訃報
西釜利谷ことぶき大学初代講師
桑名 精(ただし)先生
におかれましては、平成30年6月21日、享年92歳にて急逝されました。ここに謹んでご報告申し上げるとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
思えば先生は、平成17年から、関ヶ谷クラブ主催の勉強会「平家物語を読む」、「万葉集」とほぼ10年間もご講義をいただきました。更に、このページの下の方に記したように、主催者を金沢区シニアクラブ連合会釜利谷第二支部に移した、現在の「西釜利谷ことぶき大学」の第1期講師としてまるまる2年間ご講義を頂きました。
このように、先生は、関ヶ谷クラブの社会奉仕の一環としての活動になくてはならない方でした。まことに名残り惜しいことでありました。
菩提寺は、先生が厚く信仰されていらっしゃった、金沢区のもっとも永い歴史を誇る寺「龍華寺」(真言宗御室派)、 ご戒名は
智精院弘學賢壽居士
と如何にも生前の先生を彷彿させるにふさわしい立派なお名前です。
先生、どうぞ安らかにおやすみ下さい。
合掌
(代表世話人 青柳 勝)
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西釜利谷ことぶき大学第第二期講座開講
「源氏物語を読む」
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西釜利谷ことぶき大学開講
従来から、ことぶき大学のいうのは、年に一度だけ、全区民を対象として、公会堂で行われております。しかし、年に一度ではどうも印象に残りません。金沢区シニアクラブ連合会釜利谷第二支部(夏山仲よし会、東夏山交友会、坂本南寿会、関ヶ谷クラブ、沢木谷クラブ、ニューライフクラブ、白山道シニアクラブ、あけぼの会)の各会長が話し合い、支部の活性化のためにも勉強会をやろうではないか、ということになりました。そこで、支部メンバーではない山の手ふれあいの会にも声がけし、ここに発足する運びとなりました。
西釜利谷ことぶき大学は、平成26年1月21日、来賓に地元関ヶ谷の田崎会長をお迎えしてご挨拶をいただくとともに、後援をいただく、西金沢ケアプラザ所長、、釜利谷地区社会福祉協議会会長お祝いメッセージなどを頂戴して開講式を行い、めでたく開講いたしました。当日の受講生名簿によれば、登録受講生はちょうど60名。受講生の住所は、上記各クラブ所在地のほか、横須賀、鎌倉などの方も散見され、大変にぎやかとなりました。
開講式に続いて、ただちに桑名先生の徒然草の講義が始まります。お年とは思えない若々しい張りのある声で、マイクなど嫌いだとおっしゃる。そして、その博学多才ぶりに、こんな立派な講義が地元で聴講できることの幸せをつくづく感じさせるものでした。
先生のお話によれば、なぜ徒然草をとりあげたか、の理由は、作者の吉田兼好が、関東下向の折、この金沢(かねさわ)の地をこよなく愛し、第二の故郷だとまで言っているほど、金沢と関係が深いからだそうです。
なお、今後もキャンセル待ちの方々の引き続く参加をお待ちしています。幸い徒然草は、随筆であり、どこから勉強を初めても、ストーリーの繋がりの心配はありません。
今後、この大学ができるだけ長続きすることを願い、先生には、お元気を保っていただくと同時に、スタッフ一同も頑張って参りますので、よろしくご支援を賜りますようお願い申し上げます。 (代表世話人 青柳 勝)
以下の2枚の写真は講義風景です。