【お子様のために当塾ができること】
当塾がお子様のためにできることは、これら5つです。
1,学力アップ
2,実力アップ
3,成績アップ
4,合格
5,個別指導
詳しくご説明いたします。
1,学力アップ
先に、学力と実力と成績の違いですが、
学力とは、「新しいことを学ぶ力」です。暗記力や集中力がこれにあたります。
実力とは、「これまでに身につけた学習内容」です。
漢字を100個覚えたとか、方程式の計算法を身につけた、などです。
成績とは、「テストの点数や通知表」です。これはわかりやすいですね。
まずは学力から説明します。
例えばここに、まったくロシア語を知らない小学5年生の男子が2人いるとします。
A君は、成績普通の子です。
B君は、成績トップクラスの子です。
この2人が毎日、同じ時間、ロシア語を勉強したらどっちが伸びますか?
大半の人が、B君と答えるでしょう。なぜ?と聞いたら、
「だってB君の方が頭がいいから」と答えるでしょう。
その通りです。頭がいい、つまり学ぶ力が強いのです。
この差はとてつもなく大きいです。普通の子が学校で、10習って5覚える中で、
学力がある子は10習って8覚えます。もっと学力があると10覚えます。
そして時間がたつにつれて、2人の差はどんどん開いていく・・・ということになります。
当塾では、早い段階からこのことに気づき、学力を上げるための学習方法について研究しました。
・勉強スピード(早いと、より短時間で終わる)
・勉強スタミナ(あると、より長時間の学習ができる)
・暗記力
・計算力
・読解力
これらの学力を伸ばすことにより、勉強の効率は格段に上がりました。
学校の授業内容を塾で指導しなくても、学力アップのためのメニューを続けただけで、
学校のテストの点数が上がったこともありました。
しかも、こういった学力というのは、塾を卒業しても消えにくく、
社会人になってからも役立ちます。これこそが、「本当の教育」と言えるでしょう。
特に、今(2019年)、中学の頃にうちに通っていた生徒で、
高校で学年2位を取ったとか学年11位をとった、などの嬉しい報告をしてくれることもあります。
いずれも、中学の頃は真ん中あたりの成績だった子が、です。
しかも、高校で塾や予備校に通っているのではなく、あくまでも独学だけでの結果だそうです。
全ての生徒さんがこうなるわけではありませんが、学力を磨くことに時間をかけた子ほど、
このような成功に結びつきやすいです。
ただし、欠点も1つあって、学力アップは個人差もありますが、時間がかかることです。
そのため、受験前など、急いで成績を上げないといけない場合は、
学力アップよりも実力アップを狙わないといけなくなります。
2,実力アップ
学力が十分にある子は、実力もアップしやすいですが、
当塾では、実力アップのための工夫ももちろん行っています。
数学は、左側に問題、右側に答えと解説を書いたオリジナルプリントを用意しています。
解説を読んでも分からない場合は私が口で説明するのですが、
学力が高い子はその必要もほとんどありません。
そしてこのプリントを、2周ほど行います。1周ではなかなか全部覚えられないでしょう。
その後は、学校のワークの問題で実践練習です。
ここまでしっかりやると、学校のテストでも点数がだいぶとれるようになってきます。
英語はなんだかんだ言っても単語力が必要です。
少なくとも、読みと意味だけでも覚えるだけでだいぶ違います。
また、英文法が苦手な人は多いですが、その中心となる部分は
「中1の1~2学期」にあります。ここが不完全だと、後は全て不完全になります。
当塾ではこの部分の学習には特に力を入れて指導しています。
国語では、読解力がカギになりますが、読解力の部品は
「漢字力」と「語彙力(ごいりょく)」でできています。
これらは本当に積み重ねが大事な分野ですので、
ひたすらコツコツ長年続けてきた子が最後に笑うことができます。
今ひとつ、勉強してるのに成績が上がらないという人は、
学力か実力が足りていない場合がほとんどです。
当塾の指導法についてさらに詳しくお知りになりたい方は、
のちほど、メニューより「9,さらなるポイント」をご覧ください。
3,成績アップ
学力が上がれば実力も上がりやすくなり、
実力が上がれば成績も上がりやすくなりますが、
さらなる工夫でもう一歩、成績を上げることができます。
そのためのキーワードは中国の兵法書「孫子」にあります。
「敵を知り 己を知れば 百戦危うからず」。
テストで言えば、まずはどのような問題が出題されるかを確かめます。(敵を知る)
ワークから多く出ていればワークを練習し、
ノートから多く出ていればノートを何度も読み、書き写します。
