(2023年2月)

・[論文] Journal of Virology誌にオオコウモリ特異的な抗レトロウイルス因子の存在を示唆する共同研究成果を報告しました(2023年2月)

・[論文] FEBS Open Bio誌に内在性レトロウイルスの膜タンパク質に由来するsyncytin-2の膜融合性が新世界ザルのいくつかの生物種で低下している可能性を示した共同研究成果を報告しました(2023年1月)

・[論文] iScience誌に新型コロナウイルスオミクロン株BA.1の性質を特徴づけるスパイクタンパク質のアミノ酸変異S375Fに関するG2P-Japanの共同研究成果を報告しました(2022年12月)

日本微生物生態学会第35回大会において自由集会「皆で作る環境ウイルス学の新たな展望」にて講演を行います(2022年11月)

・[論文] Virus Evolution誌に単孔類のゲノムに内在化するレトロウイルス逆転写酵素に由来する蛋白質をコードする可能性のある遺伝子に関する共同研究成果を報告しました(2022年9月)

日本遺伝学会第94回大会においてワークショップ「遺伝学・生命科学への AI・機械学習の応用」を開催し、公開市民講座「次々と現れる新型コロナウイルス変異株の進化遺伝学」にて講演を行いました(2022年9月)

・「新型コロナウイルスゲノム系統樹3次元可視化」の共同研究について、一般社団法人 可視化情報学会の第33期技術賞を受賞し、グッドデザイン賞を受賞しました。

・[論文] Microbes and Environments誌にRNAウイルスの網羅的同定に活用できるRNA依存性RNA合成酵素(RdRp)のデータセットの作成に関する共同研究成果を報告しました(2022年8月)

・[総説] Cells誌に胎盤の多様性と胎盤で発現する内在性レトロウイルス由来の遺伝子に関する総説を報告しました(2022年8月)

・一般社団法人 日本進化学会の2022-2023年度のWeb担当を務めることになりました(2022年8月)

・[総説] Patterns誌に新型コロナウイルスのゲノム配列データの効果的な圧縮手法に関する共同研究成果を報告しました(2022年7月)

・[論文] PNAS誌にネコや霊長類のゲノムに内在性レトロウイルスのエンベロープ遺伝子に由来する分泌性タンパク質がウイルスの受容体を介して感染を防ぐ現象を明らかにした共同研究成果を報告しました(2022年6月)

・[論文] Structure誌にGTPを利用するPI5P4KßがATPを利用する通常のキナーゼに変化した分子メカニズムとその進化について明らかにした共同研究成果を報告しました(2022年5月)

・日本テレビ x Hulu共同製作ドラマ「パンドラの果実」に協力しました(2022年4月)

・准教授に昇格しました、所属・連絡先等に変更はございません。(2022年4月)

・[論文] BMC Medical Genomics誌にナノポアシークエンサーを活用した膣内細菌叢解析に関する共同研究成果を報告しました。(2022年3月)

・羊土社 実験医学 2022年4月号に「新型コロナウイルスのゲノム解析」を寄稿しました。(2022年3月)

・[論文] iScience誌にUhrf1のエピジェネティック制御が筋衛星細胞の増殖と分化に重要であることを明らかにした共同研究成果を報告しました(2022年2月)

・NHKプラスクロスSHIBUYA「8Kがいざなう実世界展」に協力しました(2022年1月)

・[論文] Cell Reports誌に新型コロナウイルス「ラムダ株」の感染動向とウイルス学的・免疫学的性状の解明に関する共同研究成果を報告しました(2021年12月)

・羊土社 実験医学別冊 「メタゲノムデータ解析」に「GenomeSync + GSTK法」を寄稿しました。(2021年11月)

・[論文] Nature誌に新型コロナウイルスのデルタ株に特徴的なSタンパク質のP681Rアミノ酸変異はウイルスの病原性を増大させることを明らかにした共同研究成果を報告しました(2021年11月)

・[論文] Frontiers in Virology誌にイヌの口腔内悪性メラノーマで発現しているタンパク質をコードする可能性のある内在性レトロウイルスを発見した共同研究成果を報告しました(2021年11月)

・[論文] Retrovirology誌に現存しない古代レトロウイルスの制御エレメントを内在性レトロウイルスから探索した共同研究成果を報告しました(2021年11月)

・[論文] New England Journal of Medicine誌に新型コロナウイルスのミュー株(B.1.621系統)がワクチン接種者が保有する中和抗体に対してきわめて高い抵抗性を示すことを明らかにした共同研究成果を報告しました(2021年11月)

・Websiteを移行しました(2021年10月)

羊土社 実験医学別冊「ロングリードWET & DRY 解析ガイド」にナノポアシークエンサーMinIONを活用したウイルス解析について寄稿しました(2021年9月)

PLOS ONE誌にベトナムで採取されたカルバペネム耐性腸内細菌科細菌のプラスミドを解析した共同研究成果を報告しました(2021年7月)

・国立遺伝学研究所の特命准教授を兼任します(2021年7月)

Cell Host & Microbe誌に細胞性免疫から逃避する新型コロナウイルスのSタンパク質のアミノ酸置換に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年6月)

Cell Reports誌に新型コロナウイルスを含むサルベコウイルス亜属のORF6のインターフェロン抑制能に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年3月)

NHKプラスクロスSHIBUYAで開催されている「共鳴するメディア8K」展に協力いたしました、3/14-3/31開催予定です(2021年3月)

Human Molecular Genetics誌に転写因子DUX4の過剰発現による反復配列の発現をナノポアシークエンサーを使って解析した共同研究論文が受理され、公開されました(2021年3月)

