・シティバンクに口座開設(4/30にインターネットにて手続き、5/6に完了)
・電話用暗証番号と口座の暗証番号が別々に有り、非常に面倒(私の記憶力が悪いのだが)、しかもサポートは。。。
・ひまわり証券FXに口座開設(5/23にインターネットにて手続き、5/31に完了)
住居決め
・先輩からだいたい住むと良い地域を教えてもらったので、Google Mapやらでなんとなくイメージをつかんでいた
・現地の不動産のサイトやBICなどの掲示板をこまめに見て、値段の相場や良い情報がないかとチェックした
・偶然に、まさに希望のところあたりに日本人夫婦が部屋を空けるとこのこと、家財道具一切などと一緒に譲り受けることとなった。
・やりとりが非常に迅速で、またいろいろと気を使ってくださって助かった。
・ハーバード大学の研究者はCambridge、Somerville、Brookline、Arlingtonを住居に選ぶことが多いのでは。
・Cambridge: HMS、HBSを除くほぼ全ての学部がCambridgeにあるので、とにかくアクセスが良い。しかし、家賃は非常に高めで、ご飯を食べるところも少々高めになってしまう
・Somerville: Cambridgeに隣接する地域、少し家賃が安めで、スーパーや飲食店も多い。しかし、場所によっては治安の問題もある(と言われるが、ほとんどCambridgeと同等だと思う)。オバマも昔Somervilleに住んでいたらしい。
・Brookline: 日本人も多く住む地域、HMSならば最適、Cambridgeに通勤するにはバスが便利だろう
・Arlington: 家賃も安く、比較的新しい建物が多く、かつ治安も多少良いと最近評判の地域。しかし、地下鉄が通っていないため、車が無ければバスが必須
航空券の予約
・「片道」航空券は普通の航空券(往復)より高い(場合もある)!
・往復を買って片道分を使わない、ということは正確に言うと契約違反に当たるらしいので、無難に片道を買った
・いろいろと調べた結果、信頼と価格の両面で考えて「楽天トラベル」にした
・電話で問い合わせるとネットで表示されない便も予約が出来た(6/12)
・日本への一時帰国はnetで航空会社のものを見ても良いが、アムネットが対応もよく、料金も格安のものも手配できることもある
留学先(ボストン)の情報
・日本人会:ボストン日本人会、ボストン日本人研究者交流会
・留学情報:研究留学ネット、DrKazu.com留学
・その他:BIC、在ボストン日本国総領事館、ボストンWiki*、craigslist
(注)ネットに載っていない情報の方が多いです、実際になるべく現地に行った人に話を直接聞いた方が良いでしょう。また、日本人会も大きいものから小さいものまであります、インターネット上にないクローズドなものもあるので、人のネットワークで自分の役に立つのを見つけるのも重要です。
役に立ったこと、もの
・Scan Snap:必要書類や提出書類は全部スキャンした
・留学経験のあるかたのアドバイス:一番役にたった、とくに同じ研究室に滞在されていた小倉先輩には大変お世話になった。
・こちらで後に知ったのですが、特に家族を連れてボストンに留学を考えているのならば、コーディネーターがいるので、料金はもちろん発生しますが色々とスムーズに運ぶと思います。
ひまわり証券 -> シティバンクでドルを換金を目論む
あくまでも私個人の記録であり、記載内容は多少古くなっている可能性があります。重要事項等はご自身でご確認ください。また、BioMedサーカス.comにこちらでの研究生活が取り上げられました、こちらもあわせてご覧ください
(最終更新 2013年、1/21)
■なぜ海外留学をしたいと思ったのか
ただ自分のやりたい研究を進めるだけであるならば、留学はむしろマイナス要素のほうが多いと思います。簡単に思いつくだけで、visaや銀行口座開設のための書類仕事、こちらの生活を一時中断すること、向こうでの生活のセットアップ等にも時間をとられますし、また、それらの経済的な負担も大きいです。
しかし、それらの犠牲を払ってでも、得られるものがある、と思い、留学を決意しました。具体的には1)生命科学研究の中心地であるアメリカで、しかもトップクラスの研究機関で研究したい、2)所属先のボスの研究室で研究がしたいし、やりたい仕事が具体的にあった、3)海外での生活を体験してみたい、ということが主です。
■実際に留学先を決めるまで
