著者 石川 健治
4.6 5つ星のうち 2 カスタマーレビュー
ダウンロード憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだ無料PDF石川 健治 - 内容紹介 〈違憲審査基準論か、三段階審査論か〉の、その先へわが国憲法学の中に存在している「アメリカ派」と「ドイツ派」の「溝」について考え、実務家や行政法学者をもまじえつつ、最高裁判例を読みとくにあたってのより適合的な憲法解釈の在り方を探るべく2年間にわたって行われた「審査基準論を問いなおす」研究会。その成果の一部として、本書では立法事実、立法裁量、比例原則、権限配分といった、わが国憲法訴訟のゆくえを占う重要テーマについて、理論と理論、および理論と実務との間での対話を試みつつ、ラディカルに問いなおします。《目次》立法事実論の再構成──事実認定論からみた違憲審査〔巽 智彦〕立法裁量と司法審査──アメリカ憲法論の一視点から〔尾形 健〕比例原則の意義と問題点――ドイツ流の比例原則を手がかりにして〔松本和彦〕司法審査の様式としての「類推によるリーズニング」──アメリカ例外主義の一断面〔青井未帆〕最高裁のなかの〈アメリカ〉──憲法的二次ルールとしての権限配分〔山本龍彦〕立憲主義の四つのモデル──A double standard in practice〔遠藤比呂通〕ドグマーティクと反ドグマーティクのあいだ〔石川健治〕最高裁の「総合的衡量による合理性判断の枠組み」の問題点〔泉 徳治〕【座談会】「十字路」の風景──最高裁のなかのドイツとアメリカ〔石川健治・山本龍彦・泉徳治〕 内容(「BOOK」データベースより) 最高裁判例を読みとくにあたってのより適合的な憲法解釈の在り方を探るべく、立法事実、立法裁量、比例原則、権限配分といった、わが国憲法訴訟のゆくえを占う重要テーマについて、理論と理論、および理論と実務との間での対話を試みつつラディカルに問いなおす、珠玉の8篇。 商品の説明をすべて表示する
以下は、憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだで最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 本書は編者に石川先生、山本先生、泉先生という大物が揃っていますが、各論文を担当された先生も大物揃い。本書の「先鋒」を担当されたのは巽准教授ですが、巽論文は規範的要件としての違憲性という受験勉強ではあまり目にしない用語を用いており新鮮であった。 また、現在プライバシー権といったら山本龍彦といえるくらいに有名になられた山本教授の論文はこれまでにないテイストのものとなっていた。 そして、事例問題から考えるの松本教授の比較衡量についての論文はためになった。 さらに、石川教授の論文は、教授独特の語彙力・文才に相変わらず感銘を受けながら読むことが出来た。 最後に、泉先生の論文は元裁判官からの目線で語られており、当時どのような背景でこの判決が書かれたのか等学ぶことが出来る。 くわえて、編者の座談会はかなり有用なものとなっており、このレビューを見ている方のご自身の目で確認していただきたい。 図書館で借りることをオススメするが、学問的知に関心がある人は購入しても損はしない。 Tags:憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだPDFダウンロード憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだPDF憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだのePub憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだダウンロード憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだオーディオブック憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだダウンロードブック憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだ発売日憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだ試し読み憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだネタバレ憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだamazon憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだdownload憲法訴訟の十字路-実務と学知のあいだkindle