Infectious Diseases誌に胸水・肺水腫の次世代シークエンスによる診断に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年3月)

Journal of Immunology誌にクロマチン制御因子TRIM28と内在性レトロウイルスの発現抑制に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年2月)

・NHK BSプレミアム ヒューマニエンス“ウイルス” それは悪魔か天使か」に取材・撮影協力しました。2/11(木)20:00~21:00に放送予定です(2021年2月)

Scientific Reports誌に薬剤耐性菌の迅速シークエンス同定に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年2月)

・JST 戦略的創造研究推進事業(CREST)コロナ基盤「GTP代謝制御によるウイルス複製阻害技術の開発」に主たる共同研究者として採択されました(2021年2月)

松前重義学術奨励賞を受賞しました(2021年1月)

BMC Microbiology誌に細菌感染症の迅速診断に関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年1月)

PNAS誌に既知のウイルスとは類似していないウイルス由来と考えられる配列について探索した共同研究論文が受理され、公開されました(2021年1月)

・実験医学増刊「パンデミック時代の感染症研究」に「新型コロナウイルスのゲノム配列」について寄稿しました(2021年1月)

・Tokyo FM「新型コロナウイルス関連情報」にて新型コロナウイルスの変異についてコメントした内容が放送されます(2021年1月18-20日)

Journal of General Virology誌にボリビアで採取した蚊のサンプルから新規発見したRNAウイルスに関する共同研究論文が受理され、公開されました(2021年1月)

・2020年度第4回「ヒトゲノム研究倫理を考える会」ウェビナー「パンデミック・ゲノム研究の倫理を考える」にて講演しました(2020年12月24日)

・ウイルス学若手ネットワークが主催する「ウイルス学若手研究集会2020」にて講演しました(2020年12月18日)

Irago Conference 2020で講演しました(2020年12月11日)

遺伝学普及会が主催する「寺deサイエンス」にて講演しました(2020年12月10日)

生物の科学 遺伝 2021年1月号に「新型コロナウイルスの遺伝子と変異」について寄稿しました(2020年12月10日)

Gene誌に急性骨髄性白血病(AML)の患者で高発現しているヒト内在性レトロウイルスを同定した研究が受理されました(2020年12月9日)

・NHK WORLD-JAPANのScience View "Decoding the Coronavirus Genome" に出演しました (2020年12月9日)

NHKサイエンススタジアム2020の展示に協力しました(2020年12月5、6日)

・第43回日本分子生物学会年会にてワークショップ「「ウイルス」の再考・再定義」を開催し、講演しました(2020年12月3日)

・NHK BS4K 「ビッグデータで読み解く 新型コロナウイルス感染爆発」の番組制作に協力いたしました、9/26(土)の19:45 - 20:15に放送されました、9/29(火)午後2:30から、10/10(土)午後5:15 からそれぞれ再放送予定です(2020年9月26日)

Mobile DNA誌に哺乳類のゲノムに内在化したレトロウイルス由来のタンパク質をコードする可能性のある配列に関する比較ゲノム研究が受理されました(2020年9月9日)

日本進化学会第22回オンライン大会にて、シンポジウム「ウイルスの多様性と進化研究の最前線」を開催し、講演します。視聴には日本進化学会の学会員であれば無料で参加可能です(2020年9月6日)

Cell Report誌に新型コロナウイルスのORF3b遺伝子が宿主のインターフェロン応答を阻害ことを明らかにした共同研究が受理されました(2020年9月1日)

・NHK BS1スペシャル シリーズ人体「驚異の免疫ネットワーク ~新型コロナウイルスとの戦い~」が8/2(日)22:00~22:49から放送されました、先日放送されたNHKスペシャル「人体vsウイルス」の再編集番組です(2020年7月30日)

PLOS Pathogens誌に抗ウイルス因子APOBECとレンチウイルスの共進化に関する共同研究について受理されました(2020年7月15日)

Scientific Reports誌に赤血球分化に関与する小分子RNAに関する共同研究が受理されました(2020年7月9日)

日本ウイルス学会学会誌ウイルスに「大量シークエンス解析によって明らかになるウイルスの素顔 〜新型コロナウイルスを含めて〜」を寄稿しました(2020年7月6日)

International Journal of Hematology誌にゲノムに挿入されたHTLV配列のシークエンス解析に関する共同研究について受理されました(2020年7月1日)

        論文・著作

応用物理学会特別WEBコラム 新型コロナウイルス禍に学ぶ応用物理に「ゲノム解析」を寄稿しました(2020年7月1日)

・NHKスペシャル「人体vsウイルス」に取材協力しました、7/4(土)19:30から放送予定です(2020年6月25日)

医学のあゆみ誌に「内在性ウイルス配列のデータベースを活用したバイオインフォマティクス解析」を寄稿しました(2020年6月16日)

GigaScience誌に塩基配列データ圧縮ソフトウェアに関する共同研究について受理されました(2020年6月16日)

Inflammation and Regenerationに新型コロナウイルスに関連する総説を寄稿しました(2020年6月8日)

・NHKスペシャル「新型コロナウイルス ビッグデータで闘う」、NHKサイエンスZERO「新型コロナ論文解析SP」に取材協力しました(2020年6月1日)

EBioMedicine誌に円形脱毛症に関する塩基変異解析についての共同研究について受理されました(2020年5月11日)

・実験医学5月号に新型コロナウイルスに関連する日本語総説を寄稿しました、4月20日発行予定です。先行オンライン公開されました(2020年4月6日)

・科学研究費 基盤研究(C)「哺乳類ゲノムに内在化したレトロウイルス由来の遺伝子の進化メカニズムの解明」が採択されました(2020年4月1日)


(以前のニュースはこちらで)