(私のメンターの方の受け売りですが)自分の研究人生の大きな経験となるので、単に論文等読んで面白い、良い雑誌にたくさん出しているなどといって決めるのではなく、もっと大きな視点で考えなくてはならない、と思います。しかし、こればっかりは自分で研究費(人件費を含む)を持っているかなどで大きく異なるし、また個人差が大きいような気がします。諸先輩にできるだけ話を聞いてみるのもよいと思います。
■留学先を決めたならば
スケジュール調整
・先方、現在の所属研究室、共同研究者、親族に連絡、加えて、自分の研究状況、学会スケジュールなどを確認して、もっとも良い日程を考える
・これらの予定を全て会わせるのは基本的にほぼ不可能なので、色々なところにご迷惑をかけることになる。
・私は日本での大きな国際学会が終わって、アメリカでの新学期の開始時期に合わせようと考え、9月1日開始と申請した。
・実際の入国は、その一ヶ月前から許されているので、セットアップなどは一足先に現地入りして行った。
・JSPSのいわゆる国内学振では一年半の海外での研究活動が許されているが、これは厳密に出国時と帰国時なので注意が必要。
・後日談だが、このセットアップの日程は良いことと悪いことがあった
・良かった点:新入生が多い時期で様々な入学説明会(街案内から健康保険についてなど)が開催されていたこと、大学に活気があった
・悪かった点:新入生関係で事務が忙しく、IDの発行がとても遅くなったこと
visaの取得
・留学先の教授に私と妻のDS-2019を頼んだ(4/30)
・International Office (Harvard International Office, HIO)から必要事項の連絡があった(5/2)ので、Web上で記入して返信(5/5)
・主な入力項目は現住所や本籍など、その他、重要なのは留学資金について
・写真を撮った(5/14)
・アメリカ大使館での申請用(5cm x 5cm、背景白)
・国際運転免許申請用(5cm x 4cm)
・パスポートの更新用(3.5cm x 4.5cm)
・HIOからDS-2019が郵送された(5/18)、スタンプの日付をみると5/10に発送したようだ
・一緒に入っていた書類は下の通り
・2年ルールの確認の書類
・HIOが主催する留学研究者・学生向けのオリエンテーションや買い物ツアーなど
・期限の30日前から入国できるので、必ずHIOに初めにくること、との書類(パスポート、Form I-94とForm DS-2019を持参することとの旨)、オフィスは9時から15時まで
・J-1 Scholar獲得のための手順を記した書類、SEVIS fee($180)を払うとこ、2年ルールを認識することなど
・健康保険に関すること
・J-1 visa取得のため、米国大使館のwebページで必要な書類をチェック
・DS-160オンライン申請書の作成(5/23に手を付ける)
・コンタクトパーソンはHIOの事務の方にお願いした
・中学校からの学歴入力を含め、非常に面倒。
・写真のアップロードはもっと面倒、サーバーの調子がいいときと悪いときがあるらしく、悪いときは何度やってもダメ。。。別にmacだからwindowsだからという問題ではない。
・入力が終わったら面接の予約も行った(6/4に入力終了、面接予約は6/17、朝9:30〜)
・面接前に12,600円を払い込む必要があるらしい(郵便局にてPay-easyというシステムを使用)、こちらは夫婦二人分それぞれ必要だった
・SEVISにお金を振り込む
・アドレスはこちら:http://www.ice.gov/sevis/
・J-1は$180(J-2はいらない)
・なんとか、全部の書類やお金の振込が終わった(6/6)
・アメリカ大使館(東京)での面接(6/17)
・地下鉄溜池山王駅から歩いてすぐ
・予約は9:30(最も早い時刻)で、その45分前に到着したが、既に行列ができていた。とにかく早めに並んでおいた方が良い
・並んでいる最中に職員さんがきて書類一式を渡した。奥さんと私で別々に書類ケースにまとめて用意していたが、一緒にまとめられて、二人で受付番号が一つ渡された
・荷物検査などを経て(電子機器類は全て預けることになる)、建物に入る
・指紋検査->面接の順番、待ち時間は非常に長いが、それぞれはものの数分もかからない
・質問内容は人によって異なるだろうが、基本的に「向こうにいって何をやるか」しか聞かれなかった、しかも具体的でなくても全くOK
・VISAが貼ってあるパスポートが二人分届いた(6/22)
日本学術振興会とのやり取り
・採用証明書等交付願:英語表記のものをお願いした、米国大使館での面接時に提出するため
・海外渡航届:現所属の長の印鑑を押してもらって学振に提出(研究遂行というところにチェックすること)、別紙の海外渡航計画書は特別研究員PDは届け出る必要がないようだ
お金関連