関ヶ谷クラブの創立は昭和53年12月、自治会の発足とほぼ同時期です。創立当時は宅地造成中で、戸数、会員ともに少なかったので、山の手の方にも入会を依頼し、それでも50人足らずであったと伺っております。
その後の活動の成果と、高齢化の進展などから、会員も増え続け、平成23年1月には138名を数えるに至りました。この人数は金沢区老人クラブ連合会83クラブ中第2位です。これは、これまで活動を支えられて来た諸先輩のご苦労とご努力の賜物で、改めて敬服いたします。
私達の第一の目標は、関ヶ谷地区の高齢者の方々の生活満足度を高めるということにあります。そのために多岐にわたる活動を展開しております。月一回の例会では、会員をはじめ地域の方々によるアトラクション、勉強会などに加え、当番会員肝いりの料理を楽しみます。自前のサークル活動としては、句会、ゲートボール、カラオケ、詩吟、麺打ち、古典国文学勉強、曲芸・踊りなど多様にわたっています。また、サークルへの一般自治会員の参加はいつでも開放されており、沢山の非会員の方もいらっしゃいます。
このように、今後とも交流活動を盛んにし、健康で豊な第二の人生を皆様と分かち合える努力を続けて参る所存でおります。
ここで一つ特筆したいことは、会員の平均余命は、全国平均よりずっと長いことがデータから明らかになっていることです。
こんなことを書くと、あたかも関ヶ谷クラブ会員になれば長生きできるように思われますが、実はその逆で、心身ともに活力に満ちていると関ヶ谷クラブに入って楽しんでみようか、と思うのだろうと察せられます。そして、入会してみれば、確かにいろいろ面白いことが待っています。これが結局心身の健康につながります。これこそが会員になることの一大メリットです。やっぱり関ヶ谷クラブ会員になれば長生きのモトが一つ得られるのです。