日時 2012/01/20 15:30-16:25
通信手段 Skype
参加者 木幡洋子,森田英嗣,木幡智子
1.韓国調査のまとめについて
1)データ、内容の確認
天野由貴作成の基本情報(表)を各学校図書館に確認依頼する
次の2点については再度内容確認
-DLSとは何か
-読書教育援総合支援システム
-インターネットと学校図書館との関係
他に確認したいことがあれば、1月22日(日)までに木幡洋子まで連絡する
2)データの共有について
研究会の共有データとして調査で収集したデータを利用することに合意が得られた
3)まとめと投稿予定などについて
次の雑誌について投稿を検討
-雑誌「学校図書館」への投稿
-図書館雑誌
-季刊教育法
統計データとからめながら生の様子を報告していく
1)DLS・読書教育総合支援システム
2)公立学校図書館
3)韓国学校図書館のIT化の状況
今後は行政官、研究者から話を聞く必要がある。
4)今後の方向性
東アジア研究は、儒教的な価値観が東アジアに共通のものとしてあるということを前提として
始めたが、以下のアマルテイア・センの考え方から再検討が必要だと思われる。
センの主張
―飢餓は民主主義的な地域では起きておらず、飢餓問題の解決のためには民主主義
が必要であり、東アジアには民主主義が妥当しないという根拠はない
―アジアには儒教だけではなく多様な考え方が存在しており、民主主義的な考えも存在する
センは、平和と生存を保障するために人間の安全保障という概念を提唱しているが、
それは、一人ひとりの主体的な行為によって達成されるという。こうした主体的な行為者
が育つことが、東アジアの平和と発展、さらには東アジアが主体となってアジアの平和と
発展に貢献することを可能にすると考えられる。
こうした民主主義の普遍的な妥当性を前提にし、本研究では、各国の民主主義の特徴
を学校図書館分析から明らかのするという視点を明確に持つことが必要だと思われる。
2.次回研究会日程と内容について
1)次回研究会を春休み開催したいが、日程は未定
2)内容
韓国学校図書館振興法の紹介(木幡洋子)
季刊教育法への投稿について
3)懇親会(予定) 3月17日(土)名古屋