また、前回の失点ポイントを調べて、そこを重点的に練習します。(己を知る)
ただし、これらは基本的に生徒さんが行うのは難しいものですので、
こちらは塾の役割ということになります。
その他、テスト勉強の方法などについても指導しています。
詳しくは「6,テスト対策について」をご覧ください。
4,合格
学力と実力と成績が良ければ合格率ももちろん高くなりますが、
さらに「効率のいい入試対策をする必要があります。
入試では、出やすい問題と出にくい問題があります。
出にくい問題を練習していても合格には近づけません。
特に都立入試には、かなり偏った特徴があります。
当塾では都立入試の問題について徹底的に研究し、
何を練習すれば点が取れるかを把握しています。
これもまた、「敵を知り 己を知れば 百戦危うからず」ですね。
また、入試が近くなると、志望校や、何%の確率で合格したいかを聞きます。
それを元に、何時間くらい勉強すればその確率で志望校に合格できるかを伝えます。
例えば、B高校に絶対合格したいなら1日3時間、70%でいいなら1日1時間30分
勉強すればいい、と伝え、受験勉強に必要な教材を全てこちらで用意して渡します。
その大半が暗記ですので、誰でも家で取り組むことができます。
同時に、12月からは受験生のためにあいている時間
(平日の夕方と夜、および土日の朝・昼・夕・夜)に入試対策を行います。
こちらも、100%合格したい人は多めに来ますし、そうでない人は少なめに来ます。
数学の応用などのように、説明が必要な学習はこの入試対策で指導します。
受験は、家庭学習と入試前の対策の2つをきちんと行えば怖くありません。
落ちるのは、サボってしまう人と、勉強の仕方を間違えてしまった人なのです。
5,個別指導
ここでいう個別指導とは、単に1対1で指導するという意味ではなく、
一人一人の状況を考えて指導をしていく、という意味です。
生徒ごとに、日頃の生活や学力、点数の詳しい状況は違います。
ゆえに、それらをしっかりと考慮した上で学習を進めていく必要があります。
例えば、部活に入っていて毎日が忙しいという子には、
1,2年生のうちは通う回数は少なめで結構です。宿題も少なめにします。
部活に入っている人は、意外なことに、3年で引退してからしっかり学べます。
部活で、体力や集中力や忍耐力が身に付いているからです。(これも広い意味では「学力」です)
逆に、早く力を付けて安心したいというお子さんには、最初からハードに進めていきます。
また、教え方についても、気が短い子には長ったらしい説明はせず
次から次へとテンポよく解かせて体で覚えることを中心にしたり、
じっくり説明を聞いてコツコツやりたい子には焦らずに少しずつ学ばせ、
同じプリントを何枚も学習するなど、堅実に進めていきます。
個別指導であると、そのような対処が可能になります。
テストの点数についても、A君とB君が同じ70点だったとしても、
A君は細かなミスが多く、B君は応用以外は完璧だったりと、
間違え方にも違いがあります。それらも分析して次回への反省材料とします。
これらのように、一人一人をよく見て学習戦略を決め、実行しています。
そのため、もしも「心山塾のカリキュラム(指導計画)を見せてください!」と言われたら、
「誰のですか?」とお答えすることになるでしょう。
【一番大切なことは何か?】
もし、当塾に通って頂ける場合は、これら5つの中でどれを優先するのかをお伝えください。
ここにズレがあると、塾通いでマイナスに働いてしまうことがあります。
例えば、親御さんは急いで成績を上げて欲しいのに、生徒本人や当塾では
ゆっくり実力をつけていこうとしている場合、当然テストの点数はなかなか上がらないので
親御さんが生徒さんを叱ることになってしまい、やる気をそいでしまいます。
逆の場合でも生徒さんにストレスがたまってしまいますので、
希望や方針は生徒さん、親御さん、塾の3つで一致していることが大事です。
結局の所、当塾では
・急いで成績を上げる指導
・じっくり成績を上げる指導
・学ぶ力を中心に育成する指導
・とにかく受験合格を第一優先にする指導
・習い事が忙しいのでできるだけ少ない勉強時間での指導
・都立に推薦で合格したいので、作文の指導
などなど、どれもできますので、ご希望に合わせて指導を行っていきます。
どうしたらいいのかよくわからない、という場合は「バランス良く」進めていくことも可能です。
基本的には、小学生のうちは学力を中心に。中1、2ではじっくり実力を。
中3では内申点がかかるので成績を。受験期にはもちろん受験指導を。というように、
時期に合わせて進めていけると理想的ですね。