銀行所有不動産(REO)
カリフォルニアでは、支払いが出来なくなった不動産物件が差し押さえられフォークロージャーになると、トラスティセール(競売)になります。トラスティで売れなかった不動産を抵当権を持つ金融機関(例えば銀行)が所有し、不動産業者を通じて再びマーケットに出ます。所有主が銀行というだけでローンを組む資格があれば購入出来ます。不動産物件の詳細開示はしてくれませんので、専門家の検査、調査を手配しましょう。
ショートセールと銀行所有物件
ショートセールは銀行の所有(抵当流れ)ではありませんが、売り手が銀行から借りてる家のローン残金額よりも安い値段で掲載(売ろうと)しているので、ローンを持っている銀行に売り手がローン残金を、まけてもらうことが出来ますが、ホイホイと簡単にまけてはくれないので、そのために銀行と売り手との交渉時間がかかりますので、 買い手は待つ事を要求され、購入プロセスに時間がかかります。2014年ころから、ショートトセール物件はかなり稀になりました。
FNMA(ファニーメイ)連邦住宅抵当公庫のREO物件
ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)は民間金融機関に対する住宅ローン債権の保証をし、不動産融資をしやすくして多くの人にマイホーム購買を促進する機関です。 民間の銀行のようにファニー・メイ自身も抵当流れの住宅不動産を所有(REO)しています。 その物件がとてもお得な条件で購入できます!! 景気の上昇、低金利により、ファニーメイの物件は少なくなりました。
ファニーメイ所有物件の購入ガイド
ファニーメイのREO(銀行所有)物件のみ使える融資プログラムです。
自宅なら、頭金3%から購入可能。
クレジットスコアが高くなくてもいい (もちろん高いほうがいい)
自宅、セカンドハウス、投資用どちらでも可能。
モーゲージ保険必要なし。通常なら課せられる20%以下の低頭金に対するモーゲージ保険の支払いなし。
ローンのための物件査定料必要なし。
クロージングコストの多くを、売り手(ファニーメイ)が払ってくれることが多い。
すべての銀行がこのローンを扱ってくれているわけではありません。貸付機関(銀行)が限られます。
上記融資プログラムは、米国で収入を得て、税金申告されているかたになります。日本在住(外国人)のかたは上記ローンを組むことは困難。
☆ファニーメイの物件購入は、条件が合えばどんなローンでも購入可